エコス

エコス、2026年2月期は経常利益6.3%減 当期純利益は店舗減損で36.0%減

決算サマリー 2026.08.30
エコス、2026年2月期は経常利益6.3%減 当期純利益は店舗減損で36.0%減

※本記事はエコスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社エコスは2026年2月期の連結決算を発表した。営業収益は137,985百万円で前期比0.6%増となったが、人件費を中心とした経費負担の増加に加え、一部店舗の減損損失を計上した結果、経常利益は5,891百万円で前期比6.3%減、親会社株主に帰属する当期純利益は2,645百万円で前期比36.0%減となった。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

営業総利益の増加が人件費等の負担増をカバーしきれず、経常利益は394百万円の減少となった。要因として、営業総利益+927百万円に対し、人件費▲1,093百万円、減価償却費等▲203百万円、水道光熱費▲20百万円、賃借料▲148百万円、その他経費▲103百万円、営業外損益+246百万円が挙げられている。なお、2025年4月14日公表の2026年2月期見通し(営業収益140,000百万円、経常利益6,000百万円、当期純利益4,000百万円)は2026年4月7日に下方修正(営業収益137,950百万円、経常利益5,850百万円、当期純利益2,600百万円)されており、今回の実績はその修正後見通しに対して営業収益・経常利益・当期純利益いずれも上回った。

項目2025年2月期2026年2月期増減
営業収益137,176137,985+808(+0.6%)
経常利益6,2855,891▲394(▲6.3%)
当期純利益4,1312,645▲1,485(▲36.0%)

部門別の状況

惣菜・冷凍食品の強化により、営業収益に占める惣菜部門の構成比は前期の13.4%から13.8%へ伸長した。既存店売上高指標(エコス・たいらや・与野フードセンター・マスダの4社合計、収益認識に関する会計基準適用前の数値)は、売上高98.0%、客数95.5%、客単価102.5%、一品当たり単価104.8%、買い上げ点数97.9%となり、来店客数の減少により既存店売上高は苦戦を強いられた。

部門2025年2月期営業収益構成比2026年2月期営業収益構成比
青果19,09513.9%19,16313.9%
鮮魚12,2889.0%11,9178.6%
精肉15,14911.0%15,02410.9%
惣菜18,36513.4%19,05813.8%
デイリー32,56023.7%32,64423.7%
一般食品26,35019.2%26,86819.5%
酒類6,8045.0%6,6024.8%
雑貨1,9161.4%1,7901.3%
その他3960.3%4140.3%
その他部門4,2483.1%4,5013.3%
合計137,176100.0%137,985100.0%
部門別内訳
出典:2025年度 決算説明資料 P.7

通期業績予想

2027年2月期(資料表記「2026年度」)の通期見通しは、営業収益138,000百万円(前期比+148百万円)、経常利益5,500百万円(前期比▲391百万円)、当期純利益3,500百万円(前期比+854百万円)。経常利益は減益となるが、減損損失の反動により当期純利益は増益を見込むとしている。新店4店舗、改装10店舗の投資を計画している。

項目2026年2月期実績(通期)2027年2月期見通し(通期)増減
営業収益137,985138,000+148
経常利益5,8915,500▲391
当期純利益2,6453,500+854
1株当たり配当金70円70円±0円
2026年度見通し
出典:2025年度 決算説明資料 P.12

株主還元

2026年2月期(資料表記「2025年度」)は1株当たり5円増配の70円の配当を実施予定。2026年5月20日開催の株主総会での承認を経て正式決定するとしている。2027年2月期(資料表記「2026年度」)の配当予想は70円で、前期比±0円としている。

1株当たり配当金の推移
出典:2025年度 決算説明資料 P.11

中期経営計画の進捗

中期経営計画(2024年3月〜2027年2月)は2026年度(2027年2月期)に営業収益1,600億円、経常利益70億円を目指す定量目標を掲げている。計画2年目にあたる2025年度(2026年2月期)は、営業収益1,380億円(計画1,450億円)、経常利益59億円(計画65億円)となり、営業収益・経常利益ともに計画未達となった。定性面では、商品改革において「商品選定会議」の充実を図ったが更なるレベルアップが必要とし、人材育成では若手・女性の活躍や管理職登用があまり進まなかったとしている。

中期経営計画の進捗(定量面)
出典:2025年度 決算説明資料 P.16

※本記事はエコスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次