※本記事はポピンズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ポピンズは2025年12月期(連結)の決算を発表した。売上高34,409百万円(前期比+8.6%)、営業利益1,840百万円(同+16.9%)、経常利益1,812百万円(同+13.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,142百万円(同+47.1%)となり、過去最高益を更新した。ファミリーケア事業の高い成長やプロフェッショナル事業の好調な受注・研修実施が寄与した一方、エデュケア事業では人財不足による減益があった。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は順調に推移し、売上総利益は高利益率のファミリーケア事業の構成比上昇と同事業の成長率が売上高を上回ったことで伸長した。販管費はナニー・シルバーケアのコンシェルジュ等の人員強化や、各事業およびグループ管理・企画体制の強化、事業成長に伴う準変動費の増加により増加した。当期は保育施設に係る減損損失56百万円(前期371百万円)を計上している。
| 項目 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 増減 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 31,690 | 34,409 | 2,719 | +8.6% |
| 売上原価 | 25,106 | 26,921 | 1,814 | +7.2% |
| 売上総利益 | 6,583 | 7,488 | 904 | +13.7% |
| 販売費及び一般管理費 | 5,009 | 5,647 | 638 | +12.7% |
| 営業利益 | 1,574 | 1,840 | 266 | +16.9% |
| 経常利益 | 1,594 | 1,812 | 218 | +13.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 776 | 1,142 | 365 | +47.1% |
セグメント別の状況
ファミリーケア事業は売上・利益ともに高い成長率となった。エデュケア事業は学童が好調だった一方、人財不足による減益があり、採用・離職抑制の強化でマイナス影響を軽減した。プロフェッショナル事業は大型2案件の再獲得を含め、年間受注・研修実施ともに好調だった(単位:百万円)。
| セグメント | 指標 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 増減 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ファミリーケア事業 | 売上高 | 8,202 | 6,729 | 1,472 | +21.9% |
| ファミリーケア事業 | 営業利益 | 1,744 | 1,360 | 384 | +28.2% |
| エデュケア事業 | 売上高 | 25,303 | 24,004 | 1,299 | +5.4% |
| エデュケア事業 | 営業利益 | 1,495 | 1,567 | △71 | △4.6% |
| プロフェッショナル事業 | 売上高 | 717 | 628 | 88 | +14.1% |
| プロフェッショナル事業 | 営業利益 | 195 | 112 | 83 | +74.6% |
| その他事業 | 売上高 | 392 | 474 | △81 | △17.2% |
| その他事業 | 営業利益 | 6 | 2 | 4 | +197.2% |


通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期の連結業績予想は、売上高36,700百万円(前期比+6.7%)、営業利益1,920百万円(同+4.3%)、経常利益1,880百万円(同+3.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,200百万円(同+5.0%)。なお、令和7年度人事院勧告に伴う公定価格改定(+5.3%)の影響は、助成金収入増・人件費増ともに現時点で未考慮としている。「中期経営計画2030」(2030年度 営業利益30億円以上)達成に向け、2025年度はDX投資やポートフォリオ管理等の先行投資を完遂したとしている。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期実績 | 増減 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 36,700 | 34,409 | 2,290 | +6.7% |
| 営業利益 | 1,920 | 1,840 | 79 | +4.3% |
| 経常利益 | 1,880 | 1,812 | 67 | +3.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,200 | 1,142 | 57 | +5.0% |

株主還元
配当予想は2025年12月期が一株45円(当初予想比+5円の増配)、2026年12月期は一株47円(同+2円の増配)。なお2025年12月期末配当は、2026年2月25日開催の取締役会にて決議する予定としている(同社は定款で配当の決定機関を取締役会と定めている)。
| 決算期 | 一株配当 | 配当性向 | DOE |
|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 40円 | 47.0% | 5.0% |
| 2023年12月期 | 40円 | 57.3% | 4.8% |
| 2024年12月期 | 40円 | 50.1% | 4.7% |
| 2025年12月期(予定) | 45円 | 38.4% | 4.9% |
| 2026年12月期(予想) | 47円 | 38.2% | 4.8% |

中期経営計画
同社は「中期経営計画2030」において2030年度の営業利益30億円以上を目標としている。全社ROICは2030年目標12%に向けて改善が続いており、2025年12月期は10.0%(前期比+2.0%pt)となった。
※本記事はポピンズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。