※本記事はカーメイトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
カーメイトの2026年3月期(2025年4月~2026年3月)連結業績は、売上高145億63百万円(前期比6.2%減)、営業利益6億4百万円(同100.8%増)、経常利益6億53百万円(同73.0%増)、当期純利益2億81百万円(前期は3億32百万円の損失)となった。売上高は減収となったものの、営業利益・経常利益は増益となり、当期純利益は黒字転換した。
連結業績(2026年3月期 実績)
売上高の減収は、主にチャイルドシート、ドライブレコーダーの大幅な減収による。営業利益は、減損会計適用による償却負担の減少とセールスミックスの差異により増益となった。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2025年3月期実績 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 14,563 | 15,523 | △960 | △6.2% |
| 営業利益(百万円) | 604 | 300 | 304 | 100.8% |
| 経常利益(百万円) | 653 | 377 | 276 | 73.0% |
| 当期純利益(百万円) | 281 | △332 | 613 | ― |
| 一株当たり当期純利益 | 39.86円 | △47.08円 | ― | ― |
| 一株当たり配当金 | 30円 | 30円 | ― | ― |

セグメント別の状況
車関連事業は売上高128億54百万円(前期比8.3%減)、営業利益14億24百万円(同10.3%増)となった。車用品部門はチャイルドシートのリコールやドライブレコーダーの市販市場縮小の影響などにより売上高33億3百万円(同23.4%減)と大きく減少した。一方、運搬架台・タイヤ滑止部門は売上高34億49百万円(同0.5%増)、ケミカル類部門は洗車関連用品や噴霧式ディフューザーの拡充により売上高44億33百万円(同6.2%増)となった。カメラ・電子・電気機器部門はハロゲン・H.I.D需要の減少やドライブレコーダーの市販市場縮小により売上高16億68百万円(同20.6%減)となった。
アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業は、バインディング・ブーツの売上伸長や中国・アジア地域の売上拡大、ウインタースポーツの活況などにより売上高17億9百万円(同13.6%増)、営業利益2億67百万円(同203.5%増)と増収増益となった。
セグメント別営業利益は、車関連事業14億24百万円(前期比10.3%増)、アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業2億67百万円(同203.5%増)で、全社費用は△10億87百万円(前期△10億78百万円)となった。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期実績(百万円) | 2025年3月期実績(百万円) |
|---|---|---|---|
| 車関連事業 | 売上高 | 12,854 | 14,019 |
| 車関連事業 | 営業利益 | 1,424 | 1,291 |
| ・車用品部門 | 売上高 | 3,303 | 4,311 |
| ・運搬架台・タイヤ滑止部門 | 売上高 | 3,449 | 3,433 |
| ・ケミカル類部門 | 売上高 | 4,433 | 4,172 |
| ・カメラ・電子・電気機器部門 | 売上高 | 1,668 | 2,101 |
| アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業 | 売上高 | 1,709 | 1,503 |
| アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業 | 営業利益 | 267 | 88 |
| 全社費用 | 営業利益 | △1,087 | △1,078 |
| 合計 | 売上高 | 14,563 | 15,523 |
| 合計 | 営業利益 | 604 | 300 |

財務状況
総資産は202億10百万円(前期末比1億21百万円減)となった。流動資産は、現金及び預金が4億64百万円増加した一方、売上債権が2億41百万円、棚卸資産が3億40百万円それぞれ減少し、170億3百万円(同1億91百万円減)となった。負債は有利子負債が1億60百万円、仕入債務が2億93百万円それぞれ減少し、50億6百万円(同4億88百万円減)となった。純資産は利益剰余金の増加などにより152億3百万円(同3億66百万円増)となり、自己資本比率は75.2%(同2.2ポイント上昇)となった。営業活動によるキャッシュ・フローは8億68百万円のプラス(前期14億53百万円のプラス)、投資活動によるキャッシュ・フローは10億88百万円のマイナスで、フリー・キャッシュ・フローは2億19百万円のマイナス(前期6億38百万円のプラス)となった。現金及び現金同等物の期末残高は90億55百万円(前期末比5億89百万円減)となった。
通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期は、売上高153億80百万円(前期比5.6%増)、営業利益8億33百万円(同38.0%増)、経常利益8億86百万円(同35.7%増)、当期純利益5億69百万円(同102.7%増)を計画している。売上高計画の内訳は、車用品部門が米国向けオートスポーツ用品の売上増やチャイルドシート関連事業の挽回により+2.5億円、運搬架台・タイヤ滑止部門が新製品投入強化などにより+0.4億円、ケミカル類部門が中国国内向け芳香剤の売上増加などにより+1.7億円、カメラ・電子・電気機器部門がドライブレコーダー新型発売などにより+3.2億円、アウトドア・レジャー・スポーツ部門が新ブランド「NAGARE」の展開などにより+0.2億円を見込んでいる。
| 項目 | 2027年3月期計画(百万円) | 2026年3月期実績(百万円) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15,380 | 14,563 | 5.6% |
| 営業利益 | 833 | 604 | 38.0% |
| 経常利益 | 886 | 653 | 35.7% |
| 当期純利益 | 569 | 281 | 102.7% |
| 一株当たり配当金(予想) | 30円 | 30円 | ― |

株主還元
1株当たり配当金は、中間配当15円・期末配当15円の合計30円(前期と同額)となった。2027年3月期も中間配当15円・期末配当15円の合計30円を予定している。連結配当性向は2026年3月期75.3%、2027年3月期(予想)37.1%としている。

トピックス
2026年3月期のトピックスとして、芳香剤・ケミカル他の消耗品事業の強化、世界初となる樹脂成形ルーフデッキの発売(従来比約30%軽量化で機能性・安全性を向上)、超撥水「ゼロワイパー」の米国市場展開(CES 2026出展)、INNO/FLUX第4回北京合同展示会への出展などを実施した。2026年6月7日には創立60周年を迎えた。
※本記事はカーメイトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。