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Casa、2026年1月期は増収も営業損失 特別利益で当期純利益は黒字確保

決算サマリー 2026.08.30
Casa、2026年1月期は増収も営業損失 特別利益で当期純利益は黒字確保

※本記事はCasaが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Casaは2026年1月期(通期)の決算説明資料を公表した。売上高は前期比105%の12,753百万円となり、2025年9月10日開示の予想(12,768百万円)に対しほぼ計画通りに着地した。一方、貸倒引当金繰入額の増加や訴訟・処分費用の一時的な計上により売上原価が拡大し、営業損失63百万円(予想は営業損失298百万円)となった。経常利益は45百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は連結子会社の譲渡に伴う特別利益198百万円の計上により123百万円(前期比20%)となった。

目次

連結業績(2026年1月期 実績)

売上高は初回保証料が前期比101%の6,131百万円、継続保証料が前期比107%の6,278百万円と、いずれも安定的に推移した。売上原価は紹介手数料(前期比109%)や貸倒引当金繰入額(前期比178%)の増加に加え、未解決案件の整理に伴う訴訟・処分費用が一時的に増加し、6,663百万円(前期比140%)となった。営業利益は63百万円の損失となったが、主要原価項目および販管費のコントロール強化により、予想比では235百万円改善した。経常利益は45百万円の黒字を確保し、親会社株主に帰属する当期純利益は連結子会社の譲渡に伴う特別利益198百万円(子会社株式売却益)の計上により123百万円となった。EBITDAは553百万円(予想比179%、前期比25%)となった。

項目2026年1月期実績2025年9月10日開示の予想予想比前期比
売上高12,753百万円12,768百万円100%105%
初回保証料6,131百万円6,168百万円99%101%
継続保証料6,278百万円6,250百万円100%107%
売上原価6,663百万円6,669百万円100%140%
販管費6,153百万円6,397百万円96%101%
営業利益△63百万円△298百万円
経常利益45百万円△220百万円
特別利益198百万円198百万円100%
親会社株主に帰属する当期純利益123百万円△90百万円20%
EBITDA553百万円308百万円179%25%
連結損益計算書詳細2025年度
出典:Casa 2026年1月期 決算説明資料 P.4

主要KPI

代理店利用と新規獲得の進展で申込件数は前年同期比7%増と堅調に拡大したが、審査厳格化により承認率が約10%低下したため、新規契約件数は前期比101%の137,272件と前年並みにとどまった。保有契約件数は前期比106%の683,602件、代理店社数は前期比107%の15,130社(1,041社増)といずれも順調に増加した。新規契約額6,331百万円のうち、事業用は1,436百万円(構成比23%、前期比100%)であった。

指標2026年1月期実績前期比
新規契約件数137,272件101%
保有契約件数683,602件106%
代理店社数15,130社107%
新規契約額(事業用)1,436百万円100%
主要KPI
出典:Casa 2026年1月期 決算説明資料 P.5

通期業績予想(2027年1月期)

2027年1月期(26年度)は、新体制への移行と回収体制の再構築、業務生産性の改善を通じ、利益に結びつく事業構造への転換を図るとしている。売上高は前期比8.4%増の13,830百万円、営業利益は355百万円(前期は63百万円の損失)、経常利益は前期比837.9%増の426百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比51.9%増の187百万円、EBITDAは前期比78.7%増の990百万円を計画している。

項目2027年1月期計画2026年1月期実績増減率増減
売上高13,830百万円12,753百万円+8.4%+1,076百万円
初回保証料6,472百万円6,131百万円+5.6%+341百万円
継続保証料6,583百万円6,278百万円+4.9%+305百万円
売上原価6,794百万円6,663百万円+2.0%+131百万円
販管費6,680百万円6,153百万円+8.5%+526百万円
営業利益355百万円△63百万円-%+419百万円
経常利益426百万円45百万円+837.9%+380百万円
親会社株主に帰属する当期純利益187百万円123百万円+51.9%+64百万円
EBITDA990百万円553百万円+78.7%+436百万円
2026年連結業績計画
出典:Casa 2026年1月期 決算説明資料 P.18

中期経営計画の見直し

中期経営計画を見直し、2026年1月期(25年度)を「課題の可視化」、2027年1月期(26年度)を「構造転換の実行」、2028年1月期(27年度)を「成果の収益化」と位置づけている。2027年1月期の計画は売上高13,830百万円・営業利益355百万円・営業利益率2.6%・EBITDA990百万円、2028年1月期の計画は売上高15,271百万円・営業利益1,165百万円・営業利益率7.6%・EBITDA1,822百万円としている。これは旧計画(2027年1月期:売上高13,988百万円・営業利益1,478百万円・営業利益率10.6%・EBITDA2,104百万円、2028年1月期:売上高15,424百万円・営業利益2,005百万円・営業利益率13.0%・EBITDA2,642百万円)から下方修正されたものである。なお、本資料には配当金額等の具体的な数値の記載はなく、株主還元の方針としては「安定配当の維持」が示されるにとどまる。

年度項目新計画旧計画
2027年1月期(26年度)売上高13,830百万円13,988百万円
2027年1月期(26年度)営業利益355百万円1,478百万円
2027年1月期(26年度)営業利益率2.6%10.6%
2027年1月期(26年度)EBITDA990百万円2,104百万円
2028年1月期(27年度)売上高15,271百万円15,424百万円
2028年1月期(27年度)営業利益1,165百万円2,005百万円
2028年1月期(27年度)営業利益率7.6%13.0%
2028年1月期(27年度)EBITDA1,822百万円2,642百万円
中期経営計画の見直し
出典:Casa 2026年1月期 決算説明資料 P.19

※本記事はCasaが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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