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FPG、2025年9月期は増収減益 売上高は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.30
FPG、2025年9月期は増収減益 売上高は過去最高を更新

※本記事はFPGが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

FPGの2025年9月期連結業績は、売上高1,297.6億円(前期比+20.4%)と過去最高を更新した一方、営業利益254.1億円(同▲11.2%)、経常利益264.9億円(同▲8.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益181.5億円(同▲11.2%)といずれも減益となった。売上高はリースファンド事業と国内不動産ファンド事業がけん引した。利益面は、国内不動産ファンド事業における開発案件「プレステージレジデンス白金台」の販売時期を、マンション価格の先高観を踏まえてより高い収益性を見込み、当初計画の当期から来期に変更したことが主因。1株当たり年間配当金は130.40円(前期比+10.10円)と増配し、配当性向は60.3%だった。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

連結売上高は1,297.6億円と対前年・期初予想比でともに増収し、過去最高を更新した。一方、売上総利益・営業利益・経常利益・当期純利益は、国内不動産ファンド事業の開発案件の販売時期変更を主因に、対前年・期初予想比でともに減益となった。

項目2025年9月期実績2024年9月期実績増減額増減率期初予想達成率
売上高1,297.6億円1,077.8億円+219.8億円+20.4%1,235.0億円+5.1%
売上総利益360.4億円383.4億円▲23.0億円▲6.0%426.0億円▲15.4%
営業利益254.1億円286.3億円▲32.1億円▲11.2%317.0億円▲19.8%
経常利益264.9億円289.0億円▲24.1億円▲8.4%317.0億円▲16.4%
売上高経常利益率20.4%26.8%▲6.4%25.7%
親会社株主に帰属する当期純利益181.5億円204.5億円▲23.0億円▲11.2%220.0億円▲17.5%
売上高当期純利益率14.0%19.0%▲5.0%17.8%
1株当たり年間配当金130.40円120.30円+10.10円+8.4%130.40円
2025年9月期業績サマリー(連結)
出典:2025年9月期 連結決算説明資料 P.7

事業別の状況

リースファンド事業は、投資家から好評の短期フルエクイティ案件を積極的に販売し、出資金販売額2,332.2億円(前期比+26.5%)と過去最高を大幅に更新。売上高も海外子会社における航空機の売却により過去最高を更新した。売上総利益は対前年比で減益となったが期初予想は超過した。国内不動産ファンド事業は、不動産小口化商品の販売額が過去最高を大幅に更新し、5期連続で年間最高販売額を更新、累計販売額は3,000億円を突破した。売上総利益は原価率の高い大規模案件の販売構成比増加などにより対前年比で増益となったが、開発案件の販売を来期へ持ち越したことにより期初予想は未達だった。海外不動産ファンド事業は慎重な取り組みを継続した結果、売上高・売上総利益ともに対前年比では増収増益となったが、期初予想は未達だった。

事業項目2025年9月期実績2024年9月期実績増減額増減率
リースファンド事業売上高298.4億円292.7億円+5.6億円+1.9%
リースファンド事業売上総利益231.4億円261.1億円▲29.7億円▲11.4%
リースファンド事業出資金販売額2,332.2億円1,843.7億円+488.5億円+26.5%
国内不動産ファンド事業売上高959.8億円750.9億円+208.9億円+27.8%
国内不動産ファンド事業売上総利益100.7億円97.2億円+3.5億円+3.6%
国内不動産ファンド事業販売額949.5億円738.4億円+211.1億円+28.6%
海外不動産ファンド事業売上高35.1億円27.3億円+7.8億円+28.7%
海外不動産ファンド事業売上総利益31.0億円23.5億円+7.5億円+32.0%
海外不動産ファンド事業出資金販売額168.5億円128.8億円+39.7億円+30.8%
その他事業売上高4.1億円6.7億円▲2.6億円▲38.4%
その他事業売上総利益▲2.8億円1.5億円▲4.3億円
2025年9月期業績サマリー(事業別)
出典:2025年9月期 連結決算説明資料 P.8

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期は、2024年9月期に記録した過去最高益(親会社株主に帰属する当期純利益204.5億円)の更新を目指す。売上高1,305.0億円(前期比+0.6%)、営業利益304.0億円(同+19.6%)、経常利益306.0億円(同+15.5%)、当期純利益210.0億円(同+15.7%)を計画。事業別では、リースファンド事業は前期に計上した航空機売却の売上高グロス計上分を除くと増収となり、それに伴い売上総利益は増益を見込む。国内不動産ファンド事業は積極的な組成と販売を推進し増収増益を見込む。海外不動産ファンド事業は米国の金利やインフレの動向を注視しつつ組成と販売を推進する。

区分項目2025年9月期実績2026年9月期予想増減額増減率
全社売上高1,297.6億円1,305.0億円+7.3億円+0.6%
全社売上総利益360.4億円416.0億円+55.5億円+15.4%
全社営業利益254.1億円304.0億円+49.8億円+19.6%
全社経常利益264.9億円306.0億円+41.0億円+15.5%
全社親会社株主に帰属する当期純利益181.5億円210.0億円+28.4億円+15.7%
リースファンド事業売上高298.4億円280.0億円▲18.4億円▲6.2%
リースファンド事業(除く販売用航空機)売上高272.9億円280.0億円+7.0億円+2.6%
リースファンド事業売上総利益231.4億円239.0億円+7.5億円+3.3%
国内不動産ファンド事業売上高959.8億円1,000.0億円+40.1億円+4.2%
国内不動産ファンド事業売上総利益100.7億円160.0億円+59.2億円+58.8%
海外不動産ファンド事業売上高35.1億円20.0億円▲15.1億円▲43.1%
海外不動産ファンド事業売上総利益31.0億円17.0億円▲14.0億円▲45.3%
その他事業売上高4.1億円5.0億円+0.8億円+19.8%
その他事業売上総利益▲2.8億円0.0億円+2.8億円
2026年9月期 業績・配当予想
出典:2025年9月期 連結決算説明資料 P.19

株主還元

持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安とした配当を実施している。2025年9月期の1株当たり年間配当金は130.40円(中間65.20円、期末65.20円)で前期比+10.10円の増配、配当性向は60.3%。2026年9月期は1株当たり年間配当金125.40円(中間62.70円、期末62.70円)を予想。なお、2025年9月期の期末配当金(1株当たり65.20円)は2025年12月23日開催予定の第24期定時株主総会に付議される。

決算期1株当たり年間配当金(円)配当性向(%)
2021年9月期18.5053.6
2022年9月期50.0050.4
2023年9月期73.0050.0
2024年9月期120.3050.1
2025年9月期130.4060.3
2026年9月期(予想)125.4050.0
1株当たり配当金・連結配当性向の推移
出典:2025年9月期 連結決算説明資料 P.23

※本記事はFPGが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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