※本記事はのむら産業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
のむら産業は2025年10月期の決算説明資料を公表した。主力の包装関連事業が好調に推移し、売上高は7,111百万円(前期比7.5%増)、営業利益は753百万円(同49.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は508百万円(同49.8%増)となった。売上高・営業利益ともに過去最高を達成した。
連結業績(2025年10月期 実績)
包装関連事業において顧客ニーズを着実にとらえた結果、業績は好調に推移し、営業利益は前期比49.1%増の大幅増益となった。2025年9月11日に上方修正した通期計画(売上高7,073百万円、営業利益743百万円、経常利益744百万円、当期純利益508百万円)に対する達成率は、売上高100.5%、営業利益101.3%、経常利益101.2%、当期純利益100.0%となった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,111百万円 | 6,612百万円 | 499百万円 | 7.5% |
| 売上総利益 | 1,914百万円 | 1,666百万円 | 247百万円 | 14.8% |
| 営業利益 | 753百万円 | 505百万円 | 248百万円 | 49.1% |
| 経常利益 | 753百万円 | 510百万円 | 242百万円 | 47.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 508百万円 | 339百万円 | 169百万円 | 49.8% |

セグメント別の状況
事業は包装関連事業(包装資材・包装機械、売上構成比約85%)と物流梱包事業(売上構成比約15%)の2セグメントで構成される。包装関連事業は、鮮度保持ニーズや省力化に貢献する製品の受注増、更新需要の重なりにより増収増益を達成し、売上高6,195百万円(前期比9.4%増)、セグメント利益679百万円(同43.4%増)となった。物流梱包事業は、大手通販会社の低コスト梱包資材への変更により売上高916百万円(同3.6%減、通期予想に織り込み済み)と一時的な減収となったものの、セグメント利益は73百万円(同136.7%増)と増益を達成した。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 包装関連事業 | 売上高 | 6,195百万円 | 5,662百万円 |
| 包装関連事業 | セグメント利益 | 679百万円 | 474百万円 |
| 物流梱包事業 | 売上高 | 916百万円 | 950百万円 |
| 物流梱包事業 | セグメント利益 | 73百万円 | 31百万円 |

通期業績予想(2026年10月期)
2026年10月期の連結業績予想は、包装関連事業を中心とした好調な業績を継続すると同時に重点施策の着実な実行により増収・増益を目指すとし、売上高7,360百万円(前期比3.5%増)、売上総利益1,996百万円(同4.3%増)、営業利益810百万円(同7.5%増)、経常利益809百万円(同7.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益548百万円(同7.9%増)、1株当たり当期純利益414.74円(同30.35円増)を見込む。セグメント別売上高予想は、包装関連事業が6,430百万円(同3.8%増)、物流梱包事業が930百万円(同1.5%増)、セグメント別営業利益予想は、包装関連事業が720百万円(同6.1%増)、物流梱包事業が89百万円(同20.9%増)としている。
| 項目 | 2026年10月期 予想 | 2025年10月期 実績 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,360百万円 | 7,111百万円 | 248百万円 | 3.5% |
| 売上総利益 | 1,996百万円 | 1,914百万円 | 82百万円 | 4.3% |
| 営業利益 | 810百万円 | 753百万円 | 56百万円 | 7.5% |
| 経常利益 | 809百万円 | 753百万円 | 56百万円 | 7.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 548百万円 | 508百万円 | 40百万円 | 7.9% |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 414.74円 | 384.39円 | 30.35円 | 7.9% |

中期経営方針
中期経営方針に変更はなく、3年後(2028年10月期)に売上高80億円、営業利益9億円超を目指すとしている。足元の事業環境への対応に注力するため、中期経営計画の策定は見送るとしている。今期のトピックスとして、鮮度保持ニーズに対応したチャック付横ガゼットロール袋や精米の鮮度保持(窒素ガス充填)ニーズに対応した計量包装機など、既存顧客へのソリューション営業を実践しているほか、複数のコメ袋をまとめる二次包装機の引き合いが好調で、省力化・省スペース化を実現できる製品の提案を進めているとしている。
株主還元
配当の基本方針は、事業拡大に必要な内部留保とのバランスを図りながら連結配当性向25%程度を目標としつつ、継続的かつ安定的な配当を実施するとしている。2025年10月期の配当(最終)は前期比30円増配、2026年10月期は前期比7円増配し96円を予定としている。
| 決算期 | 1株当たり配当金 | 前期比 |
|---|---|---|
| 2024年10月期(実績) | 59円 | - |
| 2025年10月期(実績) | 89円 | +30円 |
| 2026年10月期(予想) | 96円 | +7円 |

※本記事はのむら産業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。