※本記事はコモが公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
本記事は、コモ(2224)が2026年5月11日に公表した2026年3月期 通期決算短信に基づく簡易サマリーです。当期の連結業績は売上高73億2千3百万円(前期比3.0%増)、経常利益1億1千7百万円(同64.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7千6百万円(同80.4%増)となり、増収増益で着地しました。同社は2027年3月期より非連結決算に移行するため、次期は連結業績予想を開示せず、個別業績予想として売上高73億円、当期純利益2億5百万円を見込んでいます。
連結業績(2026年3月期 実績)
決算短信の連結損益計算書によると、売上高は7,323,754千円(前期7,111,216千円)、営業利益は172,065千円(同66,184千円)、経常利益は117,680千円(同71,614千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は76,925千円(同42,638千円)となりました。営業外費用にはシンジケートローン手数料58,000千円が計上されています。1株当たり当期純利益金額は22.14円(前期12.27円)、1株当たり純資産額は616.27円(同586.93円)です。
経営成績の概況では、生産・品質の安定と設備の老朽化による生産リスク軽減のため2027年10月の操業を予定する設備投資計画を作成し順次工事等を進めたこと、新たに「クレセントショコラ」「クレセントホワイト」のNB製品2品とPB製品3品を発売したこと、原材料価格等の上昇を踏まえた製品価格の改定による適正な取引の推進に努める一方、生活協同組合および自動販売機オペレーターとの取引を堅持しつつ量販店等への売上高増加を図ったことが挙げられています。
財政状態は、総資産が前連結会計年度末比1千2百万円増の47億3千9百万円、負債合計が8千8百万円減の25億9千7百万円、純資産が1億1百万円増の21億4千1百万円。自己資本比率は45.2%(前期43.2%)となりました。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが3億7千8百万円の収入(前年同期は3千万円の獲得)、投資活動によるキャッシュ・フローが2億3千5百万円の支出(前年同期比23.5%減)、財務活動によるキャッシュ・フローが1億1百万円の支出(同7.4%減)で、現金及び現金同等物の期末残高は3億1千3百万円となりました。なお、セグメント情報等の注記では、同社グループはロングライフパンの製造及び販売事業の単一セグメントであるため記載を省略しています。
| 項目(単位:千円) | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 前期比(短信記載) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,323,754 | 7,111,216 | 3.0%増 |
| 売上総利益 | 2,005,834 | 1,852,210 | ― |
| 営業利益 | 172,065 | 66,184 | ― |
| 経常利益 | 117,680 | 71,614 | 64.3%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 76,925 | 42,638 | 80.4%増 |
| 1株当たり当期純利益金額(円) | 22.14 | 12.27 | ― |
通期業績予想
今後の見通しでは、賃上げ等による消費の下支えが期待される一方、地政学リスクの更なる高まり、原材料価格およびエネルギー価格の上昇、労働力人口の減少等を背景とする人件費・物流費の上昇、米国の通商政策の転換、日銀による政策金利の引上げ等が懸念され、依然として厳しい状況が続くとの見方が示されています。2027年3月期は、パネトーネ種の特長を活かした付加価値の高い新製品の開発および原材料の見直しに注力するとともに、新たな市場の開拓、販路の拡大、適正な価格による取引等により収益力の向上につなげ、2026年3月期に決定した設備投資計画の実施を着実に進めるほか、子会社の吸収合併等を含む業務の合理化にも努めるとしています。
同社は2027年3月期より非連結決算に移行するため、連結業績予想を開示せず、個別業績予想を開示しています。次期は売上高73億円、営業利益2億8百万円、経常利益1億8千4百万円、当期純利益2億5百万円を見込んでいます。詳細は同日公表の「完全子会社の吸収合併に伴う特別利益(抱合せ株式消滅差益)の発生及び非連結決算への移行並びに2027年3月期個別業績予想に関するお知らせ」を参照するよう案内されています。
| 項目 | 2027年3月期 個別予想 | 2026年3月期 連結実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 73億円 | 73億2千3百万円 |
| 営業利益 | 2億8百万円 | 172,065千円 |
| 経常利益 | 1億8千4百万円 | 117,680千円 |
| 当期純利益 | 2億5百万円 | 76,925千円(親会社株主に帰属する当期純利益) |
株主還元
連結株主資本等変動計算書によると、当連結会計年度の剰余金の配当は24,321千円(前連結会計年度も24,321千円)です。連結キャッシュ・フロー計算書上の配当金の支払額は24,384千円(前連結会計年度24,335千円)となっています。自己株式の取得による支出は当連結会計年度は計上がなく(前連結会計年度は28千円)、当期末の自己株式は△306,395千円で前期末から変動していません。1株当たり配当金額および次期の配当予想については、本サマリーが参照した記載範囲では開示なしです。
※本記事はコモが公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。