エスケーエレクトロニクス

エスケーエレクトロニクス、2025年9月期は増収増益 2026年9月期も増収増益を予想 新中期経営計画を策定

決算サマリー 2026.08.28
エスケーエレクトロニクス、2025年9月期は増収増益 2026年9月期も増収増益を予想 新中期経営計画を策定

※本記事はエスケーエレクトロニクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社エスケーエレクトロニクスは2025年11月、2025年9月期(通期)の決算概要を公表した。売上高は29,187百万円(前期比+3,460百万円)、営業利益は3,854百万円(同+794百万円、営業利益率13.2%)となり、増収増益となった。同時に2026年9月期から2028年9月期までの中期経営計画と、2026年9月期の連結業績予想を公表し、2026年9月期も増収増益を見込むとしている。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

2025年9月期の連結業績は、売上高29,187百万円(前期25,727百万円、前期比+3,460百万円)、営業利益3,854百万円(前期3,059百万円、前期比+794百万円)となり、営業利益率は13.2%(前期11.9%)となった。経常利益は3,846百万円(前期比+789百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,731百万円(前期2,291百万円、前期比+439百万円)となった。EBITDAは7,163百万円(前期比+1,262百万円)、設備投資は6,867百万円(前期比+3,507百万円)となった。1株当たり配当金は130円(前期比+21円)を予定しており、2025年12月19日開催予定の定時株主総会決議をもって確定する。

項目2025年9月期(通期)前期比
売上高29,187百万円+3,460百万円
営業利益3,854百万円+794百万円
経常利益3,846百万円+789百万円
当期純利益2,731百万円+439百万円
EBITDA7,163百万円+1,262百万円
設備投資6,867百万円+3,507百万円
1株当たり配当金130円※+21円
エスケーエレクトロニクス 2025年9月期 連結業績
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.3

事業部門別業績

事業部門別では、大型フォトマスク事業の売上高が28,776百万円(前期比+3,136百万円)、営業利益が4,198百万円(前期比+867百万円)となった。ソリューション事業(RFID分野・ヘルスケア分野)は売上高84百万円(前期比△2百万円)、営業利益△280百万円(前期比△9百万円)となった。スクリーンマスク・メタルマスク事業は、2025年5月にアサヒテック株式会社の国内事業会社を連結子会社化したことにより新たに区分され、売上高326百万円、営業利益19百万円となった(連結子会社化前のため前期比の記載なし)。フォトマスク事業の売上高は地域別で、2025年9月期は中国62%・韓国16%・台湾13%・日本9%の構成となった(前期は中国53%・韓国24%・台湾14%・日本9%)。有機EL・液晶別の構成比は、2025年9月期は有機EL47%・液晶53%となった(前期は50%・50%)。

事業2025年9月期 売上高前期比(売上高)2025年9月期 営業利益前期比(営業利益)
大型フォトマスク事業28,776百万円+3,136百万円4,198百万円+867百万円
ソリューション事業84百万円△2百万円△280百万円△9百万円
スクリーンマスク・メタルマスク事業326百万円-(新規連結のため)19百万円-(新規連結のため)
エスケーエレクトロニクス 事業部門別業績
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.8

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期の連結業績予想は、売上高30,500百万円(前期比+1,313百万円)、営業利益4,600百万円(前期比+746百万円)、経常利益4,600百万円(前期比+754百万円)、当期純利益3,200百万円(前期比+469百万円)と、増収増益を見込む。1株当たり配当金は152円(前期比+22円)を予定している。一方、EBITDAは6,500百万円(前期比△664百万円)、設備投資は5,400百万円(前期比△1,468百万円)を計画している。

項目2026年9月期(予想)前期比
売上高30,500百万円+1,313百万円
営業利益4,600百万円+746百万円
経常利益4,600百万円+754百万円
当期純利益3,200百万円+469百万円
EBITDA6,500百万円△664百万円
設備投資5,400百万円△1,468百万円
1株当たり配当金152円+22円
エスケーエレクトロニクス 2026年9月期 連結業績予想
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.25

株主還元

2025年9月期の1株当たり配当金は130円(前期比+21円)を予定しており、2025年12月19日開催予定の定時株主総会決議をもって確定する。2026年9月期は152円(前期比+22円)を予定している。中期経営計画のキャッシュ・アロケーションでは、株主還元方針に基づく株主還元として連結配当性向50%を掲げている。

中期経営計画(2026年9月期-2028年9月期)

2026年9月期から2028年9月期までの中期経営計画では、パーパスを「エレクトロニクスとテクノロジーの力で社会に貢献する」とし、重要施策として(1)積極的成長投資によるフォトマスク事業の拡大(マーケットシェア拡大のための生産能力強化)、(2)ソリューション事業の早期黒字化(RFID分野・ヘルスケア分野それぞれでの単年度黒字化)、(3)グループ企業拡大と新たな収益基盤の構築(M&Aを通じたグループ企業の拡大)を掲げている。中長期的なKPI目標値は、営業利益率20%以上(2025年9月期実績13.2%)、ROE15%以上(同8.2%)、売上高総資産回転率1.0以上(同0.71)としている。グループ連結売上計画(今後のM&Aを含まず)は、2025年9月期292億円から2026年9月期305億円、2027年9月期328億円、2028年9月期342億円への拡大を計画している。キャッシュ・アロケーションでは、2026年9月期から2028年9月期の3か年で成長投資に250億円~270億円(既存事業への積極投資170億円〈生産キャパシティ拡大50億円、高精細化・高付加価値商品対応等120億円〉、新たな収益基盤の構築に80億円~100億円〈M&A及びソリューション事業を含めた新規事業〉)を充てる計画で、株主還元は連結配当性向50%の方針を掲げている。

事業2025年9月期(実績)2026年9月期(計画)2027年9月期(計画)2028年9月期(計画)
フォトマスク事業288億円296億円317億円329億円
ソリューション事業0.8億円1.0億円1.8億円3.2億円
スクリーンマスク・メタルマスク事業3.3億円8.3億円8.9億円9.9億円
グループ計292億円305億円328億円342億円
エスケーエレクトロニクス グループ連結売上計画
出典:2025年9月期 決算説明資料 P.16

※本記事はエスケーエレクトロニクスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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