※本記事はヤーマンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ヤーマン株式会社は2026年2月13日、第52期(2025年12月期)の決算補足説明資料を公表した。同社は決算期変更に伴い、当期は8ヵ月の短縮決算となっている。売上高は17,246百万円、営業損益は718百万円の損失、当期純損益はのれん等の減損損失541百万円を含み1,197百万円の損失となった。資料は、決算期変更前の期間と直接比較できないため対前年比較を省略している。
業績(第52期 実績)
第52期の売上高は17,246百万円(前期25,040百万円)、売上総利益は9,539百万円(売上総利益率55.3%、前期14,215百万円・56.8%)、販売費及び一般管理費は10,257百万円(前期13,587百万円)だった。営業損益は718百万円の損失(営業利益率△4.2%、前期は628百万円の利益・利益率2.5%)、経常損益は638百万円の損失(前期310百万円の利益)、当期純損益は1,197百万円の損失(前期706百万円の利益)で、1株当たり当期純利益は△21.77円(前期12.85円)だった。当期純損益にはのれん等の減損損失541百万円を含む。
| 項目(百万円) | 第52期(8カ月) | 第51期(12カ月) | 対前年 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,246 | 25,040 | ー |
| 売上総利益(利益率) | 9,539(55.3%) | 14,215(56.8%) | ー |
| 販売費及び一般管理費 | 10,257 | 13,587 | ー |
| 営業利益(利益率) | △718(△4.2%) | 628(2.5%) | ー |
| 経常利益 | △638 | 310 | ー |
| 当期純利益 | △1,197 | 706 | ー |
| 1株当たり当期純利益(円) | △21.77 | 12.85 | ー |

セグメント別の業績(部門別損益)
部門別に見ると、通販部門の売上高は1,475百万円(前期3,330百万円)、営業利益は397百万円(前期958百万円)。店販部門の売上高は4,953百万円(前期8,068百万円)、営業利益は875百万円(前期1,575百万円)。直販部門の売上高は4,855百万円(前期7,521百万円)、営業利益は449百万円(前期1,065百万円)。海外部門の売上高は5,427百万円(前期5,858百万円)、営業利益は443百万円(前期1,332百万円)。その他部門の売上高は533百万円(前期842百万円)、営業利益は373百万円(前期287百万円)。開発部門・管理部門等の全社共通費用を含む調整額は、営業利益で△3,257百万円(前期△4,591百万円)だった。
| 部門 | 指標 | 第52期(8カ月) | 第51期(12カ月) |
|---|---|---|---|
| 通販部門 | 売上高 | 1,475 | 3,330 |
| 通販部門 | 営業利益 | 397 | 958 |
| 店販部門 | 売上高 | 4,953 | 8,068 |
| 店販部門 | 営業利益 | 875 | 1,575 |
| 直販部門 | 売上高 | 4,855 | 7,521 |
| 直販部門 | 営業利益 | 449 | 1,065 |
| 海外部門 | 売上高 | 5,427 | 5,858 |
| 海外部門 | 営業利益 | 443 | 1,332 |
| その他 | 売上高 | 533 | 842 |
| その他 | 営業利益 | 373 | 287 |
| 調整額 | 売上高 | ー | △581 |
| 調整額 | 営業利益 | △3,257 | △4,591 |
| 合計 | 売上高 | 17,246 | 25,040 |
| 合計 | 営業利益 | △718 | 628 |

通期業績予想
資料によると、決算期変更前の12ヵ月決算に相当する参考値として第52期実績を12ヵ月換算した場合、売上高258.7億円、営業利益△10.8億円、経常利益△9.6億円、当期純利益△18.0億円になるとしている。これに対し、決算期変更後初めて12ヵ月決算となる第53期(2026年12月期)の業績予想は、売上高275.0億円、営業利益4.5億円、経常利益5.0億円、当期純利益3.5億円としている。資料は第53期について「黒字化・利益優先」を最優先事項に掲げ、成長軌道への復帰を確かなものにするとしている。
| 項目(億円) | 第52期実績(8カ月) | 第52期実績(12カ月換算・参考値) | 第53期予想(12カ月) | 対前期増減額 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 172.4 | 258.7 | 275.0 | +16.3 |
| 営業利益 | △7.2 | △10.8 | 4.5 | +15.3 |
| 経常利益 | △6.4 | △9.6 | 5.0 | +14.6 |
| 当期純利益 | △12.0 | △18.0 | 3.5 | +21.5 |

株主還元
配当については、2025年6月13日公表時点から変更はなく、第53期(2026年12月期)の配当予想は1株当たり9.00円(中間4.25円、期末4.75円)としている。第52期(2025年12月期)実績の配当も1株当たり9.00円(中間4.25円、期末4.75円)だった。配当の基本方針は、安定的かつ継続的な実施を基本としつつ、将来の成長に向けた投資や財務基盤の強化とのバランスを踏まえ、期中の業績や配当性向を総合的に勘案して決定するとしている。
| 項目 | 第53期予想 | 第52期実績 |
|---|---|---|
| 中間配当 | 4.25円 | 4.25円 |
| 期末配当 | 4.75円 | 4.75円 |
| 年間配当計 | 9.00円 | 9.00円 |

中期経営計画/トピック
同社は、設立50周年の期となる2028年12月期に売上高500億円という新たな数値目標を定め、その達成に向けた中期経営計画を2026年3月中に開示するとしている。新たな中期経営計画は「『美顔器といえばヤーマン』の復活」と「『日本発』グローバルで通用する製品・ブランド創り」をテーマに掲げるとしている。
※本記事はヤーマンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。