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三越伊勢丹HD、2026年3月期は営業利益800億円・純利益760億円で3期連続過去最高益

決算サマリー 2026.08.11
三越伊勢丹HD、2026年3月期は営業利益800億円・純利益760億円で3期連続過去最高益

※本記事は三越伊勢丹HDが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

三越伊勢丹ホールディングスの2026年3月期(25年度)通期は、総額売上高12,995億円(前年比99.7%)とほぼ前年並みだったものの、販売管理費のコントロールにより営業利益は800億円(前年比104.9%)となり3年連続で過去最高を更新した。関係会社株式の売却益等も寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益は760億円(前年比144.1%)と過去最高を大幅に更新した。海外顧客売上高は環境与件の影響で減少したが、国内顧客売上高の伸長がこれを補った。2027年3月期(26年度)は営業利益815億円、当期純利益615億円を計画している。

目次

連結業績(当期 実績)

総額売上高は12,995億円(前年比99.7%、前年差▲41億円)とほぼ前年同水準。売上総利益は3,367億円(同99.7%)、販売管理費は経費構造改革により2,567億円(同98.2%、前年差▲46億円)に減少した。営業利益は800億円(同104.9%、前年差+37億円)、経常利益は865億円(同98.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は760億円(同144.1%、前年差+232億円)だった。

項目通期実績前年比前年差
総扱売上高13,480億円100.1%+17億円
総額売上高12,995億円99.7%▲41億円
売上高5,456億円98.2%▲98億円
売上総利益3,367億円99.7%▲9億円
販売管理費2,567億円98.2%▲46億円
営業利益800億円104.9%+37億円
経常利益865億円98.3%▲15億円
親会社株主に帰属する当期純利益760億円144.1%+232億円
2026年3月期(25年度)連結実績
出典:三越伊勢丹ホールディングス 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.5

セグメント別(事業別)の状況

百貨店業は総額売上高が前年同等に留まったが、科学的な販管費コントロールにより営業利益は655億円(前年差+9億円)に増益。クレジット・金融・友の会業はベーシックカード導入による口座数増加を背景に営業利益63億円(同+5億円)。不動産業は賃貸物件の家賃収入増加と建装事業の伸長により営業利益46億円(同+10億円)となった。その他は営業利益34億円(同+10億円)。

セグメント総額売上高前年比売上高営業利益営業利益率前年差
百貨店業12,051億円99.6%4,497億円655億円5.4%+9億円
クレジット・金融・友の会業380億円103.0%355億円63億円16.6%+5億円
不動産業271億円92.0%271億円46億円17.2%+10億円
その他291億円107.2%331億円34億円12.0%+10億円
合計12,995億円99.7%5,456億円800億円6.2%+37億円
セグメント別実績
出典:三越伊勢丹ホールディングス 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.10

通期業績予想

項目26年度計画前年比前年差
総扱売上高13,950億円103.5%+470億円
総額売上高13,500億円103.9%+504億円
売上高5,600億円102.6%+143億円
売上総利益3,445億円102.3%+77億円
販売管理費2,630億円102.5%+62億円
営業利益815億円101.8%+14億円
経常利益800億円92.4%▲65億円
親会社株主に帰属する当期純利益615億円80.8%▲145億円
2027年3月期(26年度)連結計画
出典:三越伊勢丹ホールディングス 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.13

株主還元

株主還元方針として、フェーズⅠ(25〜27年度)累計の総還元性向70%以上、累進配当を継続するほか、新たにDOEを採用し27年度より5%以上とする。26年度は1株当たり配当80円(DOE4.5%)を計画。自己株式取得は2月6日公表の取得枠300億円のうち25年度に30億円を取得済みで、26年度に270億円を取得予定。25年度実績の株主還元総額は545億円(配当215億円・自己株式取得330億円)、26年度予想は550億円水準(配当280億円水準・自己株式取得270億円)。

項目25年度実績26年度予想/計画
配当金(総額)215億円280億円水準
自己株式取得330億円270億円
1株当たり配当金80円(計画)
DOE4.5%(計画)
株主還元
出典:三越伊勢丹ホールディングス 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.38

中期経営計画/トピック

現中期経営計画フェーズⅠでは、識別顧客数を25年度に835万人(前年比110%)まで拡大し、26年度は900万人を計画。財務KPIは25年度ROEが12.5%(特殊与件を除く実績10.8%)、26年度計画は10.1%を想定。事業別ROIC(25年度実績)は百貨店事業10.1%、金融事業3.5%、不動産事業7.5%、関連事業7.0%。フェーズⅠ(25〜27年度)累計のキャッシュアロケーション計画は、成長・維持投資1,200億円水準、株主還元1,500億円水準とし、25年度実績はそれぞれ380億円、545億円(配当215億円・自己株式取得330億円)だった。

※本記事は三越伊勢丹HDが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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