※本記事はGMOメディアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
GMOメディアの2025年12月期連結業績は、売上高7,115百万円(前期比+7.7%)、営業利益901百万円(同+18.2%)、経常利益896百万円(同+18.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益646百万円(同+13.2%)となった。基盤であるポイント関連事業が安定的に利益を創出し、美容医療領域の成長が収益拡大を牽引した。営業利益は3期連続で過去最高益を更新し、EBITDAは10億円を突破した。経済産業省の定めるDX認定制度に基づき、2025年11月1日付で「DX認定事業者」に認定された。
連結業績(2025年12月期 実績)
2025年通期計画との対比では、売上高は計画7,000百万円に対し達成率101.6%、営業利益は計画915百万円に対し達成率98.5%、経常利益は計画900百万円に対し達成率99.6%、親会社株主に帰属する当期純利益は計画660百万円に対し達成率98.0%となり、概ね計画通りの着地となった。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,115百万円 | 6,606百万円 | +7.7% |
| 営業利益 | 901百万円 | 762百万円 | +18.2% |
| 経常利益 | 896百万円 | 759百万円 | +18.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 646百万円 | 571百万円 | +13.2% |
| 項目 | 2025年12月期実績 | 2025年通期計画 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,115百万円 | 7,000百万円 | 101.6% |
| 営業利益 | 901百万円 | 915百万円 | 98.5% |
| 経常利益 | 896百万円 | 900百万円 | 99.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 646百万円 | 660百万円 | 98.0% |
事業(セグメント)別の状況
会社はメディア事業(ポイント関連・業界特化型)とソリューション事業の2区分で構成される。2025年12月期第4四半期実績ベースでは、売上高に占める比率はメディア事業92.6%、ソリューション事業7.4%だった。メディア事業のうち業界特化型(学び・美容医療領域)が2025年度(通期)の売上高に占める割合は24.7%となった。メディア事業はゲームプラットフォーム事業(広告・課金)と美容医療関連事業が順調に推移し、第4四半期は来期に向けた広告・システム・人材への戦略的な先行投資を集中実施した。ソリューション事業は成果報酬型広告市場の成熟化を背景に、事業ポートフォリオ最適化に伴う戦略的かつ計画的な事業規模の調整局面にあるとしている。
2025年12月期第4四半期のセグメント別収益内訳は、広告取引関連収益993百万円(メディア事業922百万円、ソリューション事業70百万円)、課金取引関連収益612百万円(メディア事業602百万円、ソリューション事業9百万円)、その他収益110百万円(メディア事業64百万円、ソリューション事業46百万円)、合計1,716百万円(メディア事業1,589百万円、ソリューション事業126百万円)だった。


通期業績予想(2026年12月期)
会社は2026年12月期の連結業績予想として、売上高7,500百万円(前期比+5.4%)、営業利益950百万円(同+5.3%)、経常利益935百万円(同+4.2%)を見込む一方、親会社株主に帰属する当期純利益は580百万円(同▲10.3%)と減益を予想している。この要因について会社は、債務超過にあった子会社において親会社に帰属していた当期純利益が、当該子会社の債務超過解消に伴い持分比率どおりの通常配分に戻ることによる会計上の要因と説明している。
| 項目 | 2026年12月期予想 | 2025年12月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,500百万円 | 7,115百万円 | +5.4% |
| 営業利益 | 950百万円 | 901百万円 | +5.3% |
| 経常利益 | 935百万円 | 896百万円 | +4.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 580百万円 | 646百万円 | ▲10.3% |
株主還元
2025年の年間配当額は、当初予想通り1株当たり241円に決定した(前期196円から+45円)。配当性向は66.8%とし、会社の配当方針に沿った水準とした。2026年12月期の配当は210円を予想し、配当性向は65%を見込む。会社は配当性向65%以上を基本方針とする株主還元方針に加え、新たにDOE(連結株主資本配当率)5%を下限指標として導入した。2026年12月期は会計上の要因により当期純利益が一時的に減少するが、配当は利益水準を踏まえ210円を予想するとし、株主還元の安定性を重視するとしている。
| 項目 | 2025年12月期(実績) | 2026年12月期(予想) |
|---|---|---|
| 年間配当金(1株当たり) | 241円 | 210円 |
| 配当金総額 | 435百万円 | 開示なし |
| 配当性向 | 66.8% | 65% |
| 純資産配当率(DOE) | 14.6% | 開示なし |

子会社の状況・トピックス
連結子会社はGMOビューティー株式会社、GMO趣味なび株式会社。GMOビューティー社は2026年12月期に債務超過の解消を見込む。GMO趣味なび社についても早期の収益化を目指すとしている。2025年度の主な償却費は、GMO趣味なび社の連結のれん25百万円(通年反映)、メディベース社(電子カルテ)ののれん・顧客関連資産・ソフトウェア関連21百万円(8カ月反映)、ソフトウエア等63百万円だった。
トピックスとして、美容医療クリニック向けサービス「キレイパスコネクト byGMO」がクラウド型日医標準レセプトソフト「WebORCA」と連携し保険診療に対応(2025年12月)。KDDI株式会社のRCS公式アカウントで「ポイ活クイズ」「ポイ活ゲーム」の提供を開始(2026年1月)。高校科目「情報Ⅰ」教科書シェアNo.1の実教出版の指導資料に「コエテコStudy byGMO」のAI機能提供を開始。塾・学習塾検索プラットフォーム「コエテコ塾さがし byGMO」の提供を開始した。

※本記事はGMOメディアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。