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アビスト、2025年9月期は増収増益 単価改善と請負要員増加が寄与

決算サマリー 2026.08.28
アビスト、2025年9月期は増収増益 単価改善と請負要員増加が寄与

※本記事はアビストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アビストの2025年9月期(第20期)は、売上高10,627百万円(前年同期比+6.2%)、営業利益963百万円(同+6.7%)、経常利益977百万円(同+7.9%)、当期純利益649百万円(同+6.3%)となり、増収増益となった。単価改善の進捗および請負の要員増加が売上高及び営業利益に寄与した。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

2025年9月期の計画に対する達成率は、売上高99.3%、営業利益120.4%、経常利益122.1%、当期純利益147.5%。売上高が計画未達となったのは、新卒採用は計画を上回ったものの経験者採用数が目標に届かなかったため。営業利益は、待遇改善に伴う継続的な賃上げにより人件費が増加するも、主に請負業務の単価改善が進捗し計画を達成した。当期純利益の計画超過は、子会社関連の営業外収益および3Dプリント造形機売却による一時的要因によるもの。

項目2025年9月期 実績2024年9月期 実績2025年9月期 計画達成率
売上高10,627百万円10,002百万円10,700百万円99.3%
営業利益963百万円903百万円800百万円120.4%
経常利益977百万円905百万円800百万円122.1%
当期純利益649百万円611百万円440百万円147.5%
EPS(1株当たり利益)163.24円153.55円110.57円

請負・派遣別の状況

過去三ヵ年の請負・派遣別売上高の推移をみると、請負業務は2023年9月期5,339百万円(構成比57.5%)、2024年9月期5,596百万円(同57.0%)、2025年9月期6,127百万円(同58.6%)。派遣業務は2023年9月期3,948百万円(同42.5%)、2024年9月期4,213百万円(同43.0%)、2025年9月期4,326百万円(同41.4%)と、請負比率が高水準を維持している。一人月売上高は請負業務が2025年9月期854千円(前年同期816千円/人、+38千円)、派遣業務が683千円(前年同期637千円/人、+46千円)と、いずれも単価改善により上昇した。なお会社概要のセグメントでは、2025年度9月期実績(概算)として設計開発アウトソーシング事業の売上高が約105億円、その他事業(美容・健康商品製造販売事業、不動産賃貸事業)の売上高が約2億円となっている(前期実績との比較は開示なし)。

区分指標2025年9月期2024年9月期
請負業務売上高6,127百万円[58.6%]5,596百万円[57.0%]
請負業務一人月売上高854千円816千円
派遣業務売上高4,326百万円[41.4%]4,213百万円[43.0%]
派遣業務一人月売上高683千円637千円
課題①派遣・請負別売上高、一人月売上高の推移
出典:アビスト 2025年9月期 投資家向け決算説明資料 P.16

通期業績予想・中期経営計画

2025年11月14日開示の「中期経営計画に関するお知らせ」に基づき、第21期(2026年9月期)の計画数値の一部を変更した。現時点で人員数が計画を下回るため、売上高を当初の11,900百万円から11,200百万円に下方修正。また継続的な賃上げ、採用力の強化、実効性のある内部統制体制の確立に伴う増員を販管費として織り込むため、営業利益・経常利益を当初の1,100百万円から850百万円に、当期純利益を740百万円から590百万円に、それぞれ下方修正した。第22期(2027年9月期)の計画数値に変更はなく、売上高12,500百万円、営業利益1,300百万円、経常利益1,300百万円、当期純利益910百万円としている。2026年9月期は上期に人材投資(待遇改善・リーダー育成)を先行実施し、下期に単価UPによる収益性改善を見込むことから増収減益を予想するとしている。

項目第21期 2026年9月期(変更後)第21期 2026年9月期(変更前)第22期 2027年9月期(変更なし)
売上高11,200百万円11,900百万円12,500百万円
営業利益850百万円1,100百万円1,300百万円
売上高営業利益率7.6%9.2%10.4%
経常利益850百万円1,100百万円1,300百万円
当期純利益590百万円740百万円910百万円
中期経営計画の進捗(計画数値の一部変更)
出典:アビスト 2025年9月期 投資家向け決算説明資料 P.23
通期売上高・経常利益の推移と中期経営計画目標
出典:アビスト 2025年9月期 投資家向け決算説明資料 P.24

株主還元

株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置づけ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とする。事業拡大のための設備投資等を目的とした内部留保の確保と配当の安定的拡大を念頭に、財政状態及び利益水準を勘案した上で当期純利益の35%以上(配当性向35%以上)を毎期配当していくことを原則としている。2025年9月期の年間配当金は102円、2026年9月期(計画)も102円を予定している。株主優待制度として、保有株式数に応じて「アビスト・プレミアム優待倶楽部」の優待ポイントや「浸みわたる水素水」(H&F熊本工場製造)を贈呈している。

項目2025年9月期2026年9月期(計画)
年間配当金102円102円
継続的・安定的な配当で株主還元
出典:アビスト 2025年9月期 投資家向け決算説明資料 P.33

※本記事はアビストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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