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クラダシ、2026年6月期は大幅増収で創業以来の最高益 2027年6月期はM&Aで非連続の成長を予想

決算サマリー 2026.08.27
クラダシ、2026年6月期は大幅増収で創業以来の最高益 2027年6月期はM&Aで非連続の成長を予想

※本記事はクラダシが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社クラダシは2026年6月期通期決算を発表した。売上高は3,764百万円(前年同期比+22.4%)と大幅増収となり、売上高・各段階損益は過去最高を更新した。EBITDAは262百万円(前年同期比+239百万円)、営業利益は100百万円、経常利益は56百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は67百万円となり、すべての段階損益が黒字化し創業以来過去最高益を達成した。2027年6月期は売上高9,533百万円(同+153.2%)、EBITDA892百万円(同+630百万円)を見込む。

目次

連結業績(2026年6月期 実績)

2026年6月期通期の連結業績は、売上高3,764百万円(前年比+22.4%)、売上総利益1,742百万円(同+23.6%)、限界利益1,099百万円(同+31.3%)となった。EBITDAは262百万円(前年比+239百万円)、営業利益は100百万円(同+165百万円)、経常利益は56百万円(同+127百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は67百万円(同+18百万円)で、前年比+22.4%の大幅増収により成長トレンドに回帰し、すべての段階損益の黒字化を達成した。

項目2025年6月期通期2026年6月期通期前年比
売上高3,0753,764+22.4%
売上総利益1,4091,742+23.6%
限界利益8371,099+31.3%
EBITDA24262+239百万円
営業利益▲63100+165百万円
経常利益▲7056+127百万円
親会社株主に帰属する当期純利益4967+18百万円

セグメント別(事業別)の状況

事業別では、Kuradashi Food事業の売上高が3,258百万円、Kuradashi Energy事業の売上高が506百万円となった。Food事業は主力となるEC事業が堅調に成長し、物流事業等の周辺事業の立ち上がりも収益に寄与した。Energy事業は蓄電所の稼働開始により収益貢献が始まった。

事業2026年6月期 売上高概況
Kuradashi Food3,258百万円主力となるEC事業は堅調に成長。物流事業等の周辺事業の立ち上がりが収益寄与
Kuradashi Energy506百万円蓄電所の稼働開始により収益貢献開始
2026年6月期通期の業績ハイライト
出典:株式会社クラダシ 2026年6月期 通期 決算説明資料 P.8

2027年6月期 通期業績予想

2027年6月期の通期業績予想は、売上高9,533百万円(前年比+153.2%)、EBITDA892百万円(同+630百万円、+239.6%)、EBITDAマージン9.4%(同+2.4pts)、営業利益503百万円(同+400.0%)、経常利益357百万円(同+529.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益303百万円(同+350.3%)を見込む。売上高は2.5倍(前年比+153.2%)の非連続成長を見込み、EBITDA9億円、営業利益5億円、最終利益3億円を見込む。なお業績予想の前提には空き家再生事業(Nestia)及び経済産業省「中小企業成長加速化補助金」の採択は含んでいない。

項目2026年6月期実績2027年6月期予想前年比前年比(%)
売上高3,7649,533+5,768+153.2%
EBITDA262892+630+239.6%
EBITDAマージン7.0%9.4%+2.4pts
営業利益100503+402+400.0%
経常利益56357+300+529.3%
親会社株主に帰属する当期純利益67303+236+350.3%
2027年6月期通期連結業績予想
出典:株式会社クラダシ 2026年6月期 通期 決算説明資料 P.17

M&Aによる新規連結

2027年6月期の業績予想には、株式会社中京電力(取得日2026年6月、通期連結)、株式会社中村商事(取得日2026年7月、通期連結)、株式会社みとわ(取得日2026年8月、通期連結)の新規連結が織り込まれており、3社合計の金額的影響は売上高約43億円である。中京電力は小売電気事業(高圧・低圧)を手掛け、高圧79地点・低圧564地点の顧客基盤を持ち、売上高は7億円規模、EBITDAマージンは15%程度。中村商事は酒類等の販売事業を手掛け、売上高は26億円規模、EBITDAマージンは10%程度。みとわはオリジナルギフトの企画・製造・卸売を手掛け、売上高は10億円規模、EBITDAマージンは9%程度。

取得企業事業内容売上高規模EBITDAマージン
株式会社中京電力小売電気事業(高圧・低圧)7億円規模15%程度
株式会社中村商事酒類等の販売事業26億円規模10%程度
株式会社みとわオリジナルギフトの企画・製造・卸売10億円規模9%程度
3社合計約43億円
M&Aによる新規連結3社の概要
出典:株式会社クラダシ 2026年6月期 通期 決算説明資料 P.19

中期経営計画の進捗

中期経営計画期間における成長投資総額は66.7億円で、うち43.5億円を2026年8月時点で実行済みである。残りの成長投資枠23.2億円は公表済みの系統用蓄電所への投資を予定しており、調達手段は案件紐付き融資及びJVへの匿名組合出資で、新株発行を伴わず既存株主の希薄化は生じない。投資案件が通期で寄与した場合の全社実力ROE(親会社株主に帰属する当期純利益÷株主資本)は28.9%と想定している。2026年8月末の想定BSにおける資本負債比率は30.1%である。

Kuradashi Energy 系統用蓄電所の稼働(予定)一覧
出典:株式会社クラダシ 2026年6月期 通期 決算説明資料 P.26

※本記事はクラダシが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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