※本記事はリブセンスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
リブセンスは2025年12月期、売上高5,639百万円(前期比▲10.8%)、調整後EBITDA▲354百万円(前期125百万円)、営業利益▲368百万円(前期109百万円)、経常利益▲294百万円(前期260百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益▲22百万円(前期197百万円)となった。アルバイト領域の減収により、連結売上高・利益ともに前期を下回った。
業績(2025年12月期 実績)
セグメント別では、アルバイト領域が事業環境の変化の影響により売上高3,201百万円(前期比▲18.7%、▲737百万円)と減収した一方、キャリア領域は主に転職会議の増収により売上高1,782百万円(前期比+10.0%、+161百万円)となった。不動産領域は買取再販事業における決済数減により売上高655百万円(前期比▲10.9%、▲80百万円)となった。売上高は対業績予想比100.7%で着地した(2025年11月に売上高業績予想を56億円に修正)。調整後EBITDAは、売上高減少▲680百万円の影響に対し広告宣伝費の変動+216百万円・売上原価/管理費等の変動+170百万円がプラスに寄与したものの、人件費の変動▲185百万円がマイナスに働き、前期の125百万円から▲354百万円へ悪化した。親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益3.7億円を計上したが▲22百万円となった。
| 項目 | 2024年12月期実績 | 2025年12月期実績 | 前年比 | 対業績予想比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,320 | 5,639 | ▲680(▲10.8%) | 100.7% |
| アルバイト領域 | 3,938 | 3,201 | ▲737(▲18.7%) | – |
| キャリア領域 | 1,621 | 1,782 | +161(+10.0%) | – |
| 不動産領域 | 735 | 655 | ▲80(▲10.9%) | – |
| 調整後EBITDA | 125 | ▲354 | ▲479 | – |
| 営業利益 | 109 | ▲368 | ▲478 | – |
| 経常利益 | 260 | ▲294 | ▲555 | – |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 197 | ▲22 | ▲219 | – |

セグメント別(事業領域別)の状況
アルバイト領域(マッハバイト)は、過去最高売上高から反転し、2025年3月31日のマッハボーナス提供終了に伴う応募数の減少、競合他社の投資強化に伴う広告費の高騰・案件あたり売上高の下落、大手顧客の採用方針変更の影響により減収となった。資料はこれらを減収要因として挙げている。4Q25以降は売上成長よりも収益性の改善を優先する方針に転換し、広告の運用方針および運営体制の変更を完了したとしている。キャリア領域は、転職ドラフト売上高594百万円(前期比+4.8%)、転職会議売上高1,180百万円(前期比+12.5%)といずれも増収した。転職ドラフトの人材紹介サービス利用者数は前年同期比+124%となった。不動産領域は、コンテンツ拡充によりサイト閲覧者数が前年同期比+97%となったが、買取再販事業における決済数減により減収となった。

通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期は、収益構造を大きく見直すため業績予想は上半期のみ開示しており、通期業績予想は収益構造見直しの進捗を踏まえて判断するとしている。アルバイト領域は掲載案件とコスト構造の見直しを推進し、大きく減収を見込むものの利益は改善する見込みとしている。キャリア領域は転職ドラフト・転職会議ともに増収を見込むとしている。大型プロモーションなどの投資は行わない方針としている。
| 項目 | 2025年12月期上半期実績 | 2026年12月期上半期業績予想 | 前年同期比 | 増減額 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,935 | 2,300 | ▲21.6% | ▲635 |
| 調整後EBITDA | ▲201 | ▲195 | – | +5 |
| 営業利益 | ▲211 | ▲200 | – | +11 |
| 経常利益 | ▲135 | ▲200 | – | ▲64 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | ▲211 | ▲210 | – | +1 |

中期経営計画
2025年から2027年にかけての中期経営計画では、2027年12月期(FY2027)に連結売上高90億円・調整後EBITDA5億円を目指すとしている。アルバイト領域はマッハバイトの顧客基盤強化、キャリア領域は転職ドラフトのブランド確立および収益基盤拡充を中心に成長を図るとしており、投資回収の蓋然性判断により大型プロモーションやM&Aも機動的に実施するとしている(本計画には大型プロモーション・M&Aの効果は含まない)。なお、2024年12月期の売上高には撤退事業の売上を含む。
| 項目 | 2024年12月期 | 2027年12月期目標 | 2024-27年12月期CAGR |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 63億円 | 90億円 | +13% |
| アルバイト領域 | 39億円 | 55億円 | +12% |
| キャリア領域 | 16億円 | 25億円 | +16% |
| 不動産領域 | 7億円 | 10億円 | +11% |
| 調整後EBITDA | 1億円 | 5億円 | +67% |

※本記事はリブセンスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。