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Photosynth、2025年12月期は増収増益で営業利益3倍超に

決算サマリー 2026.08.27
Photosynth、2025年12月期は増収増益で営業利益3倍超に

※本記事はPhotosynthが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社Photosynth(フォトシンス)の2025年12月期(通期)連結決算。売上3,384百万円(前期2,961百万円、前期比+14.3%)、営業利益231百万円(前期76百万円、前期比+202.8%)、経常利益234百万円(前期91百万円、前期比+157.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益291百万円(前期155百万円、前期比+88.0%)となり、いずれも通期ガイダンスを上回った。ARPUは48,536円、Churn Rate(解約率)は0.93%で、いずれも過去最高を更新したとしている。

目次

連結業績(2025年12月期 実績・対ガイダンス)

資料は、主力サービスであるAkerunの導入が堅調に推移したことに加え、施設運営BPaaS事業「Migakun」も順調に事業成長を達成したことでガイダンスに対して売上が上振れたとしている。営業利益についても、主に売上拡大や収益性の強化によりガイダンス比+40%超で上振れたとしている。

項目2025年12月期(通期実績)2025年12月期(通期ガイダンス)達成率
売上3,384百万円3,340百万円101.3%
売上原価841百万円開示なし開示なし
売上総利益2,542百万円開示なし開示なし
売上総利益率75.1%開示なし開示なし
営業利益231百万円160百万円144.5%
経常利益234百万円160百万円146.5%
親会社株主に帰属する当期純利益291百万円280百万円104.2%

連結業績(前期比較)

売上は前期比+14.3%の3,384百万円、営業利益は前期比+202.8%の231百万円、経常利益は前期比+157.5%の234百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比+88.0%の291百万円だった。調整後EBITDAは512百万円(前期358百万円、前期比+42.8%)。資料は、Akerunの導入台数の増加やMigakunの事業拡大に伴い売上2桁成長を達成したこと、売上の成長と販管費の効率化を推進したことで営業利益は前期比で3倍超に増加し、売上の伸びを上回るスピードで利益が積み上がる利益創出フェーズに入ったとしている。営業利益率は0.0%から8.3%(+8.3ppt)に改善し、売上総利益率は76.6%から75.1%(▲1.5ppt)となった。

項目2024年12月期(前期)2025年12月期(当期)増減額増減率
売上2,961百万円3,384百万円+423百万円+14.3%
売上原価692百万円841百万円+149百万円+21.6%
売上総利益2,268百万円2,542百万円+273百万円+12.1%
販売管理費2,192百万円2,311百万円+119百万円+5.4%
調整後EBITDA358百万円512百万円+153百万円+42.8%
営業利益76百万円231百万円+154百万円+202.8%
経常利益91百万円234百万円+143百万円+157.5%
親会社株主に帰属する当期純利益155百万円291百万円+136百万円+88.0%
Photosynth 2025年12月期通期 対前年比
出典:Photosynth 2025年12月期通期決算説明資料 P.9
Photosynth KPIハイライト(2025年12月期通期)
出典:Photosynth 2025年12月期通期決算説明資料 P.7

KPI(主要指標)

2025年12月期通期のARR(年間経常収益)は33.2億円(前期比+202.8%)、ARPUは48,536円(前期比+14.5%)で、いずれも過去最高を更新した。Churn Rate(解約率)は0.93%で、資料は「過去最高の顧客維持率」としている(2025年度目標は1.15%)。リカーリング売上比率は87.5%。第4四半期末時点の契約社数は5,702社。資料は、ARR・ARPU・Churn Rateの算出について、2024年12月期第2四半期からMigakunの本格提供開始に伴い管理会計の集計方法を修正した旨を注記している。

指標2025年12月期(通期実績)前期比
ARR33.2億円+202.8%
ARPU48,536円+14.5%
Churn Rate(解約率)0.93%開示なし
リカーリング売上比率87.5%開示なし
契約社数(第4四半期末時点)5,702社開示なし

通期業績予想(2026年12月期ガイダンス)

2026年12月期は、売上4,062百万円(前期比+20.0%)、調整後EBITDA720百万円(前期比+40.6%)、営業利益240百万円(前期比+3.8%)、経常利益240百万円(前期比+2.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益295百万円(前期比+1.1%)を計画している。資料は、Akerun周辺領域の様々なニーズや用途における他サービスのクロスセルやソリューションのパッケージ化による収益機会の拡大により売上の成長スピードの再加速を計画しているとし、調整後EBITDAについては本業の収益力を示す指標として40%超の成長を計画、営業利益についてはのれん償却や株式報酬等のノンキャッシュ費用の影響を考慮し微増を計画しているとしている。また、2026年12月期の通期計画には2025年10月の株式会社fixUの連結子会社化によるリフトアップが含まれており、オーガニックベースでは33~35%程度の成長を想定しているとしている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(通期ガイダンス)増減率
売上3,384百万円4,062百万円+20.0%
調整後EBITDA512百万円720百万円+40.6%
営業利益231百万円240百万円+3.8%
経常利益234百万円240百万円+2.4%
親会社株主に帰属する当期純利益291百万円295百万円+1.1%
Photosynth 2026年12月期ガイダンス
出典:Photosynth 2025年12月期通期決算説明資料 P.17

中期経営計画

中期経営計画期間(2026年12月期~2028年12月期)の定量目標として、売上成長率は年次平均20%~30%への再加速を掲げ、売上高はFY26に40.6億円、FY28に58~75億円を目指すとしている(FY25実績33.8億円)。調整後EBITDAはFY26に7.2億円、FY28に11.6~15億円を目指すとしている(FY25実績5.1億円)。資料は、2028年12月期のRule of 40(売上成長率と調整後EBITDAマージンの合計)達成をミニマム目標とし、Rule of 50も視野に入れることを目指すとし、2026年12月期のRule of Xは前期比+9%の38%に改善する計画としている。資金使途については、株式の希薄化を伴う増資は行わず、財務規律を担保することを前提に有利子負債による調達を行う方針としている。

Photosynth 中期経営計画 定量目標
出典:Photosynth 2025年12月期通期決算説明資料 P.31

トピック

連結子会社であるMIWA Akerun Technologies(当社51%出資)に係る非支配株主帰属損失の戻りや、過年度の繰越欠損金の活用により税負担が軽減されることから、資料は「引き続き、営業利益を上回る当期純利益が計上されやすい収益構造」としている。2025年10月には株式会社fixUを連結子会社化した。第4四半期のトピックスとして、ステップゴルフ株式会社と協業しステップゴルフ全国店舗へのAkerunの導入を開始したこと、ランドマーク税理士法人が全拠点規模でAkerun入退室管理システムを導入したことを挙げている。

※本記事はPhotosynthが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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