※本記事はKeyHolderが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
KeyHolderは2025年12月期の連結業績で、売上収益35,630百万円(前期比14.6%増)となったが、営業利益は1,573百万円(同43.9%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は857百万円(前期2,500百万円)と減益となった。前期に計上した物流事業(トポスエンタープライズ)のグループ化に伴う負ののれん発生益2,551百万円の反動が主因。2026年12月期は増収増益を予想し、配当は1株11円(前期10円)に増配する計画。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上収益は35,630百万円(前期31,090百万円、前期比4,539百万円増)となった。営業利益は1,573百万円(前期2,805百万円、同1,232百万円減)、税引前利益は1,058百万円(前期2,629百万円、同1,571百万円減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は857百万円(前期2,500百万円、同1,643百万円減、通期業績予想比443百万円減)となった。2024年12月期にはトポスのグループ化に伴う負ののれん発生益2,551百万円を計上していたことが減益の主因。なお2025年12月期は、トポス(物流事業)に関する補助金(千葉市)47百万円および保証債務戻入益117百万円、合計164百万円の特殊要因を計上したほか、当期利益にはリース負債(IFRS16号)関連437百万円が含まれている。
| 項目 | 当期(2025年12月期) | 前期(2024年12月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 35,630百万円 | 31,090百万円 | +4,539百万円(+14.6%) |
| 営業利益 | 1,573百万円 | 2,805百万円 | △1,232百万円(△43.9%) |
| 税引前利益 | 1,058百万円 | 2,629百万円 | △1,571百万円 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 857百万円 | 2,500百万円 | △1,643百万円 |

セグメント別の状況
セグメント別売上収益は、総合エンターテインメントが14,550百万円(前期比1.2%増)、映像制作が6,445百万円(同4.3%減)、広告代理店が6,547百万円(同17.3%減)、物流事業が5,605百万円(同334.5%増、前期はトポスグループ化後の4Qのみの実績)、その他が2,480百万円(同227.2%増)だった。セグメント利益は、総合エンターテインメントが1,808百万円(前期589百万円)と大幅増益となった一方、広告代理店は△25百万円(前期174百万円)の赤字に転じ、物流事業は421百万円(前期2,689百万円、前期は負ののれん発生益2,551百万円を含む)と減益となった。
| セグメント | 指標 | 当期(2025年12月期) | 前期(2024年12月期) |
|---|---|---|---|
| 総合エンターテインメント | 売上収益/営業利益 | 14,550百万円/1,808百万円 | 14,383百万円/589百万円 |
| 映像制作 | 売上収益/営業利益 | 6,445百万円/94百万円 | 6,738百万円/154百万円 |
| 広告代理店 | 売上収益/営業利益 | 6,547百万円/△25百万円 | 7,919百万円/174百万円 |
| 物流事業 | 売上収益/営業利益 | 5,605百万円/421百万円 | 1,290百万円/2,689百万円 |
| その他 | 売上収益/営業利益 | 2,480百万円/114百万円 | 758百万円/90百万円 |

通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期は、既存各事業の安定的かつ積極的な活動の展開、多様な業種・業界との接点作りによる大型案件の検討と実施、組織再編などの積極的な改革による収益体質の改善を掲げ、売上収益36,000百万円(前期比370百万円増)、営業利益1,600百万円(同27百万円増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,000百万円(同143百万円増)を見込む。基本的1株当たり当期利益は53.14円(前期45.56円)を予想する。
| 項目 | 予想(2026年12月期) | 前期実績(2025年12月期) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 36,000百万円(+370百万円) | 35,630百万円 |
| 営業利益 | 1,600百万円(+27百万円) | 1,573百万円 |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 1,000百万円(+143百万円) | 857百万円 |
| 基本的1株当たり当期利益 | 53.14円 | 45.56円 |

株主還元
配当は2024年12月期・2025年12月期とも1株10円で、2026年12月期は1株11円への増配を予定する。好業績を受けての株主還元を実施したとしており、今後も業績動向等を踏まえた増配を検討するとしている。株主優待は、1,000株以上・1年以上保有でオリーブスパのリラクゼーションサロンチケット、1,000株以上保有でEmpire Steak Houseのディナーお食事券、100株以上保有でLIVEチケット抽選を付与する。

トピックス
2025年は映像制作セグメントで配給事業・CM制作事業・スタジオ事業を新たに開始したほか、ステーキハウス「Empire Steak House Roppongi」運営会社の株式会社Red List、芸能プロダクションの株式会社アオイコーポレーションを相次いでグループ化した。2026年1月には株式会社FA Projectを存続会社としてbijoux株式会社を吸収合併し、bijouxブランドはマネジメントレーベルとして事業継続するとしている。同社は「PBR1倍割れの解消」「高ROE水準の維持」「継続的成長投資」を意識した経営に取り組む方針を示している。
※本記事はKeyHolderが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。