インテリックスホールディングス

インテリックスホールディングス、2026年5月期は増収増益で過去最高 2027年5月期も増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.27
インテリックスホールディングス、2026年5月期は増収増益で過去最高 2027年5月期も増収増益を計画

※本記事はインテリックスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

インテリックスホールディングスは2026年5月期決算で、リノヴェックスマンションの単価・粗利率の上昇により売上高58,471百万円(前期比+30.5%)、営業利益3,023百万円(同+26.7%)、当期純利益1,675百万円(同+0.5%)となり、売上・利益ともに過去最高を更新した。なお、2025年5月期の比較対象は持株会社化前の株式会社インテリックス(連結)、2026年5月期は株式会社インテリックスホールディングス(連結)の数値であり、単純比較ではない点に留意が必要である。2027年5月期も増収増益を計画するが、全国保証を割当先とする第三者割当増資により1株当たり純利益は低下する見込みとしている。

目次

連結業績(2026年5月期 実績)

売上高は58,471百万円(前期比+30.5%、期初予想比+3.6%)、売上総利益は9,317百万円(同+16.9%、期初予想比+8.8%、利益率15.9%)。販管費は販売仲介手数料や人件費、本社賃料等の増加により12.7%増加したが、営業利益は3,023百万円(前期比+26.7%、期初予想比+21.0%)となった。支払利息等の営業外費用が54.7%増加したものの、経常利益は2,346百万円(同+8.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,675百万円(同+0.5%)だった。

項目2026年5月期2025年5月期前期比
売上高58,471百万円44,793百万円+30.5%
売上総利益9,317百万円7,971百万円+16.9%
営業利益3,023百万円2,386百万円+26.7%
経常利益2,346百万円2,166百万円+8.3%
親会社株主に帰属する当期純利益1,675百万円1,667百万円+0.5%

セグメント別の状況

セグメントはリノベーション事業分野とソリューション事業分野の2区分。リノベーション事業分野はリノヴェックスマンションの販売価格上昇(+30.1%)により売上高43,208百万円(前期比+28.7%)、売上総利益5,830百万円(同+32.9%、利益率13.5%)と増収増益。ソリューション事業分野は一棟収益物件等の物件販売やパートナー共同事業の拡大により売上高15,262百万円(同+36.0%)と伸長したものの、前期の高収益率物件の反動により売上総利益は3,486百万円(同△2.8%、利益率22.8%)とわずかに減益だった。

区分指標2026年5月期2025年5月期
リノベーション事業分野売上高43,208百万円33,568百万円
リノベーション事業分野売上総利益5,830百万円4,385百万円
ソリューション事業分野売上高15,262百万円11,225百万円
ソリューション事業分野売上総利益3,486百万円3,585百万円
連結合計売上高58,471百万円44,793百万円
連結合計売上総利益9,317百万円7,971百万円
連結業績の概況
出典:インテリックスホールディングス 2026年5月期決算説明資料 P.11

通期業績予想(2027年5月期)

2027年5月期は、物件価格の上昇を背景に売上高73,773百万円(前期比+26.2%)を計画する。販管費の15.9%増を吸収し営業利益3,434百万円(同+13.6%)、金利上昇に伴う営業外費用6.3%増を見込み経常利益2,445百万円(同+4.2%)、当期純利益1,683百万円(同+0.5%)を予想する。なお、全国保証を割当先とする第三者割当増資により発行済株式数が増加するため、1株当たり当期純利益は低下する見込みとしている。

項目2027年5月期予想2026年5月期実績前期比
売上高73,773百万円58,471百万円+26.2%
売上総利益10,729百万円9,317百万円+15.2%
営業利益3,434百万円3,023百万円+13.6%
経常利益2,445百万円2,346百万円+4.2%
親会社株主に帰属する当期純利益1,683百万円1,675百万円+0.5%
2027年5月期業績予想
出典:インテリックスホールディングス 2026年5月期決算説明資料 P.13

株主還元

配当方針は配当性向30%前後を目安とした継続的・安定的な配当。2026年5月期の年間配当は期初予想から1円増配の47円(中間23円・期末24円、配当性向23.9%)、2027年5月期は1円増配の48円(配当性向28.4%)を予想する。なお、2026年5月期中間期末までの配当は株式会社インテリックス、期末以降の配当は株式会社インテリックスホールディングスによるものである。

項目2025年5月期2026年5月期2027年5月期(予想)
中間配当17円(普通10円+記念7円)23円24円
期末配当29円(普通22円+記念7円)24円24円
年間配当46円47円48円
配当性向22.3%23.9%28.4%
株主還元について
出典:インテリックスホールディングス 2026年5月期決算説明資料 P.20

中期経営計画「Renovation Forward 31」

2025年12月に持株会社体制へ移行し、2031年5月期を最終年度とする中期経営計画《Renovation Forward 31》を公表した。2031年5月期に連結売上高800億円、経常利益35億円、ROE11.2%を目指す。2027年5月期(計画)はリノベーション事業分野が売上高596億円(同+11%)、ソリューション事業分野が177億円(同+9%)で、連結売上高(連結消去後)737億円を計画する。2026年5月期のROEは利益伸長により11.2%に向上したが、2027年5月期は増資に伴うEPS低下の影響により9.8%を想定している。

セグメント別計画
出典:インテリックスホールディングス 2026年5月期決算説明資料 P.23

トピック:資本業務提携

2026年3月の第三者割当増資により、独立系住宅ローン保証会社の全国保証株式会社が当社の主要株主(議決権比率20.55%、第2位)となり、資本業務提携を締結した。また同月には株式会社みらいホールディングス(マンスリーマンション・ホテル運営等)とも資本業務提携契約を締結し、当社が出資した。

※本記事はインテリックスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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