※本記事はカプコンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
カプコンの2026年3月期は、連結売上高1,953億円(前期比15%増)、営業利益752億円(同15%増)となり、売上高・営業利益とも過去最高を更新した。13期連続の営業増益、11期連続で10%以上の営業増益を達成している。経常利益は741億円(同13%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は545億円(同13%増)。2027年3月期は、継続して10%以上の営業増益を計画しており、売上高2,100億円、営業利益830億円を見込む。
連結業績(当期 実績)
デジタルコンテンツ事業を中心に増収増益となり、営業利益率は38.5%(前期38.8%)となった。
| 項目 | 当期(26/3) | 前期(25/3) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,953億円 | 1,696億円 | +15% |
| 営業利益 | 752億円 | 657億円 | +15% |
| 営業利益率 | 38.5% | 38.8% | – |
| 経常利益 | 741億円 | 656億円 | +13% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 545億円 | 484億円 | +13% |

セグメント別の状況
デジタルコンテンツ事業は新作『バイオハザード レクイエム』(販売本数691万本)の投入とリピート作の伸長により増収増益。アミューズメント施設事業は9店舗出店・既存店売上108%(前期比)、アミューズメント機器事業はスマスロ『新鬼武者3』等が寄与し増収増益、その他事業(キャラクター・eスポーツ・映像)もIP活用施策により増収増益となった。
| セグメント | 指標 | 当期(26/3) | 前期(25/3) |
|---|---|---|---|
| デジタルコンテンツ | 売上高 | 1,442億円 | 1,251億円 |
| デジタルコンテンツ | 営業利益 | 706億円 | 651億円 |
| アミューズメント施設 | 売上高 | 256億円 | 227億円 |
| アミューズメント施設 | 営業利益 | 32億円 | 24億円 |
| アミューズメント機器 | 売上高 | 177億円 | 156億円 |
| アミューズメント機器 | 営業利益 | 100億円 | 67億円 |
| その他 | 売上高 | 76億円 | 61億円 |
| その他 | 営業利益 | 36億円 | 24億円 |

通期業績予想
2027年3月期は、デジタルコンテンツ事業で完全新規IP『プラグマタ』(4月発売)等の新作投入とリピート作のグローバル販売拡大により増収増益を計画。連結営業利益率は39.5%を見込む。
| 項目 | 予想(27/3) | 前期実績(26/3) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,100億円 | 1,953億円 |
| 営業利益 | 830億円 | 752億円 |
| 営業利益率 | 39.5% | 38.5% |
| 経常利益 | 830億円 | 741億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 580億円 | 545億円 |

株主還元
26年3月期は期末配当25円、年間45円(連結配当性向34.5%)。27年3月期は中間23円・期末23円の年間46円を予想している。キャピタルアロケーションでは、株主還元・従業員報酬・事業再投資の3要素のバランスを重視し、配当性向30%以上の還元を方針としている。

中期経営計画/トピック
経営目標として「毎期10%営業増益」を掲げ、安定した新作投入とリピート作の伸長、IP戦略のさらなる推進によるグローバル販売強化を進める方針。トピックとして、完全新規IP『プラグマタ』を2026年4月に発売、『鬼武者 Way of the Sword』を2026年に発売予定。実写映画「ストリートファイター」を10月16日に公開予定、アニメ『Devil May Cry』シーズン2を5月より配信中。「CAPCOM CUP 13」等を両国国技館で開催予定。
※本記事はカプコンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。