※本記事はVALUENEXが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
VALUENEX株式会社は2025年9月11日、2025年7月期の決算補足説明資料を公表した。北米大手顧客のうち3社の社内体制変更やトランプ関税の影響、一部案件の成約遅延により海外コンサルティングサービスの成果が一部翌期に持ち越しとなり、売上高は690百万円(前期比▲95百万円、▲12.1%)と前年を下回った。営業利益・経常利益はともに73百万円の損失(前期はそれぞれ4百万円、5百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益(最終利益)は82百万円の損失(前期は3百万円の利益)となり、各段階利益で減益・赤字に転落した。
業績(2025年7月期 実績)
売上減少にともない売上原価は減少したものの、人材や研究開発への投資コスト、業務委託費の増加により販管費は増加し、コスト(売上原価+販管費)は764百万円(前期比▲2.2%)と前年並みとなった。新規案件の受注自体は順調だったが、海外での成約遅延等により売上高が減少し、投資先行によるコスト増も重なったことで、各段階利益は減益となった。
| 項目 | 2025年7月期 | 2024年7月期 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 690百万円 | 786百万円 | ▲95百万円(▲12.1%) |
| 売上総利益 | 529百万円 | 598百万円 | ▲68百万円(▲11.5%) |
| 販管費 | 602百万円 | 593百万円 | +9百万円(+1.6%) |
| 営業利益 | ▲73百万円 | 4百万円 | ▲78百万円 |
| 経常利益 | ▲73百万円 | 5百万円 | ▲79百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | ▲82百万円 | 3百万円 | ▲85百万円 |
サービス別の状況
売上高合計では前年を下回ったものの、コンサルティング売上(フロー型売上)の期末受注残は第3四半期から38百万円増加している。コンサルティング売上は北米における成約遅延等の影響を受け355百万円(前期比▲21.9%)となった一方、ASP売上(ストック型売上)は325百万円(同+1.4%)と前年を上回った。
| 区分 | 2025年7月期売上高 | 前期比 | 期末受注残 |
|---|---|---|---|
| コンサルティング売上(フロー型) | 355百万円 | ▲21.9% | 128百万円 |
| ASP売上(ストック型) | 325百万円 | +1.4% | 216百万円 |



財務基盤
無借金経営を継続しており、自己資本比率は77.7%と堅固な財務基盤を維持している。現金及び預金は708百万円で、総資産の78%、流動負債の3.5倍にあたる。
| 項目 | 2025年7月期 |
|---|---|
| 現金及び預金 | 708百万円 |
| 自己資本比率 | 77.7% |
| 有利子負債 | 無し(無借金経営) |
2026年7月期の業績見通し
トランプ関税や国際情勢等、当社グループの業績に与える影響が依然として不透明であることから、現時点で損益の合理的な予測が困難な状況にある。以上の状況から、2026年7月期の連結業績予想は未定とし、今後の業績への影響を慎重に見極めたうえで、開示可能となった時点で速やかに公表するとしている。

※本記事はVALUENEXが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。