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イーソル、2025年12月期は売上高が過去最高 利益は一時要因剥落で減益

決算サマリー 2026.08.27
イーソル、2025年12月期は売上高が過去最高 利益は一時要因剥落で減益

※本記事はイーソルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

イーソル株式会社は2026年2月13日、2025年12月期の決算説明資料を公表した。売上高は12,129百万円(前期比+1.9%)で過去最高を記録した一方、前期に計上された持分法適用関連会社解消に伴う一時的利益がなくなったことなどにより、営業利益は815百万円(同▲26.8%)、経常利益は863百万円(同▲25.7%)、当期純利益は598百万円(同▲33.0%)といずれも減益となった。ビジネスは拡大基調にあり、2期連続の安定的な黒字を確保している。

目次

業績(2025年12月期 実績)

計画対比では、売上高の達成率は95.5%(計画12,707百万円に対し実績12,129百万円)、営業利益は組込みソフトウェア事業における一部採算の低い案件の発生により88.7%の達成率となった。前年同期比では、エンジニアリングサービスの伸長により前期の一時的増収・増益要因(ライセンス収入と未実現利益)の反動をカバーし増収を確保したが、開発投資の増加や連結調整の縮小などにより営業利益は減益となった。

項目2025年12月期2024年12月期増減率
売上高12,129百万円11,908百万円+1.9%
売上総利益3,697百万円4,407百万円▲16.1%
営業利益815百万円1,113百万円▲26.8%
経常利益863百万円1,163百万円▲25.7%
当期純利益598百万円892百万円▲33.0%

事業別の状況

売上高を事業別にみると、組込みソフトウェア事業は11,525百万円(前期比+3.4%)となった。内訳は、エンジニアリングサービスが9,873百万円(同+11.7%)と伸長した一方、組込みソフトウェア製品は自動車向けソフトウェアのライセンス売上減少などにより1,652百万円(同▲28.3%)となった。センシングソリューション事業は603百万円(同+0.2%)とほぼ横ばいだった。営業利益は、組込みソフトウェア事業が808百万円(同▲11.2%)、センシングソリューション事業が6百万円(同▲81.2%)となった。

区分指標2025年12月期2024年12月期
組込みソフトウェア事業売上高11,525百万円11,145百万円
 うち組込みソフトウェア製品売上高1,652百万円2,304百万円
 うちエンジニアリングサービス売上高9,873百万円8,841百万円
センシングソリューション事業売上高603百万円602百万円
組込みソフトウェア事業営業利益808百万円910百万円
センシングソリューション事業営業利益6百万円34百万円
事業別の売上高・営業利益(前年同期比)
出典:イーソル株式会社 2025年12月期 決算説明資料 P.6

2026年12月期の計画

2026年12月期は、組込みソフトウェア事業のさらなる拡大による増収・増益、組込みソフトウェア製品の拡大とエンジニアリングサービスの利益率向上による収益性向上、さらに先進的な研究開発への支援としてNEDOからの助成金収入(営業外収益)を計画に織り込み、売上高14,731百万円(前期比+21.4%)、営業利益1,093百万円(同+34.1%)、経常利益1,199百万円(同+38.9%)、当期純利益824百万円(同+37.8%)を見込む。

項目2026年12月期(計画)2025年12月期増減率
売上高14,731百万円12,129百万円+21.4%
営業利益1,093百万円815百万円+34.1%
経常利益1,199百万円863百万円+38.9%
当期純利益824百万円598百万円+37.8%
2026年12月期業績計画
出典:イーソル株式会社 2025年12月期 決算説明資料 P.10

株主還元

配当については、財務基盤の安定化、安定的配当、内部留保による企業価値向上施策への投資を基本方針としており、2026年12月期の配当額は前年度と同額の1株当たり5.50円(うち中間配当金1.50円)を計画している。会社は投資効果を踏まえ、将来的に配当を強化する方針を示している。

項目2022年2023年2024年2025年2026年(計画)
1株当たり配当金5.50円5.50円5.50円5.50円5.50円
(うち中間配当金)1.50円1.50円1.50円1.50円1.50円
配当性向82.1%12.0%17.6%13.1%
株主還元(配当)の推移
出典:イーソル株式会社 2025年12月期 決算説明資料 P.12

中期経営計画(SBP:Strategic Business Plan)の進捗

2025年4月30日発表の中期経営計画「eSOL Reborn 2030 – Strategic Business Plan」では、目標実現に向けた11のCore Strategiesを設定し、財務目標として2027年までに売上高150億円・営業利益率10%、2030年までに売上高250億円以上を掲げている。進捗としては、2025年10月1日に京都マイクロコンピュータ株式会社を完全子会社化するなど、資本提携を積極的に推進するSBP Phase1(2025〜2027年)の取り組みを進めている。

SBPにおける財務目標
出典:イーソル株式会社 2025年12月期 決算説明資料 P.26

※本記事はイーソルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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