※本記事はまぐまぐが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
まぐまぐの2025年9月期(通期)決算は、売上高438,853千円(前年比96.5%)、営業利益20,234千円(前年比260.9%増)となった。プラットフォーム事業の安定成長とメディア広告事業の構造改善が進み、営業利益は前期の5,606千円から前年比約4倍に拡大した。2026年9月期は増収増益を予想している。
連結業績(当期 実績)
プラットフォーム事業では、有料メルマガクリエイター数の増加や金融系メルマガの有料会員数増加がみられた。メディア広告事業は広告単価の低調によりアドネットワーク広告が伸び悩んだ一方、クリエイタータイアップ商材の立ち上がりと企業向け広告商品の販売開始により、新しい収益の柱が生まれた年度となった。この結果、収益構造の改善が進み、営業利益は前年の5,606千円から20,234千円へ拡大した。
| 項目 | 2025年9月期(当期) | 2024年9月期(前期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 438,853 | 454,935 | 96.5% |
| 営業利益(千円) | 20,234 | 5,606 | 260.9%増 |

セグメント別業績
セグメント別の売上高は、プラットフォーム事業が331,243千円(前期303,302千円)、メディア広告事業が105,644千円(前期151,432千円)、その他事業が1,965千円(前期199千円)だった。プラットフォーム事業の主要KPIでは、有料読者数は91,425人(前期108,796人、前々期103,422人)、平均単価は230.61円(前期252.35円、前々期266.38円)となった。
| セグメント | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 2023年9月期 |
|---|---|---|---|
| プラットフォーム事業 | 331,243 | 303,302 | 303,355 |
| メディア広告事業 | 105,644 | 151,432 | 171,422 |
| その他事業 | 1,965 | 199 | 650 |
| 合計 | 438,853 | 454,935 | 475,427 |

財務状態
2025年9月期末の資産合計は997,509千円(前期964,917千円)、負債合計は152,178千円(前期155,153千円)、純資産合計は845,330千円(前期809,763千円)となった。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 960,806 | 943,369 | 17,436 |
| 固定資産 | 36,702 | 21,547 | 15,155 |
| 資産計 | 997,509 | 964,917 | 32,592 |
| 負債計 | 152,178 | 155,153 | △2,975 |
| 純資産計 | 845,330 | 809,763 | 35,567 |
| 負債・純資産計 | 997,509 | 964,917 | 32,592 |

通期業績予想(2026年9月期)
2026年9月期は、中長期戦略に沿ったパートナー広告事業を本格展開する方針。営業・マーケティング関連の成長投資が発生し利益面では圧迫要因となるが、将来の拡大に向けた事業基盤を固めるフェーズと位置づけている。売上高は488,887千円(前期比+11.40%)、営業利益は30,331千円(同+49.90%)を予想する一方、経常利益は17,661千円(同▲14.15%)、当期純利益は15,411千円(同+8.02%)を見込む。
| 項目 | 2025年9月期実績 | 売上高比 | 2026年9月期予想 | 売上高比 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 438,853 | – | 488,887 | – | 50,034 | 11.40% |
| 営業利益 | 20,234 | 4.61% | 30,331 | 6.20% | 10,097 | 49.90% |
| 経常利益 | 20,573 | 4.69% | 17,661 | 3.61% | -2,912 | -14.15% |
| 当期純利益 | 14,267 | 3.25% | 15,411 | 3.15% | 1,144 | 8.02% |

株主還元
株主還元の目的について、利益成長、今後の経営環境の変化への対応および財務体質強化のための内部留保との調和を図りつつ、株主に対して安定的な利益配当もしくは優待等を継続していくことを基本方針として検討するとしている。上場以降、赤字から営業黒字へと転換し収益性の改善が進んでいることを踏まえ、2026年9月期以降の業績推移を見極めながら株主還元(配当)の実施に向けた検討を開始するとした。
経営戦略・トピック
経営戦略として、プラットフォーム事業・メディア広告事業・その他事業の3事業でクリエイターの支援機能・サポート体制を拡充する方針を示した。M&A・業務提携・内製開発を手段に、既存領域内でのM&A(SAMの拡張)と新規領域のM&A(TAMの拡張)を通じた非連続的な成長を目指すとしている。
※本記事はまぐまぐが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。