※本記事はティアンドエスグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ティアンドエスグループの2025年9月期(通期)連結業績は、売上高4,103百万円(前期比+37.7%)、営業利益756百万円(同+45.5%)、経常利益753百万円(同+44.8%)、当期純利益509百万円(同+58.5%)と増収増益となり、過去最高収益を継続した。なお、前期の2024年9月期は決算期変更に伴い10ヶ月の変則決算となっており、上記の前期比は当該10ヶ月間の実績との単純比較である。AIソリューション、半導体ソリューションが好調に推移したほか、DXソリューションも順調に拡大した。
連結業績(2025年9月期 実績)
売上総利益は1,238,917千円(前期比+43.0%)となり、営業利益率は18.4%(前期17.4%)、経常利益率は18.4%(前期17.5%)、当期純利益率は12.4%(前期10.8%)といずれも改善した。営業利益の増減要因としては、売上増加による増益効果に対し、売上原価の増加、販管費の増加が押し下げ要因となった。
| 項目 | 2024年9月期実績(10ヶ月) | 2025年9月期実績 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,980,491千円 | 4,103,317千円 | +1,122,826千円 | +37.7% |
| 売上原価 | 2,114,114千円 | 2,864,400千円 | +750,285千円 | +35.5% |
| 売上総利益 | 866,376千円 | 1,238,917千円 | +372,541千円 | +43.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 346,576千円 | 482,473千円 | +135,897千円 | +39.2% |
| 営業利益 | 519,799千円 | 756,443千円 | +236,644千円 | +45.5% |
| 営業利益率 | 17.4% | 18.4% | – | – |
| 経常利益 | 520,496千円 | 753,712千円 | +233,215千円 | +44.8% |
| 経常利益率 | 17.5% | 18.4% | – | – |
| 当期純利益 | 321,357千円 | 509,237千円 | +187,879千円 | +58.5% |
| 当期純利益率 | 10.8% | 12.4% | – | – |

カテゴリー別・取引先別の状況
売上高はカテゴリー別に、AIソリューションが431百万円(前期比+50.5%、構成比10.5%)、半導体ソリューションが1,278百万円(同+44.1%、構成比31.2%)、DXソリューションが2,392百万円(同+32.5%、構成比58.3%)と、いずれも増収となった。なお、当社グループの事業セグメントは単一セグメントであり、売上高のみカテゴリー別に集計している。取引先別では、東芝Gが688百万円(同+20.9%、構成比16.8%)、日立Gが779百万円(同+13.0%、構成比19.0%)、キオクシアGが1,087百万円(同+48.1%、構成比26.5%)、その他取引先が1,548百万円(同+56.8%、構成比37.7%)となり、キオクシアGの拡大とその他取引先の大幅な伸長が寄与した。
| カテゴリー | 2024年9月期実績(10ヶ月) | 2025年9月期実績 | 前期比 | 構成比(2025年9月期) |
|---|---|---|---|---|
| AIソリューション | 286百万円 | 431百万円 | +50.5% | 10.5% |
| 半導体ソリューション | 887百万円 | 1,278百万円 | +44.1% | 31.2% |
| DXソリューション | 1,806百万円 | 2,392百万円 | +32.5% | 58.3% |


2026年9月期 業績予想
2026年9月期は「成長への旅立ち」をテーマに掲げ、売上高4,500百万円(前期比+9.7%)、営業利益800百万円(同+5.8%)、EBITDA816百万円(同+5.9%)、経常利益801百万円(同+6.4%)、当期純利益539百万円(同+5.9%)を計画する。前期4Qからの流れを引き継ぎ、生成AIやエッジAIの案件が通期にわたって拡大する展開を想定するほか、半導体メーカーをはじめとする主要取引先からの大規模開発案件を含む継続案件・新規案件の引き合いも好調を維持する見通しとしている。
| 項目 | 2025年9月期実績 | 2026年9月期予想 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,103百万円 | 4,500百万円 | +396百万円 | +9.7% |
| 営業利益 | 756百万円 | 800百万円 | +43百万円 | +5.8% |
| EBITDA | 770百万円 | 816百万円 | +45百万円 | +5.9% |
| 経常利益 | 753百万円 | 801百万円 | +48百万円 | +6.4% |
| 当期純利益 | 509百万円 | 539百万円 | +29百万円 | +5.9% |

トピックス
2025年9月17日付で、2031年に向けた長期ビジョン「T&S Growth Journey 2031」を策定した。2031年9月期の財務指標目標として、売上高100億円、EBITDA20億円、時価総額300億円を掲げている。同時に、横浜キャピタル株式会社との事業提携契約を締結するとともに、第三者割当による新株予約権の発行による資金調達を決定した。
株主還元
配当については、原則として減配せず配当の維持または増配を行う累進配当方針のもと、可能な限り毎期増配を目指すとしている。1株あたり配当金は2025年9月期(予定)が10円00銭(配当性向14.9%、DOE2.8%)、2026年9月期(予想)は11円00銭(1円00銭増配、配当性向15.2%、DOE2.7%)を予定している。また、株主利益及び資本効率の向上並びにM&A等への活用を目的に、取得期間2025年11月13日〜2026年5月12日で、上限230,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合3.03%)、取得価額総額322百万円(上限)の自己株式取得を実施する。上限まで取得した場合の当期の総還元性向は74.7%になるとしている。
| 期 | 1株あたり配当金 | 配当性向 | 株主資本配当率(DOE) |
|---|---|---|---|
| 2025年9月期(予定) | 10円00銭 | 14.9% | 2.8% |
| 2026年9月期(予想) | 11円00銭 | 15.2% | 2.7% |
※本記事はティアンドエスグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。