ノムラシステムコーポレーション

ノムラシステムコーポレーション、2025年12月期は増収増益 2026年12月期は投資先行で減益を計画

決算サマリー 2026.08.26
ノムラシステムコーポレーション、2025年12月期は増収増益 2026年12月期は投資先行で減益を計画

※本記事はノムラシステムコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ノムラシステムコーポレーションの2025年12月期通期は、売上高3,321百万円(前期比+1.4%)、営業利益586百万円(同+14.0%)、経常利益593百万円(同+15.3%)、当期純利益404百万円(同+10.3%)と増収増益で着地した。既存取引先の追加受注等により粗利率の高いプライム(直接取引)案件が堅調に推移したことが増益に寄与した。

一方、2026年12月期は人的資本投資(採用・育成・スキル拡張)を先行実施する方針で、売上高は3,800百万円(同+14.4%)への増収を見込む一方、営業利益は530百万円(同△9.6%)と一時的な減益を計画している。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は3,321百万円、売上総利益は945百万円(利益率28.5%)、営業利益は586百万円(利益率17.7%)、経常利益は593百万円(利益率17.9%)、当期純利益は404百万円(利益率12.2%)となった。

項目2025年12月期(実績)2024年12月期(実績)増減
売上高3,321百万円3,275百万円+46百万円(+1.4%)
売上総利益945百万円[28.5%]870百万円[26.6%]+75百万円(+8.6%)
営業利益586百万円[17.7%]515百万円[15.7%]+72百万円(+14.0%)
経常利益593百万円[17.9%]515百万円[15.7%]+79百万円(+15.3%)
当期純利益404百万円[12.2%]366百万円[11.2%]+38百万円(+10.3%)

部門別の状況

2025年12月期の売上高の構成は、営業企画部165百万円、プライム企画部1,608百万円、次世代戦略事業部1,547百万円。既存取引先の追加受注等により粗利率の高いプライム案件が堅調に推移した。

部門2025年12月期 売上高
営業企画部165百万円
プライム企画部1,608百万円
次世代戦略事業部1,547百万円
2025年12月期 決算業績サマリー
出典:株式会社ノムラシステムコーポレーション 2025年12月期通期決算説明資料 P.10

貸借対照表(2025年12月期末)

総資産は3,977百万円(前期末比+7.5%)。自己資金による自己株式の取得により流動資産は前期末比1.8%減少した一方、投資その他の資産の増加により固定資産は前期末比155.6%増加した。当期純利益の計上等により純資産は前期末比8.5%増加した。

項目2025年12月期末2024年12月期末増減
資産3,977百万円3,699百万円+278百万円(+7.5%)
流動資産3,419百万円[86.0%]3,480百万円[94.1%]△62百万円(△1.8%)
固定資産559百万円[14.0%]219百万円[5.9%]+340百万円(+155.6%)
負債452百万円[11.4%]450百万円[12.2%]+1百万円(+0.3%)
純資産3,526百万円[88.6%]3,249百万円[87.8%]+278百万円(+8.5%)

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は売上高3,800百万円(前期比+14.4%)への増収を見込む一方、営業利益530百万円(同△9.6%)、経常利益530百万円(同△10.6%)、当期純利益362百万円(同△10.4%)と減益を計画する。企業のIT投資需要は基幹システム刷新に伴うERPパッケージ移行やクラウド化ニーズを背景に堅調に推移すると見込む一方、プライム案件・PMOサービスの受注増に向けた営業力強化や人材育成等の成長投資が先行コストとなる。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)増減
売上高3,800百万円3,321百万円+479百万円(+14.4%)
営業利益530百万円[14.0%]586百万円[17.7%]△56百万円(△9.6%)
経常利益530百万円[14.0%]593百万円[17.9%]△63百万円(△10.6%)
当期純利益362百万円[9.5%]404百万円[12.2%]△42百万円(△10.4%)
2026年12月期 業績予想
出典:株式会社ノムラシステムコーポレーション 2025年12月期通期決算説明資料 P.12

株主還元

配当に関する具体的な方針の記載はないが、自己資金による自己株式の取得を実施しており、この結果として流動資産は前期末比1.8%減少した。

中期経営計画/トピック

今期を「投資期」、中期を「収益最大化フェーズ」と位置づけ、人的資本投資(採用10〜20名規模、育成、SAP周辺/SAP以外へのスキル拡張)を先行実施する。中期目標としてプライム比率70〜75%、営業利益率20〜22%を掲げる。国内のミドル・スモール製造業向け“SAP Cloud ERPテンプレート”について、ボッシュ・ソフトウェア・デジタル・ソリューションズおよび株式会社OKIソフトウェアと三社共同開発を開始したことも公表している(2025年11月4日リリース)。

投資期を経て収益最大化フェーズへ(KPIスナップショット)
出典:株式会社ノムラシステムコーポレーション 2025年12月期通期決算説明資料 P.19
投資期を経て利益率上昇へ(中期目標)
出典:株式会社ノムラシステムコーポレーション 2025年12月期通期決算説明資料 P.33

※本記事はノムラシステムコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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