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アクセルマーク、2025年9月期は減収で当期純損失763百万円 トレカ・ヘルスケア事業へ積極投資

決算サマリー 2026.08.26
アクセルマーク、2025年9月期は減収で当期純損失763百万円 トレカ・ヘルスケア事業へ積極投資

※本記事はアクセルマークが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アクセルマークの2025年9月期(通期)は、売上高973百万円(前期比▲611百万円)、営業利益▲520百万円(同▲215百万円)、経常利益▲672百万円(同▲422百万円)、当期純利益▲763百万円(同▲375百万円)となった。広告事業の急速な事業環境悪化により売上高が大幅に減少した一方、成長領域であるトレカ事業、ヘルスケア事業への積極的な投資を実行した。同社は2025年9月期2Qより連結決算に移行しており、前期の数値は非連結実績である。2026年9月期は、成長領域であるトレカ事業およびビューティー&ウェルネス事業を新たな成長の柱として、売上高1,308百万円、営業利益▲486百万円を見込む。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

通期の損益計算書を見ると、売上高は前期の1,584百万円から973百万円へ減少し、売上原価も868百万円(前期1,495百万円)に減少した結果、売上総利益は104百万円(前期89百万円)と増加した。一方、販売費及び一般管理費は625百万円(前期394百万円)に増加し、営業利益は▲520百万円(前期▲305百万円)となった。営業外費用が167百万円(前期1百万円)に増加したことなどにより、経常利益は▲672百万円(前期▲250百万円)、当期純利益は▲763百万円(前期▲388百万円)、EBITDAは▲511百万円(前期▲289百万円)となった。

項目2024年9月期(実績)2025年9月期(実績)増減
売上高1,584973▲611
営業利益▲305▲520▲215
経常利益▲250▲672▲422
当期純利益▲388▲763▲375
EBITDA▲289▲511▲222

四半期業績の推移(2025年9月期)

四半期別に見ると、売上高は1Q293百万円、2Q219百万円、3Q247百万円、4Q214百万円と推移した。営業利益は1Q▲107百万円、2Q▲123百万円、3Q▲103百万円、4Q▲185百万円で、4Qはヘルスケア事業を基盤としたビューティー&ウェルネス事業の立ち上げに伴う先行投資や、持分法適用会社について事業環境や業績を踏まえた投資損失の計上などにより赤字が拡大した。

項目1Q2Q3Q4Q
売上高293219247214
営業利益▲107▲123▲103▲185
経常利益▲112▲158▲129▲272
親会社株主に帰属する当期純利益▲111▲157▲230▲264
EBITDA▲107▲122▲100▲181
業績の四半期推移(売上高・営業利益・EBITDA・当期純利益)のグラフ
出典:アクセルマーク 2025年9月期 通期 決算説明会資料 P.12

事業の状況

事業別の状況を見ると、広告事業は厳しい事業環境が継続しており、事業体制の見直しや運用コストの最適化を推進している。成長領域と位置づけるトレカ事業は、2025年3月にグランドオープンした旗艦店「cardéria池袋店」の地盤固めに注力しており、実店舗と在庫連動したECサイトを年内に開設予定としている。ヘルスケア事業は、健康と美を融合するビューティー&ウェルネス領域への参入を決定し、当社のビューティー&ウェルネス事業における初の美容ブランド『≒4.7(ニアリーフォーセブン)』の第一弾製品「プライムリペアプラセンタ原液」を10月29日より発売開始した。また、100%子会社のスパイラルセンスは、LiTMUSと共同でSNS発キャラクターIP「らぶいーず」初のゲームアプリを開発中で、2025年9月開催の東京ゲームショウ2025インディーズコーナーで初披露した。

『≒4.7(ニアリーフォーセブン)』第一弾製品「プライムリペアプラセンタ原液」
出典:アクセルマーク 2025年9月期 通期 決算説明会資料 P.18

財務戦略と資金調達

2025年10月30日付で、ビットコイン及びイーサリアムを活用した二軸型トレジャリー戦略の導入を発表した。ビットコインを企業資産の購買力を守る軸、イーサリアムをデジタル経済成長に連動する軸と位置づけ、財務基盤の強化、暗号資産を活用した財務的柔軟性の確保、事業展開における可能性の検討を目的とするとしている。同日付では第三者割当による新株予約権の発行等による資金調達も決定しており、資金使途はビューティー&ウェルネス事業拡大に関する費用300百万円、トレカ事業拡大における店舗展開及びECサイト構築時に関する費用400百万円、子会社等への成長投資費用(子会社への貸付金)223百万円、M&A及び資本業務提携に関する費用500百万円としている。調達資金を活用し、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の繰上償還を決定し、自己資本比率の向上による財務健全性のさらなる強化を図るとしている。

事業戦略及び財務戦略の全体像
出典:アクセルマーク 2025年9月期 通期 決算説明会資料 P.9

財務状況

貸借対照表を見ると、資産合計は2024年9月期4Q末の925百万円から2025年9月期4Q末は1,325百万円に増加した。資金調達の実行(累計額11.3億円)により純資産(資本金等)が大幅に増加し、自己資本比率は49.6%から60.1%に上昇した。なお、2025年9月期より、アクセルメディカ社、crafty社、スパイラルセンス社の貸借対照表を連結の範囲に含めている。

項目2024年9月期4Q末2025年9月期4Q末
資産合計9251,325
自己資本比率49.6%60.1%
負債合計457520
純資産等合計467804

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期の通期業績予想は、売上高1,308百万円(前期比+335百万円)、営業利益▲486百万円(同+34百万円)、経常利益▲501百万円(同+171百万円)、当期純利益▲502百万円(同+261百万円)としている。成長領域であるトレカ事業およびビューティー&ウェルネス事業を新たな成長の柱とし、事業構造の高収益化を推進するとともに、暗号資産を活用した財務戦略を展開し、事業戦略と一体となった取り組みによりグループ全体の企業価値向上を目指すとしている。

項目2025年9月期(実績)2026年9月期(予想)増減
売上高9731,308335
営業利益▲520▲48634
経常利益▲672▲501171
当期純利益▲763▲502261
2026年9月期 業績予想(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益)
出典:アクセルマーク 2025年9月期 通期 決算説明会資料 P.22

※本記事はアクセルマークが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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