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北紡、2026年3月期は売上高7.6%減 営業・経常・当期純利益がいずれも赤字幅拡大

決算サマリー 2026.08.26
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※本記事は北紡が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

北紡の2026年3月期(連結)は、売上高1,506百万円(前期比7.6%減)となる中、当期より開始したクリプトマネジメント事業で保有ビットコインの含み損を売上高のマイナスとして計上したことなどが影響し、営業損失137百万円(前期は営業損失49百万円)、経常損失131百万円(前期は経常損失50百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失135百万円(前期は当期純損失55百万円)となり、営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも前期に続き赤字となった。

目次

連結業績(当期 実績)

個別事業では、ヘルスケア事業やリサイクル事業など既存事業は前期比で増収となり収益性も改善したが、クリプトマネジメント事業における保有ビットコインの含み損計上が売上高・損益を押し下げた。この結果、売上高は前期を下回り、営業損失・経常損失・親会社株主に帰属する当期純損失はいずれも前期から拡大した。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高1,506百万円1,631百万円7.6%減
営業利益△137百万円△49百万円
経常利益△131百万円△50百万円
親会社株主に帰属する当期純利益△135百万円△55百万円

セグメント別の状況

紡績事業は、アラミド繊維製品の防護衣料用途における大口品番の終了により減産となり、営業損失となった。テキスタイル事業は、中東市場での需要鈍化や東南アジア向けの低調により減収減益となった。ヘルスケア事業は、防犯・防災セキュリティー管理システムの販売が順調に推移し増収増益となった。リサイクル事業は、生産量の安定によるコストダウンや需要回復により黒字転換した。当期に新たに開始したクリプトマネジメント事業は、ビットコインの評価損計上により損失となった。また、2026年3月3日付で株式会社Vリムジンを株式交付により連結子会社化し、新たに「モビリティ事業」をセグメントに追加したが、期末日をみなし取得日としているため当期の損益への影響はない。

財政状態

総資産は2,789百万円(前期末2,154百万円)、純資産は1,630百万円(同1,189百万円)となった。自己資本比率は57.1%(前期末53.4%)、1株当たり純資産は48.44円(同45.61円)となった。純資産の増加は主に新株予約権の行使による資本金・資本準備金の増加によるものであり、親会社株主に帰属する当期純損失の計上により利益剰余金は減少した。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産2,789百万円2,154百万円
純資産1,630百万円1,189百万円
自己資本比率57.1%53.4%
1株当たり純資産48.44円45.61円

継続企業の前提に関する重要事象等

当社グループは、第96期から連続して営業損失を計上しており、当期も137百万円の営業損失、294百万円の営業キャッシュ・フローのマイナスを計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在するとしている。これに対し、紡績事業・テキスタイル事業の強化、ヘルスケア事業のポートフォリオ変更、リサイクル事業の強化、キャッシュ・フローの改善といった対応策を進めた結果、当期末時点において継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。

通期業績予想

次期(2027年3月期)については、株式会社Vリムジンの連結子会社化に伴うモビリティ事業の追加などにより、売上高2,862百万円(前期比90.0%増)を見込む。営業利益46百万円、経常利益46百万円、親会社株主に帰属する当期純利益20百万円を計画している。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高2,862百万円90.0%増
営業利益46百万円
経常利益46百万円
親会社株主に帰属する当期純利益20百万円

株主還元

当期・前期とも1株当たり年間配当金は0円の無配とした。次期(2027年3月期)も無配を予定している。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金0円0円

本記事は北紡が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は北紡が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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