※本記事はムゲンエステートが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ムゲンエステートの2025年12月期は、収益性を重視した営業活動により売上高・各段階利益とも過去最高を更新した。2025年11月14日に大型物件の販売遅延を理由に業績予想を下方修正したものの、その後の販売進捗を受け2026年1月28日に上方修正を公表。同時に期末配当金の増配も発表した。
連結業績(2025年12月期 実績)
2025年12月期の連結業績は、売上高68,262百万円(前期比9.8%増)、売上総利益19,328百万円(同16.7%増、売上総利益率28.3%で前期比1.6pt上昇)、販管費8,278百万円(同19.3%増)、営業利益11,049百万円(同14.8%増)、経常利益9,951百万円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,659百万円(同9.4%増)となった。利益は期初計画を上回って着地した。
| 項目 | 2025年12月期(実績) | 2024年12月期(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 68,262 | 62,187 | 9.8% |
| 売上総利益 | 19,328 | 16,564 | 16.7% |
| 販管費 | 8,278 | 6,941 | 19.3% |
| 営業利益 | 11,049 | 9,623 | 14.8% |
| 経常利益 | 9,951 | 8,858 | 12.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 6,659 | 6,086 | 9.4% |

セグメント別の状況
セグメント別売上高は、不動産売買事業が65,327百万円(前期比9.3%増、構成比95.7%)、賃貸その他事業が2,935百万円(同20.9%増、構成比4.3%)。セグメント利益は不動産売買事業13,390百万円(同18.8%増、構成比94.9%)、賃貸その他事業712百万円(同3.2%減、構成比5.1%)となった。不動産売買事業のうち買取再販事業(投資用)は売上高30,866百万円(同14.1%増)、買取再販事業(居住用)は32,438百万円(同16.0%増)と、投資用・居住用ともに増収した。
| セグメント | 指標 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 不動産売買事業 | 売上高 | 65,327 | 59,758 | 9.3% |
| 賃貸その他事業 | 売上高 | 2,935 | 2,429 | 20.9% |
| 不動産売買事業 | セグメント利益 | 13,390 | 11,267 | 18.8% |
| 賃貸その他事業 | セグメント利益 | 712 | 736 | △3.2% |

通期業績予想(2026年12月期)
第3次中期経営計画の見直しにより、2026年12月期の連結業績計画(修正計画)は売上高79,286百万円(前期比16.1%増)、売上総利益21,446百万円(同11.0%増)、営業利益12,398百万円(同12.2%増)、経常利益11,058百万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,595百万円(同14.1%増)、EPS323.42円(同13.4%増)とした。収益性を重視し売上高は当初計画から減額する一方、営業利益以下の各利益は期初計画を若干上回る計画としている。
| 項目 | 2026年12月期(修正計画) | 2025年12月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 79,286 | 68,262 | 16.1% |
| 売上総利益 | 21,446 | 19,328 | 11.0% |
| 営業利益 | 12,398 | 11,049 | 12.2% |
| 経常利益 | 11,058 | 9,951 | 11.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 7,595 | 6,659 | 14.1% |
| EPS(円) | 323.42 | 285.15 | 13.4% |

株主還元
2025年12月期は2026年1月28日に増配を公表し、期末配当金を2円増配の1株あたり69円とした。年間配当金は114円(中間配当45円・期末配当69円)、配当性向40.0%の予定。第3次中期経営計画では配当性向40%以上の継続と中間配当の実施を方針としており、2026年12月期の配当は変更なし、2027年12月期は計画数値の見直しに合わせて配当金額を見直す。
| 項目 | 2025年12月期(予定) | 2026年12月期(修正計画) | 2027年12月期(修正計画) |
|---|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 114円 | 130円 | 147円 |
| 配当性向 | 40.0% | 40.2% | 40.2% |

中期経営計画/トピック
第3次中期経営計画は位置づけ・戦略に変更はないが、2025年度の実績を踏まえ2026年度・2027年度の計画をより実現可能性の高い水準へ見直した。最終年度(2027年度)の重要経営指標としては、CAGR(売上高)20.0%以上、CAGR(EPS)15.0%以上、ROE20.0%以上、配当性向40.0%以上、自己資本比率30.0%〜35.0%、ネットDEレシオ1.2倍〜1.5倍を掲げる。2025年実績ではROEは19.7%、自己資本比率33.5%、ネットDEレシオ1.2倍だった。買取再販事業では営業エリア拡大により宿泊施設・商業施設・物流施設などアセットタイプの拡充が進み、地方エリアの実績も着実に積み上がった。
※本記事はムゲンエステートが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。