※本記事はエターナルホスピタリティグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
エターナルホスピタリティグループ(証券コード3193)の2025年7月期は、国内鳥貴族の出店・既存店増収や海外出店効果により売上高が前期比10.6%増の46,356百万円となった。原価率上昇や海外現地法人の先行赤字により営業利益は前期比3.9%減の3,121百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.1%減の1,720百万円となったが、いずれも修正予想は上回って着地した。2026年7月期は国内外での出店加速により増収増益を計画している。
連結業績(2025年7月期 実績)
2025年7月期の連結業績は、国内鳥貴族の既存店成長や海外出店効果により売上高が前期比10.6%増の46,356百万円となった。一方、原価率上昇や海外現地法人の先行赤字により営業利益は前期比3.9%減の3,121百万円、経常利益は同4.9%減の3,103百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.1%減の1,720百万円となった。なお、修正予想比では売上高・営業利益ともに上回って着地した。
| 項目 | 2025年7月期実績 | 2024年7月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 46,356百万円 | 41,914百万円 | +10.6%(+4,442百万円) |
| 営業利益 | 3,121百万円(6.7%) | 3,248百万円(7.8%) | △3.9%(△127百万円) |
| 経常利益 | 3,103百万円(6.7%) | 3,261百万円(7.8%) | △4.9%(△158百万円) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,720百万円(3.7%) | 2,127百万円(5.1%) | △19.1%(△406百万円) |
グループブランド店舗数の状況
2025年7月末時点のグループ店舗数は1,158店(前期末1,139店)となった。国内では鳥貴族(直営・TCC合計)が661店(前期末643店)、やきとり大吉が477店(前期末489店)。海外は米国・韓国・台湾・香港・中国への出店を進め、海外合計は17店(前期末3店)まで拡大した。
| 区分 | 2024年7月末店舗数 | 出店 | 退店 | 2025年7月末店舗数 |
|---|---|---|---|---|
| 鳥貴族(直営+TCC) | 643 | 26 | 8 | 661 |
| やきとり大吉 | 489 | 6 | 18 | 477 |
| 海外合計 | 3 | 14 | 0 | 17 |
| グループ総計 | 1,139 | 46 | 27 | 1,158 |

通期業績予想(2026年7月期)
2026年7月期は、国内既存店の成長に加え国内外の出店増加や前期出店店舗の通期寄与により増収を計画する。既存店売上高は鳥貴族で前期比103.8%(上期105.8%、下期101.9%)を見込む。国内では鳥貴族直営30店舗・TCC23店舗の新規出店を計画し、海外では韓国10店舗、上海14店舗などの出店を予定する。海外は引き続き先行赤字を見込むが、期首からの賃上げ・休日数増加や運営経費の増加等を織り込みながらも増益を計画する。
| 項目 | 2026年7月期予想 | 2025年7月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 52,355百万円 | 46,356百万円 | +12.9%(+5,998百万円) |
| 営業利益 | 3,152百万円(6.0%) | 3,121百万円(6.7%) | +1.0%(+30百万円) |
| 経常利益 | 3,140百万円(6.0%) | 3,103百万円(6.7%) | +1.2%(+37百万円) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,839百万円(3.5%) | 1,720百万円(3.7%) | +6.9%(+118百万円) |

株主還元
配当方針は、将来に向けた成長投資に利益を配分するとともに、持続的な利益成長による安定的・持続的な増配を原則とする累進配当を実施し、配当総額は連結配当性向20%以上を目安に決定するとしている。2026年7月期の配当予想は、配当方針に基づき中間・期末それぞれ1株当たり23円、年間合計46円としている。株主優待制度では、保有株式数に応じて年間2,000円~10,000円相当の電子チケット(焼鳥屋鳥貴族・TORIKI BURGER全店で利用可、やきとり大吉ではご利用いただけない)を中間・期末に分けて贈呈する。
| 項目 | 2026年7月期予想 |
|---|---|
| 中間配当 | 23円 |
| 期末配当 | 23円 |
| 年間合計 | 46円 |
| 配当性向目安 | 20%以上 |

中期経営計画
現中期経営計画(2025年7月期~2027年7月期)は、2027年7月期に売上高600億円(うち海外売上高60億円)、営業利益60億円、営業利益率10%、ROE20%以上維持を目標として掲げる。初年度となる2025年7月期は、海外店舗の売上・集客が想定を超過するなど手ごたえを得た一方、国内既存店売上高の計画未達や原価高による利益率悪化、海外現地法人の先行赤字拡大により、計画比で減収・減益となった。2026年7月期は、グループ組織再編によるマルチロケーション・マルチブランド戦略の推進や執行体制(CxO体制)の拡充・強化を進め、国内外での新規出店加速や海外事業の業績寄与の早期実現を目指すとしている。

※本記事はエターナルホスピタリティグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。