ジョイフル本田

ジョイフル本田、2026年6月期は増収減益 株式会社本田の連結子会社化が影響

決算サマリー 2026.08.25
ジョイフル本田、2026年6月期は増収減益 株式会社本田の連結子会社化が影響

※本記事はジョイフル本田が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ジョイフル本田は2026年6月期に株式会社本田を連結子会社化し、単体決算から連結決算に移行した。売上高は132,817百万円(前期比103.0%、業績予想比101.4%)、営業利益は8,732百万円(前期比81.2%、業績予想比99.2%)となった。売上高は株式会社本田の連結子会社化、新規出店、ナフサ由来商品の需要拡大により増加した一方、将来の成長に向けた人財投資と株式会社本田の連結化に伴うコスト増加により営業利益は減少した。純利益は9,002百万円(前期比108.1%)であった。

目次

連結業績(2026年6月期 実績)

2026年6月期の連結業績は、売上高132,817百万円(前期比103.0%)、売上総利益41,784百万円(同101.9%)、営業総利益48,856百万円(同102.3%)、販管費40,124百万円(同108.5%)、営業利益8,732百万円(同81.2%)、経常利益9,954百万円(同83.8%)、純利益9,002百万円(同108.1%)となった。比較対象の25/6期は単体決算の数値である。連結子会社化した株式会社本田の2026年6月期業績(参考、2025年12月21日~2026年6月20日)は、売上高2,832百万円、営業利益△65百万円であった。

項目25/6期(単体)26/6期(連結)前期比
売上高128,980132,817103.0%(+3,836)
売上総利益40,98541,784101.9%(+798)
営業総利益47,74348,856102.3%(+1,112)
販管費36,99540,124108.5%(+3,128)
営業利益10,7488,73281.2%(△2,016)
経常利益11,8789,95483.8%(△1,923)
純利益8,3279,002108.1%(+675)

セグメント別(商品グループ別)の状況

商品グループ別の状況はジョイフル本田単体の数値で開示されている。専門店の出店効果により資材・プロ用品、ガーデン・ファームの各商品グループが伸長した。売上総利益率の低下は、住宅着工件数の減少に伴う資材売上高の減少や、お客様の来店動機につながる商品の価格競争力を維持したことが要因である。

商品グループ25/6期26/6期
住まい72,77673,673
資材・プロ用品24,22125,278
インテリア・リビング17,25117,191
ガーデン・ファーム16,94717,286
リフォーム14,35513,916
生活56,20456,473
デイリー・日用品38,53238,790
ペット・レジャー16,70816,589
その他9641,093
合計128,980130,146
商品グループ別売上高および売上総利益(ジョイフル本田単体)の推移
出典:2026年6月期 決算説明会資料 P.9

通期業績予想

2027年6月期の連結業績予想は、売上高140,000百万円、売上総利益44,500百万円、販管費43,100百万円、営業利益8,600百万円、経常利益9,800百万円、純利益6,600百万円、EBITDA12,300百万円(EBITDAマージン8.8%)、ROE5.2%とした。上期は売上高69,700百万円・営業利益4,350百万円、下期は売上高70,300百万円・営業利益4,250百万円を見込む。なお、2026年6月期は特別利益として負ののれん発生益約19.4億円、投資有価証券売却益約4.5億円を計上した。

項目26/6期実績27/6期予想
売上高132,817140,000
売上総利益41,78444,500
販管費40,12443,100
営業利益8,7328,600
経常利益9,9549,800
純利益9,0026,600
EBITDA12,00512,300
EBITDAマージン9.0%8.8%
ROE7.1%5.2%
P/L通期業績予想(連結)のスライド
出典:2026年6月期 決算説明会資料 P.25

貸借対照表(連結)

項目25/6期末(単体)26/6期末(連結)
流動資産59,94857,948
固定資産105,625109,724
資産合計165,574167,672
負債合計43,78241,234
純資産合計121,791126,438

株主還元

配当方針はDOE(株主資本配当率)に基づく累進配当の継続で、2026年6月期中間配当よりDOEを4.0%以上に引き上げた。2027年6月期の中間配当は前期と同額の1株当たり42円を予定する。アークランズ株式会社との共同持株会社設立(株式移転)に関する基本合意書を締結しており、共同持株会社設立日以降は同社が配当を行うため、2027年6月期の期末配当は未定とした。

配当実績・予想の推移を示すスライド
出典:2026年6月期 決算説明会資料 P.27

アークランズ株式会社との経営統合

ジョイフル本田はアークランズ株式会社と経営統合に関する基本合意書を締結した。「専門店集合型ホームセンター構想」を掲げ、日本一のホームセンターを目指す。共同持株会社設立(株式移転)の日程は変更され、2026年7月3日に公表された。

アークランズ株式会社との経営統合に関する基本合意書締結のスライド
出典:2026年6月期 決算説明会資料 P.16

26/6期の主な取り組み

2026年6月期の専門小売店の出店数は新業態を含む7店舗で、ジョイフル本田資材館を中心に売上計画は順調に推移した。2028年6月期までの出店目標は20~30店舗とした。既存店では荒川沖店のペット館リニューアルなど複数店舗で改装を実施し、荒川沖店は改装後、店舗全体の客数が増加した。子会社化した株式会社本田については、基幹システムの統合やレジシステムの入れ替え、仕入取引先の統一による調達コストの最適化など、業務効率化と「稼ぐ力」の強化に取り組んでいる。2026年6月期の株式会社本田の営業利益率は△2.3%であった。

※本記事はジョイフル本田が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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