※本記事は大冷が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
大冷(2883)の2026年3月期の業績は、売上高250億5千3百万円(前期比2.6%減)、営業利益6億6千万円(同21.5%減)、経常利益6億9千3百万円(同17.9%減)となった。当期純利益は前期の純損失(5億7千4百万円)から黒字に転換し、4億8千2百万円となった。
業績(2026年3月期 実績)
事業別では、骨なし魚事業は下半期に売上が回復したものの上半期の落ち込みを補うには至らず前期を下回った。ミート事業は「アメリカンドッグ」類の販売回復などにより増収となった。その他事業もボイルカキの新規販売等で下半期は回復したが、通期では前期を下回った。低価格志向に対応した値引きの増加により粗利率が低下し、減収に伴う粗利益の減少から営業利益・経常利益は前期を下回った。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 25,053百万円 | 25,732百万円 | 2.6%減 |
| 営業利益 | 660百万円 | 840百万円 | 21.5%減 |
| 経常利益 | 693百万円 | 844百万円 | 17.9%減 |
| 当期純利益 | 482百万円 | △574百万円 | 黒字転換 |
財政状態
総資産は現金及び預金や売掛金の減少などを主因に前期末に比べ197百万円減少し11,313百万円となった。純資産は29百万円増加し8,823百万円、自己資本比率は78.0%(前期76.4%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 11,313百万円 | 11,510百万円 |
| 純資産 | 8,823百万円 | 8,794百万円 |
| 自己資本比率 | 78.0% | 76.4% |
| 1株当たり純資産 | 1,501.51円 | 1,488.13円 |
株主還元
1株当たり年間配当金は60円で、前期の60円から据え置いた。前期は当期純損失を計上したため配当性向はマイナスとなったが、当期は73.1%となった。2027年3月期も60円を予定している。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 60円 | 60円 |
| 配当性向 | 73.1% | 67% |
通期業績予想
会社は2027年3月期について、低価格志向に対応した安価な新商品「MOTTO」シリーズの拡販や需要増が見込まれる調理加工品の拡販などにより骨なし魚事業の再構築を図るとし、売上高252億円、営業利益7億8千万円、経常利益7億8千万円、当期純利益5億2千5百万円を見込んでいる。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 25,200百万円 | 0.6%増 |
| 営業利益 | 780百万円 | 18.1%増 |
| 経常利益 | 780百万円 | 12.5%増 |
| 当期純利益 | 525百万円 | 8.8%増 |
本記事は大冷が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は大冷が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。