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DCMホールディングス、2026年2月期は営業減益も純利益は増益 2027年2月期は増収増益を予想

決算サマリー 2026.08.25
DCMホールディングス、2026年2月期は営業減益も純利益は増益 2027年2月期は増収増益を予想

※本記事はDCMホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

DCMホールディングスの2026年2月期(2025年3月1日~2026年2月28日)連結業績は、売上高533,107百万円(前期比99.4%)、営業利益31,014百万円(同93.3%)、経常利益29,158百万円(同94.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益17,310百万円(同101.0%)となった。既存店売上高は前期比△4.2%で推移したが、プライベートブランド販売強化により売上総利益率は前期比+0.2%改善し、業務効率化を進めたことで当期純利益は増益を確保した。株式会社エンチョー、ホームテック株式会社の連結子会社化により売上総利益や資産規模は拡大した一方、M&A案件の影響等により営業利益・経常利益は減益となった。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

売上高は既存店売上高の減少(前期比△4.2%)等により前期比0.6%減の533,107百万円となった。売上総利益は183,092百万円(前期比100.2%)を確保したものの、販管費が前期比102.1%(M&A案件の影響を除くと前期比99.2%)に増加したこと等により、営業利益は31,014百万円(前期比93.3%)、経常利益は29,158百万円(前期比94.1%)といずれも減益となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は17,310百万円(前期比101.0%)で増益を確保した。支払利息・支払手数料は前期比700百万円減少した。

項目2026年2月期2025年2月期前期比
売上高533,107百万円536,132百万円99.4%
売上総利益183,092百万円182,660百万円100.2%
営業利益31,014百万円33,230百万円93.3%
経常利益29,158百万円30,997百万円94.1%
親会社株主に帰属する当期純利益17,310百万円17,144百万円101.0%

事業別の状況

事業別にみると、ホームセンター事業計は467,061百万円(前期比98.9%)となった。防災関連商品は特需の反動を受けた一方、空調服など猛暑対策用品は好調に推移した。エクスプライス事業は65,789百万円(前期比103.4%)と増収し、その他の事業は255百万円(前期比102.7%)となった。店舗網では、2025年9月に株式会社エンチョー、2025年12月にホームテック株式会社がそれぞれDCMグループに加わった。2026年2月期末の店舗数はDCM656店舗(前期末661店舗、退店7・新規出店2)、エンチョー53店舗、ホダカ73店舗(前期末68店舗、新規出店5)、DCMニコット116店舗(前期末114店舗、新規出店2)、ホームテック20店舗で、グループ合計918店舗(前期末843店舗)となった。

事業2026年2月期2025年2月期前期比
ホームセンター事業計467,061百万円472,234百万円98.9%
エクスプライス事業65,789百万円63,649百万円103.4%
その他の事業255百万円248百万円102.7%
合計533,107百万円536,132百万円99.4%
都道府県別出店状況とグループ店舗数の推移
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期(2026年3月1日~2027年2月28日)の連結業績予想は、売上高567,500百万円(前期比106.5%)、営業利益31,200百万円(同100.6%)、経常利益29,400百万円(同100.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益17,400百万円(同100.5%)で、増収増益を見込む。1株当たり当期純利益は125円71銭、1株当たり配当予想は48円(中間24円、期末24円)としている。エンチョーを除く連結業績予想は売上高537,500百万円(前期比103.2%)、営業利益33,000百万円(同104.3%)。新規出店・退店計画は通期でホームセンター2店出店・1店退店、ホダカ6店出店・0店退店、DCMニコット3店出店・0店退店を見込み、既存店売上高伸び率は通期+0.4%を計画している。

項目2027年2月期 予想2026年2月期 実績前期比
売上高567,500百万円533,107百万円106.5%
売上総利益196,200百万円183,092百万円107.2%
営業利益31,200百万円31,014百万円100.6%
経常利益29,400百万円29,158百万円100.8%
親会社株主に帰属する当期純利益17,400百万円17,310百万円100.5%
2027年2月期 連結業績予想(通期)
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.20

株主還元

配当については、26/2期に期末配当を1円増配し年間配当47円とした。27/2期(予想)は年間配当48円(中間24円、期末24円)を計画している。26/2期の配当性向は37.0%、総還元性向は49.9%で、27/2期(予想)はそれぞれ38.2%、59.6%を見込む。自己株式取得については2025年12月29日から5,500百万円の取得を実施中で、発行済株式総数の5%程度を目安に保有し、超過分は消却する方針である。

配当金・配当性向・自己株式取得の推移
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.17

中期経営計画

2026年4月16日には第4次中期経営計画(2026年度~2028年度)を公表した。基本方針は「“選ばれるDCM”への転換を加速する3年間 ~すべてをお客さま視点からの発想で~」で、顧客戦略・商品戦略・店舗戦略・リフォーム戦略・DX戦略の事業戦略と、財務戦略・人的資本経営・サステナビリティへの取り組みの非財務戦略を掲げる。2028年度の数値目標は売上高650,000百万円(2025年度実績533,107百万円、成長率年+6.8%)、営業利益42,300百万円(同31,014百万円、年+10.9%)、経常利益40,500百万円(同29,158百万円、年+11.6%)、当期純利益26,500百万円(同17,310百万円、年+15.3%)、ROE8.0%(同6.2%、年+0.6pt)としている。さらに長期事業構想として2030年度に売上高9,000億円、営業利益630億円、営業利益率7.0%を掲げている。

項目2028年度 目標2025年度 実績成長率
売上高650,000百万円533,107百万円+6.8%/年
売上総利益率35.9%34.3%+0.5pt/年
営業利益42,300百万円31,014百万円+10.9%/年
営業利益率6.5%5.8%+0.2pt/年
経常利益40,500百万円29,158百万円+11.6%/年
当期純利益26,500百万円17,310百万円+15.3%/年
ROE8.0%6.2%+0.6pt/年
第4次中期経営計画 数値目標(2028年度)
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.48

※本記事はDCMホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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