ビーアールホールディングス

ビーアールホールディングス、2025年3月期は売上高が過去最高 営業利益は2年ぶり減益

決算サマリー 2026.08.22
ビーアールホールディングス、2025年3月期は売上高が過去最高 営業利益は2年ぶり減益

※本記事はビーアールホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ビーアールホールディングスの2025年3月期(通期)の連結業績は、大型工事の進捗により売上高が40,770百万円(前年比1.3%増)と過去最高を更新した。一方、見込んでいた設計変更による増額契約の獲得が次期に持ち越しとなったことなどから、営業利益は1,953百万円(同5.3%減)、経常利益は1,880百万円(同7.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,268百万円(同6.3%減)と、いずれも2年ぶりの減益となった。1株当たり配当金は15円で、前期比1円の増配とした。

目次

連結業績(2025年3月期 実績)

売上高は公表値に対しては2.9%下回ったものの、前期比では1.3%増の40,770百万円で過去最高となった。一方、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前期を下回り、2年ぶりの減益となった。1株当たり当期純利益は28.29円(前期29.81円)だった。

項目2025年3月期2024年3月期前年比
売上高40,770百万円40,259百万円1.3%増
営業利益1,953百万円2,062百万円5.3%減
経常利益1,880百万円2,036百万円7.6%減
親会社株主に帰属する当期純利益1,268百万円1,353百万円6.3%減
1株当たり当期純利益28.29円29.81円
業績サマリー(売上高・営業利益・純利益と配当金の推移)
出典:2025年3月期 決算概要 P.2

セグメント別(事業別)の状況

建設事業は大型工事の受注が進捗し、売上高34,275百万円、セグメント利益3,438百万円とほぼ前期並みで推移した。一方、製品販売事業は売上高5,979百万円(前期5,623百万円)と増収となったものの、セグメント利益は74百万円(前期144百万円)と減少した。

セグメント指標2025年3月期2024年3月期
建設事業売上高34,275百万円34,375百万円
建設事業セグメント利益3,438百万円3,440百万円
製品販売事業売上高5,979百万円5,623百万円
製品販売事業セグメント利益74百万円144百万円
セグメント別情報(建設事業)売上高・セグメント利益の推移
出典:2025年3月期 決算概要 P.9

今期決算のトピックス(大型工事の受注)

建設事業において、以下の大型工事を受注した。①中国自動車道(特定更新等)宮脇橋他3橋床版取替工事(西日本高速道路)34億80百万円、②新名神高速道路 梶原橋他1橋(PC上部工)工事(西日本高速道路)22億27百万円、③東海北陸自動車道(4車線化)田尻橋他3橋(PC上部工)工事(中日本高速道路)21億70百万円、④八戸自動車道 保戸沢橋床版取替工事(東日本高速道路)21億51百万円、⑤北海道新幹線、ルベシベ川橋りょう(PCけた)(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)20億35百万円を受注した。

今期決算のトピックス(大型工事の受注)
出典:2025年3月期 決算概要 P.3

通期業績予想

2026年3月期は、大型工事の進捗が順調に進むと見込み、売上高41,000百万円(前期比0.6%増)、営業利益2,000百万円(同2.4%増)、経常利益1,900百万円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(同2.5%増)と、増収増益を見込む。

項目2026年3月期(予想)2025年3月期(実績)前年比
売上高41,000百万円40,770百万円0.6%増
営業利益2,000百万円1,953百万円2.4%増
経常利益1,900百万円1,880百万円1.0%増
親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円1,268百万円2.5%増
次期(2026年3月期)の業績予想及び配当
出典:2025年3月期 決算概要 P.8

株主還元

2025年3月期の配当は1株当たり15円(中間7.5円、期末7.5円)で、前期比1円の増配となった。2026年3月期は16円(中間8円、期末8円)を予想しており、連結配当性向40%以上・DOE4%以上を配当方針としている。2025年3月期実績の連結配当性向は53.0%(前期47.0%)、DOEは4.6%(前期4.5%)、ROEは8.6%(前期9.6%)だった。

項目2026年3月期(予想)2025年3月期(実績)2024年3月期(実績)
1株当たり配当金16円(中間8円・期末8円)15円(中間7.5円・期末7.5円)14円(特配1円含む)(中間6円・期末7円・特配1円)
連結配当性向40%以上(方針)53.0%47.0%
DOE4%以上(方針)4.6%4.5%

中期経営計画

当社グループは2024年度を初年度とする第1次中期経営計画(2024~2027年度)を策定した。長期ビジョン「Br.VISION 2030」が掲げる「インフラ整備を通じて社会に貢献し、持続的に成長する企業グループ」の実現に向け、第1次中期経営計画(2024~2027年度)では持続的成長実現のための経営基盤を整備し、第2次中期経営計画(2028~2030年度)では長期ビジョン実現に向けた新たな事業領域の拡大に挑戦する。定量目標として2027年度に売上高500億円・営業利益30億円、2030年度に売上高600億円・営業利益40億円を掲げるほか、ROE10%以上・DOE4%以上・連結配当性向40%以上を目標とする。

※本記事はビーアールホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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