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コスモスイニシア、2026年3月期は大幅増収 中計目標の営業利益100億円を上回って達成

決算サマリー 2026.08.21
コスモスイニシア、2026年3月期は大幅増収 中計目標の営業利益100億円を上回って達成

※本記事はコスモスイニシアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社コスモスイニシアの2026年3月期(通期)連結業績は、売上高1,492.9億円(前期比+197.6億円、+15.3%)、営業利益125.3億円(同+30.8億円、+32.6%)、経常利益111.5億円(同+32.1億円、+40.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益82.3億円(同+29.1億円、+54.7%)となった。売上高は前期比15.3%増の大幅増収となり、営業利益は中期経営計画2026の最終年度目標である100億円を大幅に上回って達成した。2027年3月期の業績予想は、売上高1,880.0億円(+25.9%)、営業利益136.0億円(+8.5%)と増収増益を見込む一方、経常利益110.0億円(△1.4%)、当期純利益72.0億円(△12.6%)は金融コスト増や前期の一過性利益の反動により前期比減益を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高1,492.9億円(前期比+197.6億円、+15.3%)、売上総利益319.3億円(同+46.2億円、+16.9%)、販売費及び一般管理費193.9億円(同+15.4億円、+8.6%)、営業利益125.3億円(同+30.8億円、+32.6%)、経常利益111.5億円(同+32.1億円、+40.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益82.3億円(同+29.1億円、+54.7%)。ROEは15.5%(前期比+4.1Pt)となった。

項目2025年3月期2026年3月期増減(率)
売上高1,295.2億円1,492.9億円197.6億円 (+15.3%)
売上総利益273.0億円319.3億円46.2億円 (+16.9%)
販売費及び一般管理費178.5億円193.9億円15.4億円 (+8.6%)
営業利益94.5億円125.3億円30.8億円 (+32.6%)
経常利益79.4億円111.5億円32.1億円 (+40.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益53.2億円82.3億円29.1億円 (+54.7%)
ROE11.3%15.5%4.1Pt
連結損益計算書(2026年3月期実績)
出典:コスモスイニシア 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.5

セグメント別の状況(2026年3月期 実績)

全事業セグメントにおいて前期比増益を達成した。レジデンシャル事業は前期比で大幅な増益となり、当初予想を大きく上回った。宿泊事業は、高収益施設の引渡しに加え、ホテル施設運営の稼働率および客室単価の改善により大幅な増益となり、全社業績をけん引した。なお、2027年3月期より事業セグメント区分を、レジデンシャル事業・ソリューション事業・宿泊事業・工事事業から、住宅販売事業・収益不動産販売事業・ホテル運営事業・賃貸運営事業・その他事業へ変更している。

セグメント売上高(2025年3月期)売上高(2026年3月期)営業利益(2025年3月期)営業利益(2026年3月期)
レジデンシャル事業484.9億円482.8億円13.1億円22.0億円
ソリューション事業479.1億円636.1億円43.3億円44.1億円
宿泊事業236.8億円290.6億円67.7億円91.8億円
工事事業98.1億円93.3億円△0.5億円0.9億円
調整額△3.8億円△10.1億円△29.1億円△33.6億円
合計1,295.2億円1,492.9億円94.5億円125.3億円
連結損益計算書(セグメントサマリー、2026年3月期実績)
出典:コスモスイニシア 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高1,880.0億円(前期比+387.0億円、+25.9%)、売上総利益385.0億円(同+65.6億円、+20.6%)、販売費及び一般管理費250.0億円(同+56.0億円、+28.9%)、営業利益136.0億円(同+10.6億円、+8.5%)。売上高は事業拡大を背景に前期比25.9%増と大幅増収を見込む。営業利益は、事業拡大および将来成長に向けた戦略的投資(デジタル推進・人材基盤強化等)に伴う販管費の増加を見込むものの、増収効果により前期比増益を確保する計画。一方、経常利益は110.0億円(同△1.5億円、△1.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は72.0億円(同△10.3億円、△12.6%)と、金融コスト増や前期に計上した一過性利益の反動により前期比減益を見込む。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減(率)
売上高1,492.9億円1,880.0億円387.0億円 (+25.9%)
売上総利益319.3億円385.0億円65.6億円 (+20.6%)
販売費及び一般管理費193.9億円250.0億円56.0億円 (+28.9%)
営業利益125.3億円136.0億円10.6億円 (+8.5%)
経常利益111.5億円110.0億円△1.5億円 (△1.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益82.3億円72.0億円△10.3億円 (△12.6%)
2027年3月期 通期業績予想(連結損益計算書)
出典:コスモスイニシア 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.8

セグメント別 通期業績予想(新セグメント区分)

2027年3月期通期業績予想(新セグメント区分)では、収益不動産販売事業が営業利益の5割超を占める中核セグメントとして堅調に推移する見通し。全事業セグメントで前期比増収となる一方、ホテル運営事業は事業拡大に向けた先行費用を織り込みつつ成長を推進するため、営業利益は前期比△7.6億円(△15.8%)の減益を見込む。

セグメント売上高(2026年3月期)売上高(2027年3月期予想)営業利益(2026年3月期)営業利益(2027年3月期予想)
住宅販売事業482.8億円546.0億円30.8億円33.0億円
収益不動産販売事業563.4億円632.0億円86.7億円92.0億円
ホテル運営事業210.0億円222.0億円48.6億円41.0億円
賃貸・運営事業159.3億円258.0億円3.9億円6.0億円
その他事業96.9億円239.0億円△11.2億円△2.0億円
調整額△19.6億円△17.0億円△33.6億円△34.0億円
合計1,492.9億円1,880.0億円125.3億円136.0億円
2027年3月期 通期業績予想(セグメントサマリー)
出典:コスモスイニシア 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.18

株主還元

2026年3月期の配当は、前期から18円増配となる1株当たり年間配当金48円(2026年3月公表配当金予想比+4円増配)を予定。2027年3月期の配当予想は、前期から5円増配の1株当たり年間配当金53円(うち中間配当金16円)。中期経営計画2028に掲げる株主還元方針のもと、段階的な配当性向の引き上げを計画しており、連結配当性向は2026年3月期19.8%、2027年3月期予想25.0%とする方針。配当に加え、3月末日を基準日として当社株式を300株以上保有する株主を対象に、アパートメントホテル『MIMARU』で利用できる宿泊割引クーポン(15,000円分)を進呈する株主優待制度を新設した。

中期経営計画・トピック

会社は2035年度目標として経常利益300億円・ROE15%を掲げるVision2035、および新中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)を発表した。また、2025年10月1日付で100%出資の新子会社『株式会社コスモスイニシア不動産投資顧問』を設立し、2026年度からSPC(特別目的会社)スキームを活用した私募ファンド事業(アセットマネジメント事業)を本格的に開始する予定。持分法適用会社であった株式会社WOOCについては2026年2月に連結子会社化を完了し、2027年3月に完全子会社化を予定している。

※本記事はコスモスイニシアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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