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アサックス、2026年3月期は増収増益 全利益段階で予算を上回る

決算サマリー 2026.08.21
アサックス、2026年3月期は増収増益 全利益段階で予算を上回る

※本記事はアサックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アサックスは、2026年3月期(第57期)の期末決算を発表した。今年度より米国子会社ASAX America, Inc.を連結の範囲に含め、非連結から連結決算へ移行した。営業収益は8,779百万円(前期比+16.8%)、営業利益5,819百万円、経常利益6,084百万円、当期純利益3,949百万円となり、いずれも前期実績を上回った。営業収益から当期純利益までの各段階利益は予算に対して107.5~115.5%となり、全項目で計画を上回る結果となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

(単位:百万円)営業収益は8,779、営業利益は5,819、経常利益は6,084、当期純利益は3,949となった。前期(2025年3月期、非連結)はそれぞれ7,519、5,214、5,174、3,386であり、いずれも上回る結果となった。各段階利益の予算達成率は107.5~115.5%で、全項目が計画を上回った。

項目(単位:百万円、%)2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)予算達成率
営業収益8,7797,519107.5%
営業利益5,8195,214107.6%
経常利益6,0845,174113.3%
当期純利益3,9493,386115.5%
業績ハイライト(P/L)連結決算の概要
出典:アサックス 2026年3月期 期末決算説明資料 P.3

収益の内訳

(単位:百万円)営業収益全体のうち、営業貸付金利息が71.9%を占める。営業貸付金利息は、期中の平均貸付金残高が7.2%増加したことおよび平均貸付金利の上昇が主因となり、前期比15.5%の増加となった。手数料収入は、融資取扱手数料・更新手数料、保証事務手数料の増加により前期比13.3%増加した。解約違約金は前期比0.1%の増加で着地した。不動産賃貸収入は、連結決算により子会社ASAX America, Inc.の収入も加算され、前年同期比88.2%の増加となった。

区分(単位:百万円、%)2025年3月期2026年3月期増減
営業収益合計7,5198,779+16.8%
営業貸付金利息5,4656,314+15.5%
手数料収入1,1041,251+13.3%
解約違約金404404+0.1%
不動産賃貸収入182344+88.2%
その他363464+27.9%
収益の内訳(営業貸付金利息・手数料収入等の構成比)
出典:アサックス 2026年3月期 期末決算説明資料 P.5

営業貸付金の状況

担保不動産は流動性が高く価格が安定している居住用不動産が主体で、リスクを伴う商業用や大型の不動産は対象としていない。小口案件の積み重ねにより貸付金残高を伸ばしている。大口顧客の完済が重なった第2四半期に残高を減らしたものの、第3四半期・第4四半期は過去最高の四半期貸付額が続き、残高は大きく増加した。営業貸付金は前期末比9,430百万円の増加となった。大口顧客の完済や残高増加に伴う約定返済の増加により期中返済額が増加したものの、期中貸付額の増加が要因となった。1顧客当り貸付金残高は前期の25百万円から26百万円に拡大し、顧客数は3,997先から4,181先に増加した。なお、貸倒償却額は0が続いている。

項目(単位:百万円、先)2025年3月期2026年3月期
貸付額(合計)41,64447,426
返済額(合計)34,43937,996
期末営業貸付金残高102,583112,014
顧客数3,997先4,181先
1顧客当り貸付金残高25百万円26百万円
営業貸付金の推移(四半期別貸付額・返済額・残高)
出典:アサックス 2026年3月期 期末決算説明資料 P.7

財務体質(B/S)

総資産は前期末の118,272百万円から130,180百万円に増加し、自己資本は49,054百万円から52,789百万円に拡大した。自己資本比率は41.5%から40.6%となった。有利子負債は、営業貸付金の増加に伴い66,385百万円から74,441百万円に増加した。資金調達面では、地方銀行を中心に都市銀行・信託銀行・その他銀行・証券化等により調達を行っており、2026年3月期の借入金合計に占める地方銀行の構成比は49.3%となっている。

項目(単位:百万円、%)2025年3月期末2026年3月期末
営業貸付金102,583112,014
総資産118,272130,180
有利子負債66,38574,441
自己資本49,05452,789
自己資本比率41.5%40.6%
業績ハイライト(B/S)自己資本・総資産の状況
出典:アサックス 2026年3月期 期末決算説明資料 P.4

隣接事業

隣接事業として、信用保証事業と不動産事業を展開している。信用保証事業では、提携先金融機関が取り組む不動産担保付・事業性資金融資等の保証業務を行っており、東京スター銀行、さわやか信用金庫、大東京信用組合、全東栄信用組合、東日本銀行と提携している。新たな提携先の追加は無いものの、着実に保証残高を伸ばしている。不動産事業では、国内において立地条件の良い都心部を中心に収益不動産の取得・保有事業を2023年3月期より開始したほか、米国ではASAX America, Inc.を設立し、2024年3月期より住居系賃貸不動産へ投資を行う不動産賃貸業を展開している。

※本記事はアサックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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