芙蓉総合リース

芙蓉総合リース、2026年3月期は海外再エネ関連損失で経常利益44.6%減 配当は6.3円増配の158円

決算サマリー 2026.08.21
芙蓉総合リース、2026年3月期は海外再エネ関連損失で経常利益44.6%減 配当は6.3円増配の158円

※本記事は芙蓉総合リースが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

芙蓉総合リースが発表した2026年3月期の連結業績は、差引利益1,409億円(前期比▲6.0%)、営業利益405億円(同▲37.4%)、経常利益382億円(同▲44.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益216億円(同▲52.4%)となった。海外(欧州・北米)における再エネ関連損失の影響により差引利益を含む各段階利益は前期比減益となったが、当該損失の影響を除くと事業領域の拡大により差引利益は前期比増加した。契約実行高は22,011億円(同+19.4%)、営業資産残高は32,531億円(同+5.9%)といずれも拡大した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の売上高は7,887億円(前期比+1,103億円)、売上総利益は1,032億円(同▲164億円)。ROEは4.4%(前期10.0%から▲5.6pt)、ROAは1.2%(前期2.3%から▲1.1pt)となった。1株当たり当期純利益は239.13円(前期比▲262.53円)。連結業績は以下のとおり(単位:億円、1株当たり当期純利益は円)。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績増減額増減率
差引利益1,4981,409▲89▲6.0%
売上総利益1,1961,032▲164▲13.7%
営業利益648405▲242▲37.4%
経常利益690382▲308▲44.6%
親会社株主に帰属する当期純利益453216▲237▲52.4%
1株当たり当期純利益(円)501.66239.13▲262.53▲52.3%
ROE(自己資本当期純利益率)10.0%4.4%▲5.6pt
ROA2.3%1.2%▲1.1pt
契約実行高18,44022,011+3,572+19.4%
営業資産残高30,72132,531+1,809+5.9%
2026年3月期 決算・事業活動概況(連結業績サマリー)
出典:芙蓉総合リース 2026年3月期 決算説明会資料 P.4

事業領域別の状況

経常利益を事業領域別にみると、トランスフォーメーションゾーンは海外再エネ関連損失の影響で146億円から▲144億円に悪化した一方、モビリティ/ロジスティクスは61億円から85億円に増加。グロウイングパフォーマンスは不動産の売却益寄与などにより389億円から429億円に増加し、不動産は275億円から315億円、航空機は114億円で横ばいとなった。一般リース・ファイナンスは155億円から97億円に減少した。(単位:億円)

事業領域指標2025年3月期2026年3月期
トランスフォーメーション(ライジング+アクセラレーティング)経常利益146▲144
 モビリティ/ロジスティクス経常利益6185
 アクセラレーティングトランスフォーメーション経常利益85▲229
  エネルギー環境経常利益18▲296
  BPO/ICT経常利益4750
  ヘルスケア経常利益2017
グロウイングパフォーマンス経常利益389429
 不動産経常利益275315
 航空機経常利益114114
一般リース・ファイナンス経常利益15597
合計経常利益690382
事業分野別業績全般(経常利益・ROA・営業資産残高)
出典:芙蓉総合リース 2026年3月期 決算説明会資料 P.20

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、営業利益700億円、経常利益750億円、親会社株主に帰属する当期純利益480億円、1株当たり当期純利益532.14円としている。事業領域別の経常利益計画は、トランスフォーメーションゾーン220億円、グロウイングパフォーマンス330億円、一般リース・ファイナンス200億円で、合計750億円を見込む(単位:億円)。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想
営業利益405700
経常利益382750
親会社株主に帰属する当期純利益216480
1株当たり当期純利益(円)239.13532.14
2027年3月期 業績予想(連結)
出典:芙蓉総合リース 2026年3月期 決算説明会資料 P.43

株主還元

2026年3月期の年間配当金は期初予想を維持し、前期比6.3円増配の158円(配当性向66.1%)。2027年3月期は前期比+14円の172円を予想し、配当性向32.3%を見込む。安定的な株主還元を継続し、利益成長に伴う増配を見込むとしている。

項目2024年3月期2025年3月期2026年3月期実績2027年3月期予想
1株あたり配当金(円)146.7151.7158172
配当性向28.0%30.2%66.1%32.3%
配当金・配当性向の推移
出典:芙蓉総合リース 2026年3月期 決算説明会資料 P.44

中期経営計画/トピック

中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」の最終年度である2027年3月期の財務目標は、経常利益750億円、ROA(営業資産経常利益率)2.5%、自己資本比率13%〜15%、ROE10%以上。2026年3月期実績は経常利益382億円、ROA1.2%、自己資本比率13.1%、ROE4.4%となった。三井住友信託銀行との間で、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス(SMTPFC)の共同事業化について基本合意書を締結し、当社は同社発行済株式数(自己株式を除く)の40%を取得予定(持分法適用関連会社となる見込み)。

※本記事は芙蓉総合リースが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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