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三信電気、2026年3月期は増収増益 当期純利益49.6億円

決算サマリー 2026.08.21
三信電気、2026年3月期は増収増益 当期純利益49.6億円

※本記事は三信電気が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

三信電気は2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)の連結決算を発表した。売上高1,723.7億円(前期比110%)、営業利益69.2億円(同119%)、経常利益60.8億円(同123%)、親会社株主に帰属する当期純利益49.6億円(同141%)となり、増収増益となった。セグメント別ではソリューション事業が公共系の大型案件獲得などにより売上高・セグメント利益ともに過去最高を記録した。2027年3月期は売上高の伸長を見込む一方、利益面はソリューション事業の反動減により減益を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高1,723.7億円(前期比110%)、売上総利益184.4億円(同111%)、営業利益69.2億円(同119%)、経常利益60.8億円(同123%)、親会社株主に帰属する当期純利益49.6億円(同141%)となった。ROEは11.5%(前期比+2.6p)に上昇した。なお、2025年11月6日に修正した予想(売上高1,640.0億円、営業利益55.0億円、経常利益49.0億円、当期純利益39.0億円)をいずれも上回って着地した。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績前期比
売上高1,723.7億円1,573.4億円110%
売上総利益184.4億円165.5億円111%
販管費115.2億円107.6億円107%
営業利益69.2億円57.9億円119%
経常利益60.8億円49.3億円123%
親会社株主に帰属する当期純利益49.6億円35.2億円141%
ROE11.5%8.9%+2.6p
換算レート(1米ドル)150.77円152.56円▲1.79円

セグメント別の状況

デバイス事業は、機構部品メーカーや海外メーカー品の堅調な販売に加え車載向け新規ビジネスの通期寄与もあり売上高は前期比増加したが、販売構成の変化や販管費の増加により前期比減益となった。ソリューション事業は、ネットワークシステムやプラットフォームのビジネスユニットを中心に総じて好調に推移し、公共系の大規模な設備更新案件の獲得や案件前倒しの動きも重なり、売上高・セグメント利益ともに過去最高を記録した。

セグメント指標2026年3月期実績2025年3月期実績前期比増減率
デバイス事業売上高1,502.2億円1,392.7億円+7.9%
ソリューション事業売上高221.5億円180.7億円+22.6%
売上高1,723.7億円1,573.4億円+9.5%
デバイス事業セグメント利益26.9億円27.7億円▲2.8%
ソリューション事業セグメント利益33.8億円21.6億円+56.6%
セグメント利益60.8億円49.3億円+23.2%
三信電気 2026年3月期セグメント別連結業績概要
出典:2026年3月期決算説明資料 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、デバイス事業の増加を背景に売上高1,860.0億円(前期比108%)を見込む。一方、特需の影響を受け過去最高益を記録したソリューション事業の反動減に加え、人的資本投資強化や本社ビル再開発に伴う費用の発生等により、営業利益55.5億円(同80%)、経常利益50.0億円(同82%)、当期純利益36.0億円(同73%)と前期比減益を見込む。セグメント別では、デバイス事業はモバイル向け販売やIPOビジネスの増加により前期比増収増益、ソリューション事業は前期の特需の反動減や体制整備に伴う費用増加により前期比減収減益を見込む。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績前期比
売上高1,860.0億円1,723.7億円108%
売上総利益182.8億円184.4億円99%
販管費127.3億円115.3億円110%
営業利益55.5億円69.1億円80%
経常利益50.0億円60.8億円82%
親会社株主に帰属する当期純利益36.0億円49.6億円73%
ROE8.0%11.5%▲3.5p
換算レート(1米ドル)145.00円150.77円▲5.77円
三信電気 2027年3月期連結業績予想
出典:2026年3月期決算説明資料 P.26

株主還元

配当については、連結配当性向50%を目処に、株主還元・成長機会獲得のための投資・持続的な成長を可能とする内部留保・資本効率の向上のバランスを考慮して決定する方針。2026年3月期の年間配当金は1株当たり190円(中間配当40円、期末配当150円)、連結配当性向47.4%。2027年3月期は年間配当金140円(中間配当40円、期末配当100円)、連結配当性向48.0%を予想している。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想前期比
中間配当40円40円
期末配当150円100円▲50円
年間配当金合計190円140円▲50円
連結配当性向47.4%48.0%+0.6%
三信電気 配当金の推移
出典:2026年3月期決算説明資料 P.33

中期経営計画(V76)

当社は2025年3月期から2027年3月期を対象とする中期経営計画「V76」を推進している。最終年度(2027年3月期)の定量目標は、経常利益50億円以上、当期純利益35億円以上、安定的なROE8%以上の実現とし、こうした取り組みを通じてPBR1倍超を目指すとしている。2026年3月期は経常利益60.8億円、当期純利益49.6億円、ROE11.5%となり、目標水準を上回って推移した。

三信電気 V76中計期間中の事業推移
出典:2026年3月期決算説明資料 P.16

※本記事は三信電気が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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