ルックホールディングス

ルックホールディングス、2025年12月期は減収減益 韓国事業の苦戦が影響

決算サマリー 2026.08.21
ルックホールディングス、2025年12月期は減収減益 韓国事業の苦戦が影響

※本記事はルックホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ルックホールディングスは2025年12月期(通期)の連結業績を発表した。売上高は52,117百万円(前期比95.2%、△2,622百万円)、営業利益は1,759百万円(前期比69.5%、△771百万円)、経常利益は2,086百万円(前期比72.4%、△794百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,474百万円(前期比76.6%、△451百万円)と、いずれも前期を下回った。国内事業は堅調に推移した一方、海外における韓国事業の苦戦などの影響により、期初計画ならびに前年実績を下回って終了した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上総利益は31,456百万円(前期比95.9%)、売上総利益率は60.4%(前期比+0.4pt)となった。販管費は29,697百万円(前期比98.1%)。利益面では、セール販売の増加による利益率の低下などにより、修正予想も含め下回る結果となった。

項目当期実績前期実績前期比
売上高52,117百万円54,739百万円95.2%(△2,622百万円)
売上総利益31,456百万円32,818百万円95.9%(△1,362百万円)
売上総利益率60.4%60.0%+0.4pt
販管費29,697百万円30,287百万円98.1%(△590百万円)
営業利益1,759百万円2,530百万円69.5%(△771百万円)
営業利益率3.4%4.6%△1.2pt
経常利益2,086百万円2,880百万円72.4%(△794百万円)
親会社株主に帰属する当期純利益1,474百万円1,925百万円76.6%(△451百万円)
売上高・営業利益・経常利益・純利益の業績推移
出典:2025年12月期 通期 決算補足資料 P.5

セグメント別の状況

日本は、主力インポートブランドが堅調に推移したものの、アパレルブランドの不振や専門店からの受注減などにより営業利益は前期を下回った。韓国は、秋物販売の苦戦や為替レート変動によるマイナスの影響により、売上高、営業利益ともに減少した。欧州は主力の卸売事業や小売事業が堅調に推移した結果、売上高が増加し、営業損失が減少した。その他海外は、米国でのイル ビゾンテの卸売事業・小売事業がともに堅調に推移した結果、売上高が増加し、営業損失が減少した。その他事業は、生産及びOEM事業で売上が減少したものの、物流事業でグループ外への売上が増加した結果、営業利益が増加した。

セグメント当期売上高前期売上高当期営業利益前期営業利益
日本24,328百万円24,255百万円1,738百万円1,805百万円
韓国25,826百万円28,426百万円902百万円1,635百万円
欧州3,824百万円3,645百万円△183百万円△236百万円
その他海外459百万円410百万円△26百万円△57百万円
アパレル関連事業計54,438百万円56,738百万円2,431百万円3,147百万円
その他事業3,188百万円3,523百万円65百万円56百万円
セグメント別の売上高・営業利益
出典:2025年12月期 通期 決算補足資料 P.8

チャネル別の状況

国内・海外合計のECの売上高が増加し、2025年通期のグループ全体のEC化率は前期から1.1ポイント上昇し15.6%となった。国内は新規出店によりリアル店舗の売上高が増加した一方、海外はECの売上高が増加した。2025年通期の国内EC化率は18.5%、海外EC化率は13.2%となった。

チャネル2024年2025年
リアル41,362百万円40,495百万円
EC8,248百万円8,467百万円
卸売6,318百万円4,628百万円
その他809百万円847百万円
56,738百万円54,438百万円
EC化率14.5%15.6%
チャネル別業績とEC化率の推移(国内・海外計)
出典:2025年12月期 通期 決算補足資料 P.11

通期業績予想

2026年12月期は、国内で引き続き主力インポートブランドの新規出店を推し進める計画である一方、海外ではI.D.LOOKにおけるSMCP Holding SASとの独占販売契約終了の影響により、韓国事業の売上高が前年に対して80億円減少する見込みである。この状況を踏まえ、通期連結業績は売上高46,000百万円(前期比88.3%)、営業利益17億円(前期比96.6%)を計画している。

項目2026年12月期計画2025年12月期実績前期比
売上高46,000百万円52,117百万円88.3%(△6,117百万円)
売上総利益28,300百万円31,456百万円90.0%(△3,156百万円)
売上総利益率61.5%60.4%+1.1pt
販管費26,600百万円29,697百万円89.6%(△3,097百万円)
営業利益1,700百万円1,759百万円96.6%(△59百万円)
営業利益率3.7%3.4%+0.3pt
経常利益2,000百万円2,086百万円95.9%(△86百万円)
親会社株主に帰属する当期純利益1,600百万円1,474百万円108.5%(+126百万円)
2026年12月期通期連結業績計画
出典:2025年12月期 通期 決算補足資料 P.22

株主還元

2026年12月期の期末配当(予想)は1株当たり100円(配当性向48.7%)を予定している。

中期経営計画/トピック

中期経営計画(2024年~2028年)に基づき、2028年12月期には売上高70,000百万円、営業利益5,000百万円を計画している。2025年12月末時点の店舗数は国内241店舗、韓国289店舗、欧州4店舗、北米1店舗の計535店舗で、国内店舗数は前期末から3店舗増加した。2026年度に向けた新規事業として、株式会社アイディールック(I.D.LOOK LTD)はA.P.C. GOLFにおいてアジア・オセアニア(中国、東南アジア、豪州、NZ)での卸売りを2026年より開始することでAPCフランス社と合意したほか、2026年春よりフレンチコンテンポラリーブランド「SOEUR(スール)」の独占輸入販売を開始する。また、レザーブランド「STRATHBERRY(ストラスベリー)」は2025年に日本国内初のポップアップイベントを開催し、2026年度も複数のポップアップイベントを計画している。

※本記事はルックホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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