第四北越フィナンシャルグループ

第四北越フィナンシャルグループ、2026年3月期は当期純利益127億円増の421億円 2027年3月期は500億円へ上方修正

決算サマリー 2026.08.21
第四北越フィナンシャルグループ、2026年3月期は当期純利益127億円増の421億円 2027年3月期は500億円へ上方修正

※本記事は第四北越フィナンシャルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

第四北越フィナンシャルグループ(第四北越FG)は2026年5月27日、2026年3月期(通期)の決算を発表した。FG連結当期純利益は前年比127億円増の421億円で、銀行単体・グループ会社ともに増益となった。連結ROEは前年比2.0pt上昇の8.0%。第三次中期経営計画の最終年度(2027年3月期)の当期純利益目標を1年前倒しで達成し、2027年3月期の業績予想は連結当期純利益500億円へ上方修正された。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

FG連結の経常利益は前年比200億円増の611億円、当期純利益は前年比127億円増の421億円となった。銀行単体の当期純利益は前年比133億円増の385億円、コア業務粗利益は同226億円増の1,209億円で、資金利益・非金利収益(役務取引等利益およびその他業務利益)がともに増加した。経費は賃上げや戦略的投資の増加を主因に前年比27億円増の613億円。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)前年比
当期純利益(親会社株主に帰属)421億円293億円+127億円
連結ROE8.0%5.9%+2.0pt
連結OHR47.9%56.3%▲8.4pt
連結自己資本比率12.07%10.59%+1.48pt
2026年3月期 主なポイント
出典:2026年3月期 会社説明会資料 P.3

銀行単体・グループ会社別の業績

銀行単体の当期純利益は前年比133億円増の385億円。銀行を除くグループ各社の当期純利益の合計(特殊要因による損失を除く実態ベース)は前年比3億円増の40億円で、証券事業は前年比3.9億円(+28.2%)増益、リース事業は同1.2億円(+17.5%)増益となった。

区分2026年3月期 当期純利益前年比2025年3月期 当期純利益
銀行単体385億円+133億円252億円
グループ会社(銀行を除く)40億円+3億円37億円
FG連結421億円+127億円293億円
グループ会社の業績
出典:2026年3月期 会社説明会資料 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

第三次中期経営計画最終年度にあたる2027年3月期の業績予想について、FG連結当期純利益は前年比78億円増の500億円へ上方修正された(2024年4月公表の中期経営計画当初目標比+230億円、2025年3月公表の2回目修正目標比+100億円)。金利前提は2026年12月に日銀政策金利が0.75%から1.00%に引き上げられることを想定している。

項目2027年3月期(業績予想)2026年3月期(実績)前年比
経常利益(FG連結)736億円611億円+124億円
当期純利益(FG連結)500億円421億円+78億円
経常利益(銀行単体)676億円567億円+109億円
当期純利益(銀行単体)461億円385億円+75億円
2027年3月期 業績予想
出典:2026年3月期 会社説明会資料 P.22

株主還元

2026年3月期の1株当たり年間配当金は63円00銭(前年比+19.33円)で、期末配当は27円から9円増配の36円となった。2026年3月期の配当性向は40.0%。株主還元方針は、1株当たり配当金を原則累進的とし配当性向は40%程度、自己株式の取得は業績や市場環境等を総合的に考慮したうえで機動的に実施するとしている。なお配当額は2024年10月・2025年10月に実施した株式分割を踏まえ、株式分割後換算で記載されている。

区分2026年3月期2025年3月期
中間配当金27円00銭18円66銭
期末配当金36円00銭25円00銭
年間配当金合計63円00銭(前年比+19.33円)43円66銭
配当性向40.0%
配当の内容
出典:2026年3月期 会社説明会資料 P.29

中期経営計画/群馬銀行との経営統合

第四北越FGは群馬銀行と経営統合し、2027年4月1日付で株式会社群馬新潟フィナンシャルグループ(GNFG)を発足させる予定。株式交換比率は群馬銀行普通株式1株に対し第四北越FG株式1.125株。両行の合併は予定しておらず、商号・本店所在地・店舗網は維持される。新金融グループは2030年3月期に当期純利益1,400億円超、ROE10.5%超を目指す(両社合算の2026年3月期実績は当期純利益1,009億円)。

※本記事は第四北越フィナンシャルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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