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シモジマ、2026年3月期は増収増益 売上高は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.21
シモジマ、2026年3月期は増収増益 売上高は過去最高を更新

※本記事はシモジマが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社シモジマの2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)通期連結決算は、売上高648億29百万円(前期比+6.8%)、営業利益34億56百万円(同+15.7%)、経常利益38億69百万円(同+17.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益27億38百万円(同+31.1%)の増収増益となった。売上高は過去最高額を更新し、環境配慮型商品の需要拡大や仕入れ努力による原価抑制が利益成長を支えた。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は環境配慮型商品の需要拡大や店舗販売部門でのイベント・インバウンド需要、大阪・関西万博関連需要などにより増収となった。売上総利益率は32.6%(前期比+0.6pt)と改善し、仕入れ努力による原価抑制が寄与した。一方、販売管理費は17億648百万円(前期比+7.3%)に増加し、物流費が同+11.1%、人件費が同+9.4%(平均ベースアップ率5.0%)と増加した。これらの結果、営業利益は4億70百万円増加、経常利益は5億65百万円増加、親会社株主に帰属する当期純利益は前期の法人税負担が一時的に軽減された反動もあり6億50百万円増加した。

科目2025年3月期(通期)2026年3月期(通期)増減額前期比
売上高60,68064,8294,149+6.8%
売上総利益19,43621,1051,669+8.6%
販売管理費合計16,44917,6481,199+7.3%
営業利益2,9863,456470+15.7%
経常利益3,3033,869565+17.1%
親会社株主に帰属する当期純利益2,0882,738650+31.1%
業績推移(売上高・営業利益率)
出典:7482シモジマ2026年3月期通期決算説明資料 P.15

販売チャネル別・商品セグメント別の状況

販売チャネル別では、営業販売部門が471億円(前期比+10.3%、売上構成比72.7%)と、カーボンニュートラルや循環型社会を意識した環境配慮型商品の需要拡大により伸長した。店舗販売部門は115億92百万円(同+1.4%、構成比17.9%)で、イベント及びインバウンド需要、大阪・関西万博関連需要が寄与した。通信販売(EC)部門は61億36百万円(同▲6.2%、構成比9.5%)で、通販サイト「シモジマオンラインショップ」自体は商品掲載数172万SKU・登録会員数101万IDまで拡大したものの、株式会社グローバルブランドの連結対象外化の影響で減収となった。商品セグメント別では、紙製品事業が脱プラの流れや食品用袋の需要により、化成品・包装資材事業が食品包装資材の環境配慮型新商品開発により、店舗用品事業がペーパータオルや手袋などの衛生用品を軸とした販売の伸長により、いずれも増収となった。

事業セグメント売上高(当期)前期比増減額前期比
紙製品事業10,634百万円+637百万円+6.4%
化成品・包装資材事業39,639百万円+3,145百万円+8.6%
店舗用品事業14,555百万円+367百万円+2.6%
商品セグメント別 売上高前年同期比較
出典:7482シモジマ2026年3月期通期決算説明資料 P.5

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高660億円(前期比+1.8%)、営業利益37億円(同+7.0%)、経常利益40億円(同+3.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益26億円(同▲5.1%)である。営業利益・経常利益は本業の成長により増益を見込む一方、親会社株主に帰属する当期純利益は前期において法人税負担が一時的に軽減された影響の反動により減益を見込んでいる。なお資料では、業界動向として中東情勢の悪化(イスラエル・アメリカによるイラン攻撃に端を発するホルムズ海峡封鎖リスク等)による業績への影響を挙げており、ストレッチフィルムやニトリルグローブなど一部商品では既に価格改定を実施したとしている。

科目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減額前期比
売上高64,82966,0001,171+1.8%
営業利益3,4563,700244+7.0%
経常利益3,8694,000131+3.4%
親会社株主に帰属する当期純利益2,7382,600▲138▲5.1%
2027年3月期 通期業績予想
出典:7482シモジマ2026年3月期通期決算説明資料 P.19

株主還元

配当は3期連続増配中である。2025年3月期(実績)は中間27円・期末27円の年間54円(配当性向60.4%、DOE3.1%)。2026年3月期(予想)は中間27円・期末32円の年間59円(配当性向50.4%、DOE3.8%)、2027年3月期(予想)は中間29円・期末30円の年間59円(配当性向53.1%)としている。連結株主資本配当率(DOE)=(年間配当総額÷連結株主資本)×100。2025年5月には配当方針を変更しDOEを採用したことを発表している。

中間期末年間配当性向DOE
2024年3月期(実績)11円40円51円50.1%2.9%
2025年3月期(実績)27円27円54円60.4%3.1%
2026年3月期(予想)27円32円59円50.4%3.8%
2027年3月期(予想)29円30円59円53.1%
配当実績と予想
出典:7482シモジマ2026年3月期通期決算説明資料 P.13

中期経営計画/トピック

第1次中期経営計画(2022年3月期~2026年3月期)は、発表時計画の売上高650億円(修正後)に対し実績648億29百万円、営業利益は発表時計画19億50百万円・修正後計画35億75百万円に対し実績34億56百万円、営業利益率は発表時計画3.0%・修正後計画5.5%に対し実績5.3%となった。配当性向は発表時計画30%・修正後計画50%に対し実績50.4%、ROA(総資産経常利益率)は発表時計画5.0%・修正後計画8.5%に対し実績8.9%で社内評価は「◎」とされた。「100万×100万プロジェクト」(商品点数SKU×会員数ID)は商品掲載数172万SKU・登録会員数101万IDまで拡大し、目標の100万SKU・100万IDを上回った。2027年3月期からは第2次中期経営計画「Dream Action 2030」(2027年3月期~2030年3月期)が始動し、2030年3月期の目標として売上高800億円(CAGR5.4%)、営業利益52億円(利益率6.5%)、ROE8.0%を掲げ、長期ビジョンとしては売上高1,500億円(M&A視野)、営業利益150億円以上(利益率10%以上)、ROE10%以上を目指すとしている。トピックとしては、2025年1月に株式会社大倉産業を完全子会社化したほか、2026年6月25日開催予定の第65回株主総会の承認を経て監査等委員会設置会社へ移行する予定であること、2025年10月に浅草橋本店にシモジマショールームを開設したことなどが挙げられている。

※本記事はシモジマが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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