三十三フィナンシャルグループ

三十三フィナンシャルグループ、2026年3月期は当期純利益123億円で最高益 あいちフィナンシャルグループとの経営統合で基本合意

決算サマリー 2026.08.21
三十三フィナンシャルグループ、2026年3月期は当期純利益123億円で最高益 あいちフィナンシャルグループとの経営統合で基本合意

※本記事は三十三フィナンシャルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

三十三フィナンシャルグループの2026年3月期(2025年度)連結決算は、経常利益166億円(前期比+49億円)、親会社株主に帰属する当期純利益123億円(前期比+37億円)となり、過去最高益を更新した(統合初年度の負ののれん発生益を除く)。資金利益の増加と非金利収益の堅調な推移が寄与し、傘下の三十三銀行単体でもコア業務純益が過去最高益を更新した。あわせて、あいちフィナンシャルグループとの経営統合に関する基本合意書を締結(2026年5月13日開示)したことを公表している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

FG連結の経常利益は166億円(前期比+49億円、+41.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は123億円(前期比+37億円、+42.7%)となり、いずれも過去最高益を更新した(統合初年度の負ののれん発生益を除く)。ROEは5.65%(前期比+1.53ポイント)に改善し、上方修正後の中期経営計画における2025年度計画を達成した。三十三銀行単体では、貸出金平残の増加と継続的な預貸金利回り差の改善を主因に資金利益が427億円(前期比+62億円、+17.1%)に増加し、本業の実力を示すコア業務純益は186億円(前期比+53億円、+40.1%)と過去最高益を更新した。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)増減
経常利益(FG連結)166億円117億円+49億円
親会社株主に帰属する当期純利益(FG連結)123億円86億円+37億円
ROE(FG連結)5.65%4.12%+1.53pt
資金利益(三十三銀行単体)427億円365億円+62億円
コア業務純益(三十三銀行単体)186億円133億円+53億円

グループ会社別の状況

三十三銀行単体では経常利益164億円(前期比+48億円)、当期純利益122億円(前期比+42億円)となり、いずれも増益となった。FG連結の経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は上記の通り過去最高益を更新している。

区分指標2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)
三十三銀行単体コア業務純益186億円133億円
三十三銀行単体資金利益427億円365億円
三十三銀行単体経常利益164億円116億円
三十三銀行単体当期純利益122億円80億円
FG連結経常利益166億円117億円
FG連結親会社株主に帰属する当期純利益123億円86億円
2025年度決算サマリー①(FG連結・三十三銀行単体の実績)
出典:三十三フィナンシャルグループ 2025年度決算及び企業価値向上に向けて P.14

通期業績予想(2027年3月期 計画)

2026年度(2027年3月期)は、上方修正後中期経営計画(政策金利0.50%前提)に2025年12月の政策金利引き上げ(0.50%→0.75%)の影響等を勘案し、FG連結の経常利益は214億円(前期比+48億円、+28.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は150億円(前期比+27億円、+21.5%)と大幅な増益を計画している。三十三銀行単体でもコア業務純益220億円(前期比+34億円)、経常利益218億円(前期比+54億円)、当期純利益154億円(前期比+32億円)を計画し、FG連結・三十三銀行単体ともに当期純利益の過去最高益更新を計画している。

項目2027年3月期(計画)2026年3月期(実績)増減
経常利益(FG連結)214億円166億円+48億円
親会社株主に帰属する当期純利益(FG連結)150億円123億円+27億円
コア業務純益(三十三銀行単体)220億円186億円+34億円
経常利益(三十三銀行単体)218億円164億円+54億円
当期純利益(三十三銀行単体)154億円122億円+32億円
2026年度業績計画(政策金利0.75%維持前提)
出典:三十三フィナンシャルグループ 2025年度決算及び企業価値向上に向けて P.16

株主還元

2026年3月期の1株当たり年間配当金は144円(前期比+44円)となり、3期連続の増配を実施した。配当性向は30.3%(前期比+0.3ポイント)。2026年4月1日付で普通株式1株につき4株の株式分割を実施しており、2027年3月期の配当金は分割後ベースで44円(前期比+8円)を計画し、4期連続増配計画としている。株主還元方針は「安定配当18円を維持しつつ、配当性向30%を目安」としている。

項目2027年3月期(計画)2026年3月期(実績)
1株当たり年間配当金(株式分割後ベース)44円144円
配当性向30.5%30.3%
株主還元の充実(配当性向・1株当たり配当金の推移)
出典:三十三フィナンシャルグループ 2025年度決算及び企業価値向上に向けて P.30

中期経営計画・トピック

第3次中期経営計画(期間:2024年4月~2027年3月)の最終目標に対し、2025年度実績はROE5.65%(目標6%以上、進捗率94.2%)、当期純利益123億円(目標135億円、進捗率91.1%)、コアOHR66.4%(目標65%未満)、自己資本比率8.41%(目標8.6%程度)だった。政策保有株式は「2028年度末までに純資産比率(時価ベース)20%未満へ」の縮減目標を掲げて銘柄数・簿価の縮減を進めている。また2026年5月13日にあいちフィナンシャルグループとの経営統合に関する基本合意書を締結したことを公表し、2026年9月に最終契約締結、2027年4月1日を合併効力発生日とする予定としている。

計数目標(第3次中期経営計画)の進捗状況
出典:三十三フィナンシャルグループ 2025年度決算及び企業価値向上に向けて P.18

※本記事は三十三フィナンシャルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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