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豊田合成、2026年3月期は最高益を更新 DOE3.5%への引き上げと株式分割を発表

決算サマリー 2026.08.21
豊田合成、2026年3月期は最高益を更新 DOE3.5%への引き上げと株式分割を発表

※本記事は豊田合成が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

豊田合成の2026年3月期(期末)連結業績は、売上収益11,467億円(前期比+8.2%)、営業利益795億円(同+32.9%)、親会社の所有者に帰属する当期利益620億円(同+70.7%)となった。関税影響や構造改革に伴う一時的なマイナス影響があったものの、増販効果や原価改善の積み上げに加え稼ぐ力の底上げにより最高益を更新した。2027年3月期は外部環境の不確実性が残るものの、稼ぐ力の底上げの継続と新製品効果により前期レベルの利益確保を目指すとしている。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上収益は顧客の生産台数増等により増収となり、10,597億円から11,467億円(為替除く増減+870億円)に増加した。営業利益は増販効果や原価改善等により598億円から795億円(為替除く増減+207億円)に増加し、税引前利益は591億円から902億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は363億円から620億円となった。ROEは6.8%から11.2%、TG-ROICは13.7%から16.1%に上昇した。なお、為替は対米ドルで153円から151円となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減
売上収益11,46710,597+869(為替除く+870、+8.2%)
営業利益795(6.9%)598(5.6%)+197(為替除く+207、+32.9%)
税引前利益902(7.9%)591(5.6%)+310(+52.5%)
親会社の所有者に帰属する当期利益620(5.4%)363(3.4%)+256(+70.7%)
ROE11.2%6.8%
TG-ROIC16.1%13.7%
2026年3月期 期末 連結業績のスライド
出典:豊田合成 2026年3月期 決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

セグメント別に見ると、日本は増販効果や原価改善等により営業利益が341億円から349億円に増加した。米州は米国の関税影響があったものの、増販効果や原価改善等により営業利益が114億円から235億円に増加した。欧州・アフリカは固定費増を原価改善等で吸収した。中国は減販影響があったものの固定費減等により営業損失が72億円の赤字から20億円の赤字に縮小した。アジア、インドはいずれも増販効果や原価改善等により増益となった。

セグメント売上収益(前期→当期、億円)営業利益(前期→当期、億円)営業利益率(前期→当期)
日本4,039→4,283341→3498.5%→8.2%
米州4,399→4,886114→2352.6%→4.8%
欧州・アフリカ1,385→1,539141→14910.2%→9.7%
中国949→908▲72→▲20▲7.6%→▲2.3%
アジア327→34626→268.2%→7.7%
インド423→51843→5710.3%→11.1%
2025年度期末 セグメント別実績のスライド
出典:豊田合成 2026年3月期 決算説明資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期は、価格改訂や昇給影響があるものの、原価改善等により増益を見込む。売上収益は12,000億円(前期比+533億円)、営業利益は800億円(同+5億円)を計画する。一方、税引前利益は840億円(同▲62億円)、親会社の所有者に帰属する当期利益は570億円(同▲50億円)を見込む。為替前提は対米ドル155円(前期実績151円)としている。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績増減
売上収益12,00011,467+533
営業利益800(6.7%)795(6.9%)+5
税引前利益840(7.0%)902(7.9%)▲62
親会社の所有者に帰属する当期利益570(4.8%)620(5.4%)▲50
ROE9.7%11.2%
TG-ROIC15.6%16.1%
為替(対米ドル)155円151円
設備投資720585+135
減価償却費570510+60
研究開発費470446+24
2026年度 通期業績予想のスライド
出典:豊田合成 2026年3月期 決算説明資料 P.9

株主還元

株主還元方針では、2030財務方針に掲げる「安定的かつ継続的な増配」を実現するため、DOE(株主資本配当率)の目標水準を従来の「2.5%下限」から「3.5%程度を目指す」に引き上げた。また、適切な資本構成の構築に向け、機動的な自己株式の取得にも取り組むとしている。2026年3月期の配当金は中間50円、期末88円(前回予想60円)の年間計138円(前回予想110円)、DOEは3.0%(前回予想2.5%)となった。2027年3月期は中間85円、期末90円の年間計175円、DOE3.5%を予定する。

項目中間期末年間計
配当金(2026年3月期実績)50円88円(前回予想60円)138円(前回予想110円)
配当金(2027年3月期予想)85円90円175円
配当総額(2026年3月期実績)64億円103億円(前回予想76億円)167億円(前回予想140億円)
配当総額(2027年3月期予想)100億円106億円205億円
DOE(2026年3月期実績)3.0%(前回予想2.5%)
DOE(2027年3月期予想)3.5%
配当のスライド
出典:豊田合成 2026年3月期 決算説明資料 P.11

資本政策・トピック

資本政策では、投資家層の拡大と流動性の向上を図るため、2026年9月末を基準日として1対5の株式分割を予定している。

※本記事は豊田合成が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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