※本記事はヒロセ通商が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ヒロセ通商は2026年3月期の連結業績において、営業収益10,490百万円(前期比2.8%増)、純営業収益10,426百万円(同2.8%増)を計上した。一方で、営業利益は3,039百万円(同0.8%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は2,060百万円(同7.6%減)となった。外国為替相場は期中に一時1ドル=139円台まで円高が進行した後、158円台まで円安方向に推移する展開となった。
連結業績(2026年3月期 実績)
当連結会計年度の営業収益は10,490,573千円(前期比2.8%増)、純営業収益は10,426,244千円(同2.8%増)となった。経常利益は3,073,938千円(同0.1%増)と増益となった一方、営業利益は3,039,988千円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,060,639千円(同7.6%減)となり減益となった。1株当たり当期純利益は336円04銭(前期365円95銭)であった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 10,490百万円 | 10,203百万円 | 2.8%増 |
| 純営業収益 | 10,426百万円 | 10,146百万円 | 2.8%増 |
| 営業利益 | 3,039百万円 | 3,064百万円 | 0.8%減 |
| 経常利益 | 3,073百万円 | 3,070百万円 | 0.1%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,060百万円 | 2,229百万円 | 7.6%減 |

主要経営指標(KPI)
当社グループはFX取引を中心とする金融商品取引事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため事業セグメントの記載は省略されている。当期の主要経営指標として、顧客口座数は450,713口座(前期比18.9%減)となったが、これはグループ会社のLION Traderサービスおよび MT4サービスの終了によるものであり、本サービス終了による連結業績への影響は軽微であるとしている。外国為替受入証拠金は88,359,873千円(同14.4%増)、年間の外国為替取引高は12兆2,214億通貨(同8.4%増)となった。
| 指標 | 当期 | 前期比 |
|---|---|---|
| 顧客口座数 | 450,713口座 | 18.9%減 |
| 外国為替受入証拠金 | 88,359,873千円 | 14.4%増 |
| 外国為替取引高 | 12兆2,214億通貨 | 8.4%増 |

施策・トピック
当期は、顧客のFX取引活性化に向け、2025年4月にトルコリラ/円のスプレッド縮小を実施したほか、「LION CFD」での純金現物プレゼントキャンペーンや食品キャンペーンでの冷凍庫プレゼントの追加、「LION FX」における特定の通貨ペア取引での食品プレゼントの拡充、新規口座開設キャッシュバックキャンペーンなど、既存顧客・新規顧客双方の取引意欲向上を狙った施策を実施した。また、「LIONチャートPlus+」にリアルタイムのボラティリティと自社内ポジション比率を把握できる機能を追加したほか、「LION FX C2」にスワップシミュレーション機能や日々の収益をカレンダー形式で確認できる機能、ローソク足の値幅・本数を計測するツールなどを追加した。
財政状態
当連結会計年度末の総資産は136,663百万円となり、前連結会計年度末と比較して19,040百万円増加した。これは主に顧客区分管理信託の増加15,979百万円等により流動資産が増加したことによる。純資産は21,722百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,955百万円増加した。自己資本比率は15.9%(前期16.8%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 136,663百万円 | 117,622百万円 |
| 純資産 | 21,722百万円 | 19,766百万円 |
| 自己資本比率 | 15.9% | 16.8% |
| 1株当たり純資産 | 3,527円51銭 | 3,223円75銭 |

キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは443,845千円の支出(前期は2,242,154千円の収入)となった。これは主に預託金の増加による支出16,373,210千円等によるものである。投資活動によるキャッシュ・フローは1,359,592千円の収入(前期は53,522千円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは768,731千円の支出(前期は476,849千円の支出)となった。現金及び現金同等物の期末残高は7,983,107千円(前期比220,429千円増)となった。

通期業績予想(今後の見通し)
当社グループは金融商品取引業を営んでおり、業績は外国為替の変動率やマーケット環境に大きく影響を受け予測が困難であるため、2027年3月期の連結業績予想は開示していない。この点を補うため、業績に重要な影響を及ぼす営業収益、顧客口座数、外国為替取引高、顧客預り証拠金について月次ベースで開示するとしている。
株主還元
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 1株当たり期末配当金 | 39.00円 | 39.00円 |
| 配当金総額 | 239百万円 | 238百万円 |
| 配当性向(連結) | 11.6% | 10.7% |
| 純資産配当率(連結) | 1.2% | 1.3% |
当社は年1回の期末配当を基本方針とし、当期の配当は1株当たり39.00円(前期と同額)とした。配当性向(連結)は11.6%、純資産配当率(連結)は1.2%であった。なお、2027年3月期の配当予想額は未定としている。
※本記事はヒロセ通商が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。