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フォスター電機、2026年3月期は減収増益 2027年3月期は増収増益予想

決算サマリー 2026.08.20
フォスター電機、2026年3月期は減収増益 2027年3月期は増収増益予想

※本記事はフォスター電機が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フォスター電機は2026年3月期の連結業績で、売上高134,910百万円(前期比2.0%減)、営業利益7,670百万円(同12.9%増)、経常利益8,002百万円(同3.6%増)、当期純利益4,951百万円(同26.9%増)となった。中国の一部自動車メーカー向け販売の落ち込み等により減収となったものの、ブランデッド・プレミアム戦略の推進などにより増益を確保した。1株当たり配当金は年間80.00円(前期60.00円)とし、2027年3月期は売上高140,000百万円、営業利益8,000百万円を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高営業利益率は5.7%(前期4.9%)に改善し、中期事業計画の初年度として利益計画を上回る着地となった。1株当たり当期純利益は221.04円(前期174.98円)となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高134,910百万円137,607百万円△2.0%
営業利益7,670百万円6,796百万円12.9%
売上高営業利益率5.7%4.9%
経常利益8,002百万円7,726百万円3.6%
売上高経常利益率5.9%5.6%
当期純利益4,951百万円3,902百万円26.9%
売上高当期純利益率3.7%2.8%
1株当たり当期純利益221.04円174.98円26.3%
1株当たり配当金80.00円60.00円33.3%

セグメント別の状況

SP(スピーカ)事業は、中国の一部自動車メーカー向け販売が想定通り落ち込んだこと等により売上高は111,869百万円(前期比2.3%減)となったが、ブランデッド・プレミアム戦略の推進により利益率の高いスピーカ販売が増加し、営業利益は6,522百万円(同2.5%増)と増益となった。MA(モバイルオーディオ)事業は、車載用ヘッドホン等の販売が伸び悩み売上高は12,469百万円(同3.3%減)となったが、利益率の高い製品販売が好調で営業利益は672百万円(同4.9%増)となった。その他事業は接近通報音用・警報音用スピーカの販売が堅調で売上高10,572百万円(同3.7%増)、構造改革の効果により営業利益は475百万円(前期は営業損失207百万円)と黒字化した。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
SP(スピーカ)事業売上高111,869百万円114,521百万円
SP(スピーカ)事業営業利益6,522百万円6,362百万円
SP(スピーカ)事業営業利益率5.8%5.6%
MA(モバイルオーディオ)事業売上高12,469百万円12,893百万円
MA(モバイルオーディオ)事業営業利益672百万円641百万円
MA(モバイルオーディオ)事業営業利益率5.4%5.0%
その他事業売上高10,572百万円10,192百万円
その他事業営業利益475百万円△207百万円
その他事業営業利益率4.5%△2.0%
フォスター電機 セグメント別業績(2026年3月期)
出典:フォスター電機 2026年3月期決算説明資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期は、中期事業計画の2年目として成長戦略を加速し、売上高140,000百万円(前期比3.8%増)、営業利益8,000百万円(同4.3%増)、当期純利益5,000百万円(同1.0%増)を見込む。一方で経常利益は7,500百万円(同6.3%減)を予想する。セグメント別では、SP(スピーカ)事業の売上高予想は1,190億円、MA(モバイルオーディオ)事業とその他事業はそれぞれ105億円を見込む。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)増減率
売上高140,000百万円134,910百万円3.8%
営業利益8,000百万円7,670百万円4.3%
経常利益7,500百万円8,002百万円△6.3%
当期純利益5,000百万円4,951百万円1.0%
フォスター電機 2027年3月期業績予想
出典:フォスター電機 2026年3月期決算説明資料 P.18
フォスター電機 各セグメントの2027年3月期見通し
出典:フォスター電機 2026年3月期決算説明資料 P.19

株主還元

配当については、「配当性向50%」「DOE4%」のいずれか高い方を目途とする方針のもと、2026年3月期の配当性向は36.2%。2027年3月期は中間55円・期末60円の年間115円(配当性向51.7%)を予定する。

項目2027年3月期予想2026年3月期2025年3月期
1株当たり配当金(中間・期末)115円(55円・60円)80円(35円・45円)60円(20円・40円)
配当性向51.7%36.2%34.3%
1株当たり当期純利益222.54円221.04円174.98円
フォスター電機 株主還元・配当の推移
出典:フォスター電機 2026年3月期決算説明資料 P.22

中期事業計画

2026年5月策定の中期事業計画では、最終年度の2028年3月期に売上高150,000百万円、営業利益9,000百万円、営業利益率6%、ROE8%を目標とする。3年累計で見込むキャッシュインフロー380億円のうち、金利・税金等および株主還元を除いた230億円(設備投資150億円、戦略投資80億円)を成長投資に充当する計画で、2026年3月期の設備投資額は6,804百万円(実績)だった。

※本記事はフォスター電機が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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