※本記事はコンヴァノが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
コンヴァノは2026年3月期の連結業績で、売上収益15,500百万円(前年同期比+378.3%)、Non-GAAP営業利益6,642百万円(前年同期比約49倍)を計上した。コンサルティング事業とヘルスケア事業の成長が牽引し、売上総利益率は48.8%(+10.4pt)に上昇した。2027年3月期は計画策定方針を保守的な水準へ全面転換し、売上収益26,752百万円(前期比+72.6%)、営業利益8,957百万円(前期比+399.0%)を予想している。
連結業績(当期 実績)
2026年3月期の売上収益は主にコンサルティング事業とヘルスケア事業の成長により3,241百万円から15,500百万円へ拡大した。売上総利益はセグメントの高い売上総利益率を反映し7,572百万円(売上総利益率48.8%、+10.4pt)となった。販管費は1,802百万円(+58.9%)に増加したが、Non-GAAP営業利益(BTCの期末時価評価損の影響を除いた実績値)は135百万円から6,642百万円へ約49倍に拡大し、営業利益率は42.9%(+38.7pt)となった。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 15,500 | 3,241 | +378.3% |
| 売上総利益 | 7,572 | 1,244 | +508.6% |
| 売上総利益率 | 48.8% | 38.4% | +10.4pt |
| 販管費 | 1,802 | 1,134 | +58.9% |
| Non-GAAP営業利益 | 6,642 | 135 | 約49倍 |
| 営業利益率 | 42.9% | 4.2% | +38.7pt |

セグメント別業績
各セグメントで増収増益を達成した。コンサルティング事業は売上収益8,332百万円(前期比+2844.2%)、セグメント利益2,918百万円(+1922.5%)、ヘルスケア事業は売上収益2,339百万円(+2239.0%)、セグメント利益1,555百万円(+2229.4%)と大きく拡大した。ネイル事業は売上収益3,264百万円(+17.1%)、セグメント利益は102百万円で黒字転換した。インベストメント&アドバイザリー事業は複数の投資案件の利益確定とM&Aアドバイザリー報酬により売上収益1,565百万円(+2745.5%)、Non-GAAPベースのセグメント利益は2,015百万円(+4112.2%)となった。
| セグメント | 指標 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) |
|---|---|---|---|
| ネイル | 売上収益 | 3,264 | 3,085 |
| ネイル | セグメント利益 | 102 | ▲135 |
| コンサルティング | 売上収益 | 8,332 | 283 |
| コンサルティング | セグメント利益 | 2,918 | 144 |
| ヘルスケア | 売上収益 | 2,339 | 100 |
| ヘルスケア | セグメント利益 | 1,555 | 78 |
| インベストメント&アドバイザリー | 売上収益 | 1,565 | 55 |
| インベストメント&アドバイザリー | セグメント利益(Non-GAAP) | 2,015 | 49 |

通期業績予想
2027年3月期は計画策定方針を保守的な水準へ全面的に見直し、確度の高い案件のみを積み上げるとともに、未確定のM&A・新規大型案件およびBTC(暗号資産)関連の収益・損益はゼロ前提として一切織り込んでいない。連結の売上収益は26,752百万円(前期比+72.6%)、営業利益は8,957百万円(前期比+399.0%)を見込む。セグメント別売上収益はコンサルティング事業18,023百万円(+116.3%)、ヘルスケア事業4,000百万円(+71.0%)、ネイル事業3,961百万円(+21.4%)、新設のAI事業768百万円を予想し、インベストメント&アドバイザリー事業はエグジット見込みを含まずゼロを見込む。
| 項目 | 予想(2027年3月期) | 前期(2026年3月期実績) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 26,752 | 15,500 |
| ネイル | 3,961 | 3,264 |
| コンサルティング | 18,023 | 8,332 |
| ヘルスケア | 4,000 | 2,339 |
| AI | 768 | – |
| インベストメント&アドバイザリー | 0 | 1,565 |
| 営業利益 | 8,957 | 1,795 |

株主還元
本資料に配当政策や自己株式取得等、株主還元に関する記載はない。
中期経営計画
中期経営計画として、2028年3月期に売上収益300.1億円・営業利益103.7億円(営業利益率34.6%)、2029年3月期に売上収益370.9億円・営業利益130.5億円(営業利益率35.2%)を計画している。2025年3月期から2029年3月期までの4年間で売上収益のCAGRは+83.9%、Non-GAAP営業利益のCAGRは+213.6%を見込む。虎ノ門キャピタルの投資先1件について2027年3月期中に50億円規模のエグジットを想定しているが、この収益は計画数値に織り込まれていない。

※本記事はコンヴァノが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。