※本記事はミダックホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ミダックホールディングスは2026年3月期の連結業績で、売上高11,844百万円(前期比+8.6%)、営業利益4,723百万円(同+4.2%、営業利益率39.9%)、経常利益4,649百万円(同+4.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,888百万円(同+0.9%)を計上した。最終処分場における廃棄物受託量の増加が牽引し、増収増益を達成した。2027年3月期は売上高13,494百万円、営業利益5,489百万円を計画し、増収増益を見込む。
連結業績(当期 実績)
売上高は11,844百万円(前期比+8.6%)、営業利益は4,723百万円(同+4.2%)、営業利益率は39.9%(前期比-1.7pt)となった。経常利益は4,649百万円(同+4.5%)、当期純利益は2,888百万円(同+0.9%)。通期業績予想(売上高11,617百万円、営業利益4,792百万円)に対しては、売上高が予想比102.0%、営業利益が予想比98.6%の着地となった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,844百万円 | 10,905百万円 | +8.6% |
| 営業利益 | 4,723百万円 | 4,534百万円 | +4.2% |
| 営業利益率 | 39.9% | 41.6% | -1.7pt |
| 経常利益 | 4,649百万円 | 4,450百万円 | +4.5% |
| 当期純利益 | 2,888百万円 | 2,862百万円 | +0.9% |

セグメント別の状況
廃棄物処分事業は最終処分場における旺盛な埋立需要を背景に廃棄物受託量が増加し、売上高9,975百万円・セグメント利益5,321百万円(前期は売上高8,902百万円・セグメント利益4,951百万円)となった。収集運搬事業は取引先への価格転嫁やスポット案件の受託等により概ね前年並みに推移し、売上高2,040百万円・セグメント利益561百万円(前期は売上高2,023百万円・セグメント利益529百万円)。仲介管理事業は大口案件の獲得により協力会社への仲介が好調に推移し、売上高184百万円・セグメント利益111百万円(前期は売上高158百万円・セグメント利益91百万円)となった。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 廃棄物処分 | 売上高 | 9,975百万円 | 8,902百万円 |
| 廃棄物処分 | セグメント利益 | 5,321百万円 | 4,951百万円 |
| 収集運搬 | 売上高 | 2,040百万円 | 2,023百万円 |
| 収集運搬 | セグメント利益 | 561百万円 | 529百万円 |
| 仲介管理 | 売上高 | 184百万円 | 158百万円 |
| 仲介管理 | セグメント利益 | 111百万円 | 91百万円 |

通期業績予想
2027年3月期は、最終処分場(奥山の杜クリーンセンター・大平興産)を主体とした廃棄物受託量の増加と、都田テクノプラントを中心とした中間処理施設の稼働率向上により、売上高13,494百万円(前期比+13.9%)、営業利益5,489百万円(同+16.2%、営業利益率40.7%)、経常利益5,268百万円(同+13.3%)、当期純利益3,340百万円(同+15.6%)を計画している。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 13,494百万円 | 11,844百万円 |
| 営業利益 | 5,489百万円 | 4,723百万円 |
| 経常利益 | 5,268百万円 | 4,649百万円 |
| 当期純利益 | 3,340百万円 | 2,888百万円 |

株主還元
経営基盤や財務体質の強化を図りつつ、安定的な配当を継続的に実施する方針。1株当たり配当金は2025年3月期の14.0円(配当性向13.5%)から、2026年3月期は18.0円(同17.2%)に増配し、2027年3月期はさらに20.0円(同16.6%)への増配を見通している。内部留保金は今後のさらなる業容拡大に向けた投資に充当する。
| 決算期 | 1株当たり配当金 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 14.0円 | 13.5% |
| 2026年3月期 | 18.0円 | 17.2% |
| 2027年3月期(予想) | 20.0円 | 16.6% |

トピックス
2026年4月3日、「支援型M&A」の一環として有限会社エノケン工業(静岡県牧之原市、安定型最終処分場を運営)の全株式を取得し子会社化した。また、既存水処理施設の処理能力増強と老朽化対応のため、新規水処理施設「都田テクノプラント」(静岡県浜松市浜名区、既存施設の約5倍の処理能力)を開設し、排水処理施設の追加防水工事の影響により2026年6月から稼働予定としている。
中期経営計画
第1次中期経営計画は最終年度(2027年3月期)に向けて計画どおり順調に推移しており、2027年3月期の目標として売上高10,000百万円・経常利益5,000百万円を掲げている。また、ミダックグループ10年ビジョン「Challenge 80th」では、2032年3月期にM&Aを含め売上高400億円・経常利益120億円のチャレンジ目標を掲げ、業界屈指の総合廃棄物処理企業への進化を目指すとしている。
※本記事はミダックホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。