藤商事

藤商事、2026年3月期は経常損失37億11百万円 売上高は前期比32.0%減

決算サマリー 2026.08.20
藤商事、2026年3月期は経常損失37億11百万円 売上高は前期比32.0%減

※本記事は藤商事が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社藤商事の2026年3月期(通期実績)は、売上高235億42百万円(前期比110億54百万円減、△32.0%)、経常損失37億11百万円(前期は経常利益34億6百万円)となった。パチンコ遊技機の年間販売台数は42,036台(前年同期比32,599台減)、パチスロ遊技機は13,054台(同4,746台減)で、いずれも当初計画(パチンコ58,000台・パチスロ28,000台)を下回った。研究開発費の増加も加わり、営業損益・経常損益・当期純損益はいずれも前期の黒字から赤字に転じた。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は前期比110億54百万円減(△32.0%)の235億42百万円。営業利益は前期の31億92百万円から39億2百万円の営業損失に、経常利益は34億6百万円から37億11百万円の経常損失に、当期純利益は25億68百万円から20億83百万円の当期純損失に、それぞれ転じた。1株当たり当期純利益(損失)は122.86円から△99.60円となった。要因は販売台数の計画未達に加え、新枠・新筐体の開発やパチスロ遊技機の開発ライン数増加により研究開発費が17億70百万円増加したこと。

項目2025年3月期(通期実績)2026年3月期(通期実績)増減
売上高34,597百万円23,542百万円△11,054百万円
営業利益(損失)3,192百万円△3,902百万円△7,094百万円
経常利益(損失)3,406百万円△3,711百万円△7,118百万円
当期純利益(損失)2,568百万円△2,083百万円△4,651百万円
1株当たり当期純利益(損失)122.86円△99.60円△222.46円
藤商事 2026年3月期 決算ハイライト
出典:藤商事 2026年3月期 決算説明資料 P.4

製品別(パチンコ・パチスロ)の状況

パチンコ遊技機は新規タイトル5機種を市場投入したが、年間販売台数は当初計画(58,000台)を下回る42,036台(前年同期比32,599台減、構成比76.3%)。パチスロ遊技機は新規タイトル2機種を市場投入し、販売台数は当初計画(28,000台)を下回る13,054台(同4,746台減、構成比23.7%)。合計販売台数は55,090台(前期比37,345台減)。

区分2025年3月期(構成比)2026年3月期(構成比)増減
パチンコ74,635台(80.7%)42,036台(76.3%)△32,599台(△4.4pt)
パチスロ17,800台(19.3%)13,054台(23.7%)△4,746台(+4.4pt)
合計92,435台(100.0%)55,090台(100.0%)△37,345台
藤商事 決算概況 損益計算書
出典:藤商事 2026年3月期 決算説明資料 P.8

通期業績予想(2027年3月期)

会社は2027年3月期の通期業績計画として、パチンコ57,000台、パチスロ28,000台、合計85,000台の販売台数を計画。売上高は395億円(前期比15,958百万円増、+67.8%)、営業利益30億円、経常利益30億円、当期純利益21億円を計画しており、前期の損失から黒字転換を見込む。1株当たり当期純利益は100.39円、配当性向(連結)は54.8%を計画。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(通期計画)増減
販売台数合計55,090台85,000台+29,910台(+54.3%)
売上高23,542百万円39,500百万円+15,958百万円(+67.8%)
営業利益(損失)△3,902百万円3,000百万円+6,902百万円
経常利益(損失)△3,711百万円3,000百万円+6,711百万円
当期純利益(損失)△2,083百万円2,100百万円+4,183百万円
1株当たり当期純利益(損失)△99.60円100.39円
藤商事 2027年3月期 通期業績計画
出典:藤商事 2026年3月期 決算説明資料 P.18

株主還元

2027年3月期は中間配当25円(普通配当)、期末配当25円(普通配当)に加えて2026年10月の創立60周年を記念した記念配当5円を実施し、年間配当金は55円を予定。2026年3月期の実績配当は50円だった。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(計画)
1株当たり配当金50円55円
内訳(中間)25円(普通配当)
内訳(期末)25円(普通配当)+5円(記念配当)
配当性向(連結)-%54.8%
藤商事 2027年3月期 配当金について
出典:藤商事 2026年3月期 決算説明資料 P.20

トピック(子会社の設立)

2026年4月10日、アニメIPへの造詣を深めることを目的として子会社「株式会社Gene Entertainment」(東京都千代田区、資本金3,000万円、出資比率100%)を設立。事業内容はアニメの音響制作、制作プロデュース、宣伝プロデュースおよび作品出資。

※本記事は藤商事が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次