※本記事はMRKホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
MRKホールディングスの2026年3月期(連結・通期)は、売上高212億30百万円(前期比0.4%増、78百万円増)、営業利益5億80百万円(同46.8%増、1億84百万円増)、経常利益9億66百万円(前期比138.3%、38.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9億30百万円(前期比365.9%、3.6倍)となり、売上高およびすべての利益項目で前期比増収増益を達成した。
連結業績(2026年3月期 実績)
営業利益の増減要因としては、売上総利益の増加分に加え、店舗関連費の減少や販促費等の減少がプラスに寄与した一方、人的資本の拡充に向けた投資、業務効率改善のための投資、売上増に伴う手数料等の増加がマイナス要因となった。粗利率の改善とコストの最適化を推進した結果、営業利益は前期比146.8%となった。

| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減額 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 21,230 | 21,152 | 78 | 100.4% |
| 売上総利益 | 15,919 | 15,789 | 129 | 100.8% |
| 営業利益 | 580 | 395 | 184 | 146.8% |
| 経常利益 | 966 | 698 | 267 | 138.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 930 | 254 | 675 | 365.9% |
財政状態
2026年3月末の資産合計は196億96百万円(前期末比5億5百万円減)。流動資産は136億31百万円(同7億6百万円減、貸付金・商品の減少)、固定資産は60億65百万円(同2億1百万円増、退職給付に係る資産・繰延税金資産の増加)となった。純資産は153億6百万円(同6億76百万円増)で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加等が要因。
| 項目 | 2026年3月末 | 2025年3月末 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 13,631 | 14,337 | △706 |
| 固定資産 | 6,065 | 5,864 | 201 |
| 資産合計 | 19,696 | 20,202 | △505 |
| 流動負債 | 3,860 | 4,677 | △817 |
| 固定負債 | 530 | 894 | △364 |
| 純資産 | 15,306 | 14,629 | 676 |
セグメント別の状況
主力の婦人下着及びその関連事業は、基幹商品である補整下着の新色発売が好評だったほか、教育・研修の実施による一人当たり売上高の向上、客単価の継続的な向上が寄与し、売上高は185億96百万円(前期184億81百万円)となった。セグメント利益は6億79百万円で前期の6億83百万円から微減となったが、当社グループの組織再編に係る一過性費用94百万円を除いた実質ベースでは7億73百万円となり増益。マタニティ及びベビー関連事業は、在庫適正化を目的とした新商品投入の抑制により売上高は10億85百万円(前期12億41百万円)と減収となったものの、広告宣伝費等のコスト最適化により、セグメント利益は3百万円(前期△61百万円)と黒字転換を達成した。婚礼・宴会関連事業は、グランフェスタ博多の認知度向上により集客力がアップし、売上高は10億円(前期8億76百万円)に増収。固定費削減や運営効率向上により、セグメント利益は△63百万円(前期△179百万円)となった。その他(主に美容関連事業)は、スタイリストの退職・獲得難により席稼働が低下し、売上高5億89百万円(前期6億15百万円)、セグメント利益△40百万円(前期△37百万円)と減収減益となった。
| セグメント | 売上高 2026年3月期 | 売上高 2025年3月期 | セグメント利益 2026年3月期 | セグメント利益 2025年3月期 |
|---|---|---|---|---|
| 婦人下着及びその関連事業 | 18,596 | 18,481 | 679 | 683 |
| マタニティ及びベビー関連事業 | 1,085 | 1,241 | 3 | △61 |
| 婚礼・宴会関連事業 | 1,000 | 876 | △63 | △179 |
| その他(主に美容関連事業) | 589 | 615 | △40 | △37 |

店舗展開・トピック
婦人下着及びその関連事業では、店舗展開の見直しと顧客満足度向上を目的とした出店・移転を推進し、期初205店舗から新規出店1店舗、移転4店舗、閉鎖・統合18店舗を経て、期末は188店舗となった。EC売上高は26億70百万円(前期25億3百万円)となり、サプリメントやボディケア化粧品の定期販売サービスの件数増加により売上高が前期比6.7%増と好調に推移した。2027年3月期の主な取組みとして、新規顧客獲得の強化や店舗の業務効率向上、商品力強化に加え、RIZAPグループとのシナジー強化を掲げている。

通期業績予想(2027年3月期)
会社は2027年3月期の連結業績予想として、売上高225億円(前期比106.0%、12億69百万円増)、営業利益20億円(同344.8%、14億19百万円増)、経常利益21億円(同217.3%、11億33百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益13億円(同139.8%、3億69百万円増)を見込んでいる。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) | 増減額 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 21,230 | 22,500 | 1,269 | 106.0% |
| 営業利益 | 580 | 2,000 | 1,419 | 344.8% |
| 経常利益 | 966 | 2,100 | 1,133 | 217.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 930 | 1,300 | 369 | 139.8% |

株主還元
本資料では配当金額や配当性向等の具体的な株主還元方針についての開示は無い。キャッシュ・フロー計算書では、財務活動によるキャッシュ・フローの主な要因として、長期借入金の返済に加え、自己株式の取得による支出が計上されている。
SDGsの取組み
同社はファンデーション回収による100%リサイクルのサーマルリサイクル活動、ピンクリボン運動への参加、自社施設への太陽光発電設備の設置、女性活躍推進に向けた人事制度の見直し、商品SKUの最適化による過剰在庫・廃棄の発生抑制など、社会課題の解決と事業成長の両立を目指したSDGsの取組みを推進している。
※本記事はMRKホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。