JBCCホールディングス

JBCCホールディングス、2026年3月期は4期連続増収増益で5期連続最高益 2027年3月期は6期連続最高益と営業利益率11%以上を計画

決算サマリー 2026.08.15
JBCCホールディングス、2026年3月期は4期連続増収増益で5期連続最高益 2027年3月期は6期連続最高益と営業利益率11%以上を計画

※本記事はJBCCホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

JBCCホールディングス株式会社は2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績で、売上高76,019百万円(前期比8.8%増)、営業利益7,308百万円(同18.7%増、営業利益率9.6%)、経常利益7,469百万円(同18.3%増、利益率9.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,353百万円(同16.3%増、利益率7.0%)を計上し、4期連続の増収増益、5期連続の最高益更新を達成した。中期経営計画「CHALLENGE 2026」の当初売上高目標720億円を1年前倒しで達成し、売上高に占めるストックビジネス比率も50%を超え安定した収益基盤を確立したとしている。2027年3月期は売上高795億円(同4.6%増)、営業利益87億円(同19.7%増)、営業利益率11%以上を計画し、5期連続増収増益・6期連続最高益・6期連続増配(1株当たり配当金50円)を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は主力の情報ソリューション区分(SI・サービス・システム)が牽引し76,019百万円(前期比8.8%増)。営業利益は7,308百万円(同18.7%増)で、営業利益率は9.6%(同0.8pt改善)。経常利益は7,469百万円(同18.3%増、利益率9.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,353百万円(同16.3%増、利益率7.0%)となった。いずれも2026年1月30日公表の業績予想(売上高76,000百万円、営業利益7,300百万円、経常利益7,500百万円、当期純利益5,250百万円)に対し、進捗率100.0%・100.1%・99.6%・102.0%で着地した。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比
売上高76,019百万円69,868百万円8.8%
営業利益(利益率)7,308百万円(9.6%)6,155百万円(8.8%)18.7%(+0.8pt)
経常利益(利益率)7,469百万円(9.8%)6,314百万円(9.0%)18.3%(+0.8pt)
親会社株主に帰属する当期純利益(利益率)5,353百万円(7.0%)4,603百万円(6.6%)16.3%(+0.5pt)

事業セグメント別の状況

事業セグメントは、情報ソリューション(SI・サービス・システム)と製品開発製造の2区分。注力事業のクラウド・セキュリティが市場成長を大きく上回り業績を牽引したサービス事業、超高速開発の正常化に加え従来型開発も堅調に推移したSI(システム開発事業)がいずれも二桁増収増益となり、情報ソリューション区分は売上高73,879百万円(前期比8.8%増)、売上総利益23,055百万円(同16.7%増)、売上総利益率31.2%(同2.1pt改善)となった。一方、システム事業はクラウド移行の進展により中長期的に縮小傾向にあり、売上高11,060百万円(同9.1%減)、売上総利益2,399百万円(同5.9%減)となったが、売上総利益率は21.7%(同0.7pt改善)。製品開発製造事業は上期のプリンター入れ替え需要の重なりにより収益性が低下し、売上高2,140百万円(同8.5%増)に対し売上総利益率は53.1%(同8.2pt低下)となった。全社合計では売上高76,019百万円(同8.8%増)、売上総利益24,192百万円(同15.4%増)、売上総利益率31.8%(同1.8pt改善)。

事業売上高(百万円)前期比売上総利益(百万円)前期比売上総利益率前期比
情報ソリューション73,8798.8%23,05516.7%31.2%+2.1pt
 うちSI(システム開発事業)19,13512.0%7,16335.8%37.4%+6.6pt
 うちサービス事業43,68313.0%13,49213.0%30.9%+0.0pt
 うちシステム事業11,060△9.1%2,399△5.9%21.7%+0.7pt
製品開発製造事業2,1408.5%1,136△6.0%53.1%△8.2pt
合計76,0198.8%24,19215.4%31.8%+1.8pt
2026年3月期 事業セグメント別概況
出典:9889_JBCCホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、中期経営計画「CHALLENGE 2026」の最終年度として、売上高795億円(前期比4.6%増)、営業利益87億円(同19.7%増、営業利益率11%以上)、親会社に帰属する当期純利益60億円(同12.9%増)を計画する。1株当たり配当金は前期比8円増配の50円を予定。注力事業「クラウド」「セキュリティ」「超高速開発」のさらなる進化・深化に加え、生成AIの急速な広がりを次の成長機会と捉え、中長期の“稼ぐ力”を強化する戦略投資を本格化する方針を掲げる。計画を達成すれば5期連続増収増益、6期連続最高益、6期連続増配となる。

項目予想(2027年3月期)前期実績(2026年3月期)前期比
売上高795億円(79,500百万円)760億円(76,019百万円)4.6%
営業利益(利益率)87億円(8,745百万円)/11.0%以上73億円(7,308百万円)/9.6%19.7%
親会社に帰属する当期純利益60億円53億円(5,353百万円)12.9%
1株当たり配当金50円42円+8円
2027年3月期 業績予想
出典:9889_JBCCホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料 P.8

中期経営計画「CHALLENGE 2026」進捗

最終年度(2027年3月期)目標は、売上高795億円以上(2026年1月30日に745億円から上方修正)、営業利益率11%以上、ROE20%以上、配当性向45%以上。2026年3月期実績は、ROE21.8%、営業利益率9.6%、配当性向48.6%、EPS成長率(2024年3月期→2026年3月期のCAGR)30.3%、DOE10.5%、2026年3月末時点のPBR2.9倍となった。注力事業(クラウド・セキュリティ・超高速開発)の売上高構成比は2025年3月期の36%から2026年3月期は43%に拡大し、ストックビジネス比率は同46%から51%に拡大した。

中期経営計画「CHALLENGE 2026」事業構造変革の進捗
出典:9889_JBCCホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料 P.29

株主還元

2026年3月期は自己株式取得30億円を実施(2025年10月31日~2026年3月16日、東京証券取引所における市場買付、当社における過去最大規模の取得価額)。期末配当は公表値から7円増配し、1株当たり期末配当は18円から25円に、通期配当は35円から42円となった。配当性向は48.6%。成長投資は30億円規模を計画し、人的資本への投資10億円、IT/設備投資や成長企業・新興企業投資の検討に20億円を充てる方針。2027年3月期は1株当たり配当金50円(前期比8円増配)を予定し、6期連続の増配となる見通し。

項目2025年3月期2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり配当金33.5円42円50円
配当性向46.2%48.6%開示なし
自己株式取得額999百万円2,999百万円開示なし
総還元性向77.3%104.7%開示なし
株主還元と成長投資 2026年3月期実績
出典:9889_JBCCホールディングス_2026年3月期_通期_説明資料 P.44

※本記事はJBCCホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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