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アイエックス・ナレッジ、2026年3月期は売上高6.7%増・営業利益18.2%増 年間配当は50円へ増配

決算サマリー 2026.08.22
アイエックス・ナレッジ、2026年3月期は売上高6.7%増・営業利益18.2%増 年間配当は50円へ増配

※本記事はアイエックス・ナレッジが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アイエックス・ナレッジ(東証スタンダード市場・9753)は2026年5月27日、2026年3月期の決算説明会資料を公開した。売上高は24,351百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は2,207百万円(同18.2%増)の増収増益となった。システム開発案件や、システム運用、基盤・環境構築案件の受注拡大により増収となり、技術者単価向上による売上高の増加に加え、継続的な販管費の抑制により増益を確保した。年間配当金は前期の40円から10円増の50円とした。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高への影響要因としては、金融機関や通信事業者向けシステム開発案件の拡大によるシステム開発売上の増加と、社会公共分野の基盤・環境構築案件の増加によるシステム運用、基盤・環境構築売上の増加を挙げている。営業利益面では、技術者単価向上による売上高増加、プロジェクトモニタリング強化による適正な原価管理、戦略的な投資による販管費の抑制が寄与した一方、資産除去債務の見直しによる利益減があった。親会社株主に帰属する当期純利益は1,714百万円(前年同期比29.3%増)で、特別利益として固定資産売却益(57百万円)を計上している。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高24,351百万円22,828百万円6.7%
売上総利益5,027百万円4,548百万円10.5%
売上総利益率20.6%19.9%
販売費及び一般管理費2,819百万円2,681百万円5.2%
営業利益2,207百万円1,867百万円18.2%
経常利益2,318百万円1,950百万円18.9%
親会社株主に帰属する当期純利益1,714百万円1,326百万円29.3%
2026年3月期 経営成績。売上高24,351百万円、営業利益2,207百万円、経常利益2,318百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,714百万円
出典:アイエックス・ナレッジ 2026年3月期 決算説明会資料 P.10

財政状態は、2026年3月31日時点の総資産が16,343百万円(対前期末+1,273百万円)、純資産は11,883百万円(構成比72.7%)となった。キャッシュ・フローは営業活動によるプラス1,558百万円(税金等調整前当期純利益2,376百万円、法人税等の支払▲771百万円など)を主因に、現金は期首の6,435百万円から期末7,426百万円に増加した。

品目別・エンドユーザー業種別の売上構成

品目別では、開発が16,521百万円(増減額+1,014百万円、構成比67.9%)と最も大きく、運用が5,607百万円(同+436百万円、構成比23.0%)、コンサルが2,220百万円(同+74百万円、構成比9.1%)だった。エンドユーザー業種別では、産業・サービスが8,043百万円(増減額+596百万円、構成比33.0%)、情報・通信が7,189百万円(同+100百万円、構成比29.5%)、証券・金融が6,101百万円(同+731百万円、構成比25.1%)、社会公共・土木建築が3,016百万円(同+95百万円、構成比12.4%)となった。また、DX案件売上高は10,438百万円(前期9,185百万円、増減額+1,253百万円)で、売上高に占める割合は42.9%(前期40.2%)に上昇。取得資格数(累計)は669資格から756資格に増加した。

品目指標2026年3月期2025年3月期
コンサル売上高2,220百万円2,145百万円
開発売上高16,521百万円15,507百万円
運用売上高5,607百万円5,171百万円
DX案件売上高(再掲)売上高10,438百万円9,185百万円
品目別売上構成。開発16,521百万円、運用5,607百万円、コンサル2,220百万円で売上高合計24,351百万円
出典:アイエックス・ナレッジ 2026年3月期 決算説明会資料 P.12

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、売上高25,102百万円(増減率3.1%)、営業利益2,326百万円(同5.4%)、経常利益2,397百万円(同3.4%)の増収増益を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は1,614百万円(同▲5.8%)の予想。なお、2026年3月期に適用を受けた賃上げ促進税制は、2027年3月期の業績予想には含まれていない。

項目2027年3月期 予想2026年3月期 実績増減率
売上高25,102百万円24,351百万円3.1%
売上総利益5,446百万円5,027百万円8.3%
営業利益2,326百万円2,207百万円5.4%
経常利益2,397百万円2,318百万円3.4%
親会社株主に帰属する当期純利益1,614百万円1,714百万円▲5.8%
2027年3月期 業績予想。売上高25,102百万円、営業利益2,326百万円、経常利益2,397百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,614百万円
出典:アイエックス・ナレッジ 2026年3月期 決算説明会資料 P.29

株主還元

2026年3月期の配当金は50円と、前期の40円から10円増となった。2027年3月期の配当金は50円を予想している。

項目2026年3月期2025年3月期2027年3月期 予想
配当金50円40円50円

中期経営計画・トピック

中期経営計画は3ケ年のローリング方式で、5~10年後を見据えた中期経営方針として「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」を掲げる。中期業績目標では、2027年3月期に売上高25,102百万円・営業利益2,326百万円、2028年3月期に売上高25,850百万円・営業利益2,340百万円、2029年3月期に売上高26,900百万円・営業利益2,490百万円を目指す。トピックとしては、2025年10月にNTTデータの「コアビジネスパートナー」に認定(認定期間:2025年10月1日~2026年9月30日、当社を含め10社が認定)されたほか、2026年5月には社会インフラ分野において高い実績と専門性を有する株式会社スタイル(福島県いわき市)を子会社化し、茨城エリアにおける開発拠点やビジネスパートナー網との高い親和性を活用して、より付加価値の高いサービスの提供を目指すとしている。

中期業績目標。2026年3月期実績の売上高24,351百万円・営業利益2,207百万円から、2029年3月期に売上高26,900百万円・営業利益2,490百万円を目指す
出典:アイエックス・ナレッジ 2026年3月期 決算説明会資料 P.30

※本記事はアイエックス・ナレッジが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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