※本記事は白洋舎が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
白洋舎は2025年12月期の連結決算で、レンタル事業における法人得意先の堅調な稼働に支えられ増収となった。営業利益・経常利益は価格改定などによりコスト増を吸収し、経常利益は過去最高益を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益の減少により前期比で減少したが、繰延税金資産の追加計上により計画比では増加した。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は44,625百万円(前期比+2.4%)、営業利益は2,397百万円(同+4.4%)、経常利益は2,601百万円(同+4.0%)といずれも増収増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は2,133百万円(同▲3.7%)で、計画(1,950百万円)に対しては+9.4%の増益だった。
| 項目 | 2025年実績 | 2024年実績 | 前期比 | 2025年計画 | 計画比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 44,625 | 43,580 | +2.4% | 44,000 | +1.4% |
| 営業利益 | 2,397 | 2,295 | +4.4% | 2,350 | +2.0% |
| 経常利益 | 2,601 | 2,501 | +4.0% | 2,570 | +1.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,133 | 2,215 | ▲3.7% | 1,950 | +9.4% |
※2025年計画は2024年12月期決算短信(2025年2月14日開示)記載の修正前業績予想数値。単位:百万円。

セグメント別(事業別)の状況
クリーニング事業は天候要因による来店客数減少の影響を受けつつも、店舗・拠点の再編や集配ルート最適化などの事業構造改革により営業利益は過去最高水準を維持した。レンタル事業はインバウンド需要を背景としたホテルの堅調な稼働に加え、ユニフォームレンタル部門でも食品分野の衛生意識向上に伴う需要を取り込み、価格の適正化によりコスト増を吸収して増益基調を維持した。なお2022年度および2024年度に実施したグループ会社の管理区分変更に伴う組み換えを各年度業績に反映している。
| 事業 | 指標 | 2025年実績 | 2024年実績 |
|---|---|---|---|
| クリーニング | 売上高 | 16,659百万円 | 16,581百万円 |
| クリーニング | 営業利益 | 1,802百万円 | 1,807百万円 |
| クリーニング | 営業利益率 | 10.8% | 10.9% |
| レンタル | 売上高 | 27,055百万円 | 25,885百万円 |
| レンタル | 営業利益 | 2,402百万円 | 2,135百万円 |
| レンタル | 営業利益率 | 8.9% | 8.2% |


通期業績予想(2026年12月期)
リネンサプライ部門の成長を背景に連結売上高は中期経営計画の修正目標(44,800百万円)を上回る45,800百万円を見込み、営業利益・経常利益とも増益を計画している。
| 項目 | 2025年実績 | 2026年予想 | 2025年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 44,625 | 45,800 | +1,175 |
| 営業利益 | 2,397 | 2,500 | +103 |
| 経常利益 | 2,601 | 2,700 | +99 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,133 | 2,450 | +317 |
株主還元
2025年12月期の年間配当は期初予想より増配し、1株当たり80円(普通配当70円、記念配当10円を含む)を実施予定。2026年12月期は100円配当を予想し、株主還元の継続的な拡充を明確化している。今次中計期間中の株主還元方針は「段階的な配当水準引き上げ」としている。

中期経営計画(2024年~2026年)
2023年12月期(前中計最終年)実績はROE27.0%、自己資本比率25.1%、PBR1.07倍だったのに対し、2025年12月期実績はROE18.4%、自己資本比率36.1%(中期経営計画目標30.0%を最終年度を待たずに達成)、PBR0.95倍となった。売上高は44,625百万円、経常利益は2,601百万円で、中期経営計画の修正目標(売上高44,800百万円、経常利益2,700百万円)に着実に接近している。財務面では借入金圧縮を進め、2025年12月期末の借入金は8,974百万円(2024年12月期末9,834百万円)となった。
※本記事は白洋舎が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。