※本記事は日本BS放送が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
日本BS放送の2025年8月期(連結)は、売上高11,812百万円(前期比3.5%減)、営業利益1,932百万円(同7.3%減)、経常利益1,985百万円(同5.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,345百万円(同7.6%減)となり、減収減益だった。個別(単体)ベースではタイム収入・スポット収入がともに減少した。2026年8月期は連結で増収を計画する一方、営業利益・経常利益・当期純利益は減益を計画している。
連結業績(2025年8月期 実績)
売上高は、放送事業収入が△338百万円、その他収入(子会社)が△110百万円となったこと等により11,812百万円(前期比3.5%減)となった。売上総利益は5,628百万円(同2.5%減)。営業利益は1,932百万円(同7.3%減)、経常利益は1,985百万円(同5.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,345百万円(同7.6%減)だった。会社計画(連結)に対しては、売上高が4.1%下回り、営業利益は3.6%下回り、経常利益は2.3%下回り、当期純利益は4.4%下回った。
| 項目 | 2025年8月期(当期) | 2024年8月期(前期) | 前期比・増減額 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,812百万円 | 12,241百万円 | △3.5%(△428百万円) |
| 売上総利益 | 5,628百万円 | 5,772百万円 | △2.5%(△143百万円) |
| 営業利益 | 1,932百万円 | 2,083百万円 | △7.3%(△151百万円) |
| 経常利益 | 1,985百万円 | 2,097百万円 | △5.3%(△112百万円) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,345百万円 | 1,455百万円 | △7.6%(△110百万円) |
売上区分別実績(個別)
個別(単体)ベースの売上高は11,039百万円(前期比2.8%減)。区分別ではタイム収入が8,155百万円(同1.3%減)、スポット収入が2,038百万円(同10.2%減)、その他が845百万円(同2.4%増)だった。資料は、タイム収入について前期放送の大型スポーツ特番の反動減がある中、公営競技や持込番組のセールスが好調に推移したこと、スポット収入について日中帯を中心としたドラマコンテンツの編成戦略強化により復調の気配があるものの前期比で減少したこと、その他について前年好調だったアニメ製作委員会の出資配当収入の反動減があったものの配信事業収入等が好調に推移したことを挙げている。
| 区分 | 2025年8月期(当期) | 2024年8月期(前期) | 増減額 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| タイム収入 | 8,155百万円 | 8,262百万円 | △107百万円 | △1.3% |
| スポット収入 | 2,038百万円 | 2,269百万円 | △231百万円 | △10.2% |
| その他 | 845百万円 | 825百万円 | 20百万円 | 2.4% |
| 売上高計 | 11,039百万円 | 11,357百万円 | △318百万円 | △2.8% |

2026年8月期 通期業績予想
連結の2026年8月期通期計画は、売上高12,576百万円(前期比6.5%増)、営業利益1,804百万円(同6.6%減)、経常利益1,888百万円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,306百万円(同2.9%減)。個別の通期計画は、売上高11,800百万円(前期比6.9%増、うちタイム収入8,358百万円・同2.5%増、スポット収入2,186百万円・同7.3%増、その他1,254百万円・同48.3%増)、営業利益1,800百万円(同9.5%減)、経常利益1,886百万円(同7.7%減)、当期純利益1,305百万円(同7.7%減)を計画している。
| 項目 | 2026年8月期(連結・計画) | 2025年8月期(連結・実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 12,576百万円 | 11,812百万円 | 6.5% |
| 営業利益 | 1,804百万円 | 1,932百万円 | △6.6% |
| 経常利益 | 1,888百万円 | 1,985百万円 | △4.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,306百万円 | 1,345百万円 | △2.9% |

株主還元
配当性向40%程度を基準として株主還元の拡充を図る方針で、年1回の期末配当を行うことを基本としている。年間配当は2020年8月期20円、2021年8月期20円、2022年8月期20円、2023年8月期26円、2024年8月期30円、2025年8月期30円で推移し、2026年8月期は期末配当金30円を計画している。配当性向は2025年8月期実績39.7%、2026年8月期計画40.9%となっている。
| 期 | 年間配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2020年8月期 | 20円 | 23.9% |
| 2021年8月期 | 20円 | 19.1% |
| 2022年8月期 | 20円 | 22.3% |
| 2023年8月期 | 26円 | 33.4% |
| 2024年8月期 | 30円 | 36.7% |
| 2025年8月期 | 30円 | 39.7% |
| 2026年8月期(計画) | 30円 | 40.9% |

中長期の取り組み
会社は2030年に向けて、事業の多角化により売上高130億円超・営業利益率20%超の達成を目指す方針を示している。放送事業を軸に、アニメや配信をはじめとした成長事業分野・新規事業分野を強化するとしている。売上高全体に占める放送事業収入・その他事業収入のシェア率は、その他事業収入について2025年8月期実績の7.7%から2030年計画では15%超を目指すとしている。また、財務健全性を維持しつつM&Aや資本業務提携等の投資機会を慎重に検討していくとしている。

※本記事は日本BS放送が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。